秋っぽい日が続く毎日、冬みたいに冷えた冷房の効く部屋で春から社会人の俺がベボベの配信LIVEを視聴したらテンアゲで目の前が夏
随分と秋っぽくなってきましたね。お元気ですか。お久しぶりのオールドマンです。月イチで書いて投稿してきたブログが途切れ、一時は生存説も囁かれましたが生きてます。オールドマンです。
今回は「秋っぽい~」のタイトル通り、ベボベの配信LIVEを視聴したブログです!感想に乾燥を施し完走させた...(チャンチャチャチャン)俺の文をよろしくどうぞ!その前に以下セトリ!
- senkou_hanabi
- SUMMER ANTHEM
- MC
- BREEEEZE GIRL
- Good bye
- Fragile Baby
- Transfer Girl
- MC
- short hair
- 転校生
- MC
- プールサイダー
- 海になりたい part.2
- CRAZY FOR YOUの季節
- ドラマチック
- 「senkou_hanabi」を聴いてガチ泣き
- 「SUMMER ANTHEM」で目の前が確信の夏
- 「Good bye」と「Fragile Baby」を演奏するという無限の可能性を秘めたスリーピースバンドについて考えたら、解答は「とにかく夏」だった
- 「海になりたい part.2」を披露するとか熱すぎ体温上昇in微熱ボーイでワロタ
- まとめ
「senkou_hanabi」を聴いてガチ泣き
ベボベの中で僕はこの曲が好きなんすよ。歌詞の中で繰り広げられる様々な生徒の夏の物語。その行く先が花火のような光を放つ青春の日々…っていう、もうその過去があるだけで涙モンなんすよね。
(流石に今は泣かんやろ)って思いながら聴いとったらギタードラムベースが輝くフレーズを放って耳を伝った後に泣きました。
自分が社会人になってあの日々が過去のものになったことが一番デカいなと。そう思うとジーンときましたね。震えに震えてガチ泣きDAYSでした。
それと、演奏面でグッときたのはアウトロの一瞬のタメからのブレイクするところ。一拍空けて音を鳴らすのが僕は好きなんすよ。で、ドーンっ!と鳴らされる音。気持ち良すぎてガチ絶頂。ベボベのこういうとこ好きっす。(唐突な告白)
「SUMMER ANTHEM」で目の前が確信の夏
2曲目にして夏全開なカップリング曲を持ってくるところ、今回のテーマに沿って最高やなぁと興奮してました。
そしてこの曲が2カポなこと。それも興奮の材料っしたね。特にサビのコード進行がA→E→D→Dm→Eっていうね。ローコードで進んどるとは言え、この形が「SAYONARA-NOSTALGIA」と同じルートをなぞっとるのが中々に渋い。同じ夏ソングやし。
ギターをやっとる身として小出さんの手元を見るのが好きなんですけど、それに気付いた時の興奮は忘れられんすね。最高っすわ。
それでいて聴いたら目の前が夏でした。あざす。
「Good bye」と「Fragile Baby」を演奏するという無限の可能性を秘めたスリーピースバンドについて考えたら、解答は「とにかく夏」だった
ベボベのシングル「ELECTRIC SUMMER」に収録されとる「Good bye」を披露。おそらくスリーピースになってから初めてかと記憶。イントロのドラムのパターンを聴く限り「Summer Melt」かと思ったんすよ。そしたら危ないギターが響いて間違った解答にもろGood byeした。貴重な演奏を観させてもろたのよ。初期楽曲の披露ガチサンクス。
そして、これまたカップリングでシングル「yoakemae」に収録されとる「Fragile Baby」がここで投下!これまた危ないギターとベースの上がってく感じがもろそれで、俺のFragileがもろBabyでした。は?
どっちも小出さんがリードギターを弾きつつコードでいけるところは弾きまくると。これが中々にエグい。歌いながらこれやるとか変態。しかも、それを堀さんと関根さんのリズム隊が穴を埋めつつサウンドを引き立たせる。この具合がThis is サイコーにちょうどいいHONDA。
今回のLIVEを視聴してオールドマンは思いました。ツアーを重ねるにつれて「この曲やるの!?」と毎回驚かされとると。ベボベにできんことは無いなと勝手に思ってます。でも考えるんすよ。で気が付くと冬と春超えて夏。飽き(秋)がないんすよね。
「海になりたい part.2」を披露するとか熱すぎ体温上昇in微熱ボーイでワロタ
これって、小出さんはカポ6でギターを弾いとる記憶やったんすよね。でも今回は4カポやと。形で言うとキーはEなんすよね。サビ前が激しいコードチェンジの連続なんで、リードギターも兼務するっていう策なんかなって思うんすよね。そんな妄想が止まらず俺も絶賛海になりてぇ。え?
このブロックはとりわけ繋がりが濃くて、この曲のアウトロの堀さんのドラムが止まることなく「CRAZY FOR YOUの季節」へ行ったのも印象的で。どっかで観たことある繋ぎやと思ったらGrapeツアーでやってました。この繋がり鉄板??と思ったり。
それこそ、間に「short hair」を入れつつも転校生シリーズを2曲演奏したりね。
そんなこんなで興奮のあまり体温上昇な秋の夜ってな感じでありやした。
まとめ
今年の夏も去年同様に制限のある夏になったわけですが、LIVE配信を視聴しとる間だけはそんなことを忘れられました。音楽って改めて不思議な力を持っとるなぁと思う夜です。
それも夏バンドと呼ばれとるベボベやからこそでもあると思うんすよね。今回視聴した人はベボベの曲を聴いて夏が特別になったと言う人がほとんどやと勝手に思っています。
ある意味特別になった今年の夏に満足できる訳はなく、楽しくて思い出に残るっていうのが特別な夏なんすよ。その夏を曲の中で示してくれたベボベ。セトリの流れも踏まえて正にドラマチックそのものっす。大変満足できました。
そんなLIVEやったんで、僕はひたすらテンアゲで終始夏を演じてました。やっぱり夏って最高ですね!あっ!これぞ「LIVE IN LIVE(夏)」っていうことか!!うわ!!鳥肌!!
笑って泣いた赤い公園のラストLIVEは音楽の教科書に載るべきものとここに断言したい
赤い公園のラストLIVEを配信ながら視聴しました。赤い公園のLIVEを観るのは去年の夏に行われた配信LIVE以来でして。観る前からドキドキしてましたね。そんでもって、今回のサポートメンバーの一人に僕の大好きなバンドの一つであるBase Ball Bear(以下:ベボベ)のフロントマンの小出さんが参加しとったということで楽しみ極まりない現状でした。
でも解散するという事実は受け入れられないままこの日を迎えたんですよね。
- あの大学2年の冬の日
- 追い打ちをかけた「Highway Cabriolet」と大学3年のLIVEに行った日々
- 事態急変の2020年と大学4年の自分
- それ以来の赤い公園を観て笑って泣いた配信LIVE
- アルバム「純情ランドセル」に収録されとる曲がセトリの良いところに入っとること
- とは言え「絶対的な関係」~「絶対零度」の流れはいつ聴いても良き
- 最後は前向きに終わるこれこそ赤い公園クオリティ
- 最後に
あの大学2年の冬の日
僕が初めて赤い公園を聴いたのは2018年の9月15日。日にちまで覚えて気持ち悪いなと思った人がいると思いますが、この日に行われたLIVEというのがTalking Rock! FESというもので。あの音楽雑誌であるTalking Rock! が主催しとったフェスに友達と行きました。その時に出演しとったうちの1組が赤い公園やったんすよね。
ただハマったかと言えばそうでもなくて。本格的にハマったのは「消えない」のMVがYouTubeにアップされて少し経った2018年の11月辺り。連続再生のオススメ機能が初めて役に立ったんすよね。
そこから狂うように聴きまくって、気が付いたら1日1回聴かんとあかん身体になりました。良い意味で罪深ぇ…。それがあの冬の日やったんすよね。
追い打ちをかけた「Highway Cabriolet」と大学3年のLIVEに行った日々
そして「消えない」の他にも赤い公園の楽曲を聴き漁ったら見事にハマりましたね。それに追い打ちをかけたのが2019年の2月に上と同じようにYouTubeにてアップされた「Highway Cabriolet」でした。
あの曲から溢れ出す都市の夜に合う感じが自分の中でマッチして虜になったんですね。今も抜け切れずにいて未だにLINEのBGMにしてます。そして隠れながら「Highway Cabriolet」を広める活動を当ブログやTwitterやインスタでやってました。(!?)
そこから赤い公園の新体制初となるワンマンツアーを観に行って物販におったメンバーの方々と話したり、6月に開催されたサカエスプリングというライブハウスのサーキットLIVEも赤い公園を目当てで行ったり、12月のFUYUツアーもほぼ前列で観たりと大学3年の日々は赤い公園と共にありました。
事態急変の2020年と大学4年の自分
「絶対零度」がリリースされて新体制初のアルバムもリリース決定したと。しかもリリース日が僕の誕生日である4月15日やったんすよ。これは買うしかないと思った矢先にまさかのコロナウイルスの蔓延。そして緊急事態宣言が発令されたんでタワレコの店舗に行くことができんくなり、初めてタワレコのオンラインで注文したんすよね。実感ないままアルバムを楽しみつつ、ツアーも全部中止になって就活中やった自分も足止めを喰らいました。
でも内定を貰ってホッとした時に赤い公園が配信LIVEを行うとの情報をゲットしたんですよね。急いで入金して短い日にちの中で何回も視聴してブログを書きました。新曲「オレンジ」がカッコ良かったなぁ…って思ったらあの10月を迎えたんですね。
「青春」というテーマを基にベボベを主として卒論執筆真っ最中やった時に聞いた報せの衝撃は大きく、書く内容を変更しつつ追加する感じで赤い公園の曲を、もっと言えば津野さんの青春観を調べてまとめて反映させました。
そんなこんなで大学を卒業する3週間前に発信された解散という情報。僕の一つの青春が大学と共に終わったとそこで思った訳です。
それ以来の赤い公園を観て笑って泣いた配信LIVE
悲しいという気持ちが徐々に薄れていき、赤い公園の曲を聴くことが昔のように楽しめてきたのが今年の春。晴れて僕も社会人になり日々を生きながら観た赤い公園は前に観たあのLIVEと同じで、楽しそうに曲を演奏して歌うメンバーが眩しかったんすよね。そして変態的なアレンジも健在で笑いました。
アルバム「純情ランドセル」に収録されとる曲がセトリの良いところに入っとること
そんな「今更」なことばかりのLIVEで僕は「Canvas」に惚れました。春という季節を別れの視点で描き、それを歌い手の気持ち良いところにキーの最高到達点を持ってくるメロディーが上手い具合に融合されて終始胸が震えてました。改めて聴き漁らないとって思った夜でしたね。
とかとか、アルバム「純情ランドセル」の楽曲が良いところに配置されていて、このアルバムの秘密兵器感を楽しめたセトリでもありました。上で挙げた「Canvas」や「ショートホープ」に「西東京」もそうやし、「KOIKI」と「黄色い花」もセトリの場所が絶妙でしたね。こうやって聴いた曲をアルバムで聴き返すのもLIVEならではの醍醐味。この感じも懐かしかったです。
とは言え「絶対的な関係」~「絶対零度」の流れはいつ聴いても良き
今回の中で一番好きな流れがこの2曲でして。前回の配信LIVEでもこの流れがあって、その時も画面越しで独り興奮してました。
何が良いって「絶対的な関係」の荒々しいサウンドからアウトロを「絶対零度」のイントロに繋げて気が付いたらAメロに入っとるという流れなんすよ。この「えっ?いつ入ったの??」っていう流れが好きなんすよね。
しかも理子さんのゴスペル歌手のような腕の振り付け。今回はラスサビでやってましたね。あれが僕は好きです。それを見過ぎて僕の喉が塩分濃度振り切って常時乾いてました。
そんな塩分と糖分がぶつかり合った流れっちゅうのがこの2曲。いつ聴いても良いよなぁ…。
最後は前向きに終わるこれこそ赤い公園クオリティ
本編ラストに披露されたのは「オレンジ」でしたね。最後というのが透けて見える歌詞と曲調、もっと言えばその前のメンバー3人によるこれまでの感謝を伝えるMCからの演奏やったんで涙無しでは観れなかったです。僕は終始ジーンとしてました。
そんなこともあってアンコールで理子さんが「これで終わったら重いなぁ」と言う一幕があったんです。当事者が言うなら尚更やなぁと。
そんなアンコール明けは
- KILT OF MANTRA
- 黄色い花
- 凛々爛々
が演奏されまして。赤い公園が持つ本来の明るさがここで発揮された訳ですが、それをアンコールに持ってくるっていうのも最後にして最後らしさを無くしとるっていう感じがしました。言わば笑ってさよならができるなぁと。
「KILT OF MANTRA」の怖いものなしと言えるサウンドと「黄色い花」のバンド・観客の一体感。めっちゃ楽しい!と思わされてから爆音で鳴らされたのが最後に披露された「凛々爛々」で。前向きof前向きな曲が立て続けに演奏されて震えました。ファンやメンバーに対しての未来に希望を持たせるような選曲で悲しさが消えて終わる頃には笑顔でしたね。赤い公園の好きなところはそういうとこやと思い出した次第でした。
最後に
新曲も披露しつつ過去曲も披露していく。過去にリリースしたアルバムから満遍なく楽曲を選曲してLIVEを行う姿はいつもの赤い公園でした。その中に笑いがあって泣きもあると。これぞ赤い公園!と言わんばかりのLIVEで観とるこっちは楽しかったです。
思えば赤い公園を知ってからの日々というのは非常に色が濃いもので、赤い公園無しでは成り立たない日々もあったほどでした。夜に「Highway Cabriolet」を絶対聴かないといけない病気になったのもそれですし。この曲を音楽の教科書に載せてもらいつつ、LIVEの模様は映像は道徳の授業で取り扱ってほしい。文科省リアルに頼むで。
そうそう!やっぱりこれよ!この感じ!! っていう感覚のベボベのLIVE!安定のダイホ!!(セトリとネタバレ有)
どちゃくそぶりのベボベの現場LIVEをこれまたどちゃくそぶりのダイホ(ダイアモンドホール)で観た。梅雨真っ只中ながら雨は無し。どちゃ降りじゃないことが何より。
ライブハウスで観るLIVEは身体の空気が入れ替わる感覚がしてやっぱり良い。そうでなくっちゃが何回あっても足りない。あの爆音と目がおかしくなりそうな照明のあの感じすら懐かしくて愛おしい。「そうそう!この感じ!!」と言葉にできんのが非常に惜しい。そんな気持ちと勢いで文を打っとる当日の21時前。
もう興奮冷めやらぬまま書きます!ご了承を!
セトリ
- BREEEEZE GIRL
- short hair
- すべては君のせいで
- SCHOOL GIRL FANTASY
- THE CUT
- 風来
- SYUUU
- 真夏の条件
- changes
- Tabibito In The Dark
- ドライブ
- Stairway Generation
アンコール
- 新曲(体育座りという歌詞が特徴的やった記憶)
- PERFECT BLUE
開演から俺の目の前はなんとなく夏だった!!
いきなり「BREEEEZE GIRL」~「short hair」という始まり。この1カポCキー(C♯)の楽曲に弱い僕にとってこの流れはたまらんものでした。この夏曲の流れって5年前のデビュー10周年のツアーの時の「BREEEEZE GIRL」~「senkou_hanabi」っていう1カポ夏メドレー以来やないっすかね。知らんですけど。
で、初っ端から夏曲をブースターとして切り出していくこれがたまらんと。しかもこれが久しぶりの現場LIVEで演奏するって頭おかしいっすよ。ガチで。こんなん興奮以上興奮以下でもなんでもないただの興奮ですよ。は?
そんなことを思いながらただそこにある夏を実感しながら、実際にベボベが演奏するからこそ・歌うからこそ夏が感じられる。もうそんなん夏じゃん。クワバタオハラがおったらそこはもう大阪や。永野のネタと一緒。ベボベが歌ったらそこはもう夏なんよ。ただ梅雨明け前ということでなんとなくの夏をここでは味わいました。
日常に生きる少女は夏風ガールだった!!
いつもより人が少なく席が置かれていた異常空間Z状態でした。これをなんというっていう具合でガチ異常空間。
そんな異常空間で僕の斜め前にいた女性が久しぶりのLIVEということもあってか涙ぐんでいたんですよね。でも曲を聴いて拍手したり腕を振ったり。ちゃんとライブライブしとったんすよ。その姿を見てこっちまでジーンとしまして。
毎日を生きとる人にとってLIVEは、現実を忘れることのできる最高のエンターテイメントやと思うんです。ましてやライブハウスで一番化けるバンドがこうやってLIVEをする。これこそ文化やなぁと。それに触れたあの女性はあの瞬間だけ少女になってましたね。ベボベを混ぜて夏風ってましたわ。
やっぱりバンドって素晴らしい!!
今回のセトリはどちらかといえばLIVEの定番曲が多いセトリで、本来ならめっちゃ盛り上がる曲のオンパレードでした。それでいてお客さんを前にして鳴らすことの喜びすら感じられたんですね。確かにあの爆音と目がイカれそうな照明の感じが久しぶりながら愛おしくも感じたんですけど、やっぱりギターとドラムとベースが乗っかるこの感じが良いなぁと。CD音源以上に感じられるのはLIVEならではやないっすか。
しかも、曲一つ取ってもテイストは毎年違う訳で常に変化しとると。そのアレンジがたまらんくらいに最高でして。やっぱりバンドって素晴らしい!!そんな話なんすよね!
もうすぐ夏が来る!!
跳ねることもなければ声を出すこともないから汗はかかないかな~と思ってましたが、まさかの終わる頃には汗びっしょりというね。いきなり涼風ガールから始まったのも関係するんでしょうけども、中々にこれがエグかったっすね。
単純に熱気は意外にあったっていうのがまず第一。マスクもしとったことで空気が篭って蒸し蒸しやったのもあるでしょうし。こういったものが夏やなぁと感じたところであります。
それを決定づけた「PERFECT BLUE」という最後に演奏された楽曲。
久しぶりに生で聴いたんですけど、やっぱり良いっすね!この曲を聴くと夏を感じられますし、何より熱気のあるダイホと曲がクロスしてより季節を感じられました。シンプルに夏ってましたね。
本格的な夏がもうじきやってくると思うと興奮してきます。これぞ「もうすぐ夏が来る!!」やぞ!!言うてな!!
最後に
久しぶりのベボベのLIVEは身体に沁みましたね!ベボベのLIVEこそが活力剤でその源ということも改めて感じました。セトリもLIVEで盛り上がる曲を軸に構成されていましたし、今の現状を打破するようなものでもありましたね。
その中に佇む新曲「SYUUU」のただよらぬベテラン感は異様でした。曲が懐かしいからこそというか…。新曲ながらセトリに組み込んでもLIVE定番曲のような雰囲気があったんで、LIVEならではの発見やったなぁと思いましたね。
コロナ禍で小出さんの思考にも変化があったことをMCで話されてました。生きていれば良いことも悪いこともある。その波を受け入れて生きていく。そのようなニュアンスやったと記憶してます。「生きていく!イェーイ!」みたいじゃなくて、やはり生きることに対して辛いことがあっても今を楽しむことができたらそれはそれで良いんやないかなと。そんなことを思いましたし、改めてそのようなことを感じたLIVEでもありました。
でも早く声出して~!!ダイホのあの騒がしいLIVEが恋しいぜ!!!!!!
終わり!!!
大原櫻子のLIVEが最高過ぎて2部公演を通しで観た名古屋の5月の夜(ネタバレ有)
久しぶり(約1年3ヶ月ぶり)の現場LIVEを初めての大原櫻子でキメてきました!細かく言うと学生時代にリリイベで2回くらい観たんで実質それ以来ですけど、ワンマンは初めてやったんでその魅力と美しさにやられまくりました。虜になる瞬間に出会えてめちゃんこ嬉しかったっす。
そんなLIVEのネタバレも含んだ感想をつらつらと毎度の通り書いていきます
- セトリ
- いや、ダンサーシンガーソングライターでギターを弾くとか岡村靖幸みたいなことしとるやんけ
- 「Carnival!」や「REALITY SHOW」で90年代ポップスを再来させる愛知芸術劇場
- アルバム「Passion」の楽曲はLIVE化けするで要注意
- 「電話出て」の演出で飯三杯は軽くいける
- 弾き語りにて披露された「チューリップ」に2020年の全てが詰まっとった
- 最後に
セトリ
L編
- 透ケルトン
- 踊ろう
- STARTLINE
- Love Letter
- ちっぽけな愛のうた
- miss you tonight
- Carnival!
- #やっぱもっと
- 抱きしめる日まで
- チューリップ(弾き語りver)
P編
- Amazing!
- Shine On Me
- 未完成のストーリー
- Special Lovers
- 明日も
- 瞳
- I am I
- Sing Sing Sing
- REALITY SHOW
- 電話出て
- チューリップ(弾き語りver)
いや、ダンサーシンガーソングライターでギターを弾くとか岡村靖幸みたいなことしとるやんけ
エレキやアコギをかき鳴らし、かと思えばダンスをかましながら歌っとる。素直にエグいっす。
大原櫻子って言えばギター女子っていう印象でして、アコギをかき鳴らしとる姿でギターを始めた人がいるようにも感じます。新曲の「透ケルトン」ではエレキをかき鳴らしてロック歌手になりきっとったんすよね。
かと思えばこのお方は踊れるんすよ。しかもキレッキレのダンスを披露しとって尚且つ息が切れることなくメロディーもズレないという完璧さ。そしてかわいい。もうチートやん。踊って普通に歌うって普通に体幹が強くないとできないんすよ。そういった基礎的な筋力が備わり観る者を魅了する。それに魅了されたうちの1人がこのオールドマンなんですけどね。
いや、待てよと。ここまでやっとるのって岡村靖幸以来やないけ?と観とる時になりまして。前にDAOKOと曲をリリースした岡村ちゃんですけど、あの人も踊りながら歌ってますし、ギターも当然のようにかき鳴らして作詞作曲もやっとります。
こういった繋がりを目の当たりにしたんで、僕は大原櫻子こそが岡村ちゃんなのではないかと観ながら結論付けました。
ん?大原櫻子が岡村靖幸なのか岡村靖幸が大原櫻子なのか分からんくなったんで朝まで踊ってきます。
「Carnival!」や「REALITY SHOW」で90年代ポップスを再来させる愛知芸術劇場
プレートライトやペンライトでのフリフリや観客がダンスでLIVEに参加するのがバブル期に通ずるものしかなかったんすよね。見出しで挙げた2曲で皆さん踊ってましたが、声を出すことができない今のLIVE事情だからこそ演者達と一緒に踊って楽しむのは時代のニーズに合っとると思うんすよ。
そういったことであるとか、ライトを観客が揺らすと綺麗に観えるんです。僕は3階席から「綺麗やなぁ」って観てました。LIVEにこういったライト系はいるんかなって懐疑心があったんですけど、その思いも気がつけば消えてましたね。ライトは演者によりますけどやっぱり必要でもあるなぁと思います。
踊った曲はなんとなく90年代の楽曲の匂いを感じました。懐かしさがあって、尚且つノれるという。特に「miss you tonight」がもろそれで。なんとなくEXILEっぽいんすけど、めちゃめちゃジュリアナで流れとりそうな曲な感じがして終始僕は興奮してました。心の中の青田典子がテンアゲで踊り狂ってましたね。
そういった90年代ポップスが再来したと思わせた2公演でござしたね。
アルバム「Passion」の楽曲はLIVE化けするで要注意
去年の春前に僕は以下のブログを書きました。
その頃に聴き漁ったアルバムは何かと言われたら紛れもなく僕は「Passion」と答えれるくらい大好きなアルバムなんすよね。もしかして3食のご飯よりも好きかもしれないくらいです。
その大好きなアルバムが実際にLIVEで披露されるというのは贅沢の極みで、ものの見事に化けて化けましたね。音源よりも臨場感が伝わってアルバムの潜在的なポップさが一気に放っとったのも付け加えたいっす。シンプルに最高でした。
上の曲はもちろん好きですけど、Passion楽曲はLIVEの高揚感にピッタリハマってましたね。アルバム自体跳ねる曲が多いのもあって、どっちかと言えばLIVEで化ける曲が多い印象はありましたけど、まさかここまで化けるとは思いもしませんでした…。お見事です。ごちっす。
「電話出て」の演出で飯三杯は軽くいける
アウトロのノイズが切れて照明は暗転する感じがマジモンの鳥肌モン。LIVE化けしたなぁと思わせてくれた楽曲が「電話出て」でして。原曲が醸し出すあの危ない感じがLIVEやとより鮮明に映し出される形で歌われていて胸震えましたね。そんでもって大原櫻子に何か乗り移ったかのようにサビのシャウトが炸裂してました。これがもう最高で、作詞してくれた一青窈に全力で脱帽したい勢いです。
で、この曲のアウトロが曲から醸し出しとる悲しみを表すかのように荒々しい演奏をしとったんすよね。特にギター。歪ませた感じを残しながら白色の照明がサポートギターの草刈さんに当たり、演奏を終えたら照明も全部暗転するという。この演出に鳥肌しか立ちませんでした。「シンプルにヤバかった」この一言に尽きます。例えるなら以下の4コマ漫画の4枚目の感じ。リアルで体現しとった。
学園祭 ライブ 「葵」 pic.twitter.com/kcHtyQonLz
— 羊の目。@新刊発売中! (@odorukodomo8910) 2019年10月24日
デカイ音っていうのもあったんですけど、音響さんと照明さんと草刈さんの3人の息が合わないとピッタリで終わらんかった。それを考えるとLIVEならではの空気感を味わえたのもそうですし、迫力しか無かったあの現場におれたことと鳥肌しか立たなかった演出を観れたことがすごく嬉しかったです。
ほんとにあの場面だけで飯三杯いけます。(とにかく伝われ)
弾き語りにて披露された「チューリップ」に2020年の全てが詰まっとった
LとPの本編最後に披露されたのが弾き語りによる「チューリップ-Duo-」のバージョン。DuoというよりSoloやないかい。
曲の始まる前にできたきっかけを話してまして。2020年の止まった時の流れ、忘れられない親友の死を一語一句に気持ちを込めて話していて僕は込み上げるものがありました。
彼女自身が初めて単独で作詞作曲を行った曲がこの「チューリップ」というのがインタビューで分かると思いますが、それよりも踏み込んだ話をしてました。それが上の一語一句に気持ちを込めて話すというのに繋がります。
そんなこの曲の始まりは「ただいま」と部屋に帰ってきた疲れている主人公を演じていまして。さすが女優やなぁと思いながらその後はスイッチが入ったように美声を響かせ、ギターもコードを一つずつ鳴らしてました。丁寧にギターを弾いて歌う。その姿にジーンと来ました。
そしたら最後はアカペラで歌い上げる。あの時に歌った「今日もあなたが一番好き」という言葉に震えました。毎日頑張っとる人たちに向けてのアイラブユーが大原櫻子という人物を通すとその言葉になるって思うと胸が熱くなりましたね。それと同時に辛いことがあっても前を向くというのを託されたようで僕は背筋が伸びました。しかもそこをアカペラで歌い上げる。この人は一体何者なんだ!?そう思った本編最後でした。
最後に
シンプルに歌が上手くてダンスもキレッキレでギターも弾いて…ガチで岡村ちゃんなのよ。その上にかわいい。そしてメロディーがくっきりと分かる歌の感じ。彼女に誘われて行ったんですけど、一瞬で虜になってめっちゃハマりました。最近はアルバム「V」を鬼リピです。大原櫻子の沼は最高ですわ。
で、ここから僕のLIVEに対する思いをツラツラと書かせてください。1年強ぶりに有観客でのLIVEを観ましたけど、やっぱりLIVEは必要不可欠です。それを改めて思い知らされました。
LIVEに対していろいろと言われてますけど演者は生活がかかってますし、何より閉塞感のある日常に行われるLIVEこそ演者と観客は一つになれて嫌なことも忘れられる。これこそエンターテイメントでしょと。頑張っとる人に対して応援をする大切さと同じ現場で空気を吸うことの素晴らしさ。もちろん対策を行ってますし、観客はガチの「観る客」と化して何も発してない上に空調で調整かけて空気の流れも考えながら運営をしとることを僕は発信したい。
専用サイトにて座席も打ち込んで電話番号も入力した上で送信する。届いたメールを証拠として入場するからこそ徹底しとる現場があることも付け加えたい。後は追い追い何かしらのところで発信します。
そんな話です。僕にとっての久しぶりの現場LIVEが大原櫻子で良かったです。やっぱりLIVEって良いっすね!
次に来る火曜日のための修行LIVEこと「THE MATSURI SESSION」
2020年の5月4日のリベンジとなるNUMBER GIRL(以下:ナンバガ)とZAZEN BOYS(以下:ザゼン)の対バンが無観客ながら開催されまたね。待ってましたと言わんばかりの「日常に生きる少女」始まり。家にスピーカーが2つあるので2次元の世界がそこにありました。言うなりゃ異常空間。これこそZ。
そんなLIVEの感想を書いていきます!うおお(omoideの時の向井秀徳の咆哮)
- その前にセトリ
- 「透明少女」前の恒例MCに新しい口上が誕生!
- 新曲「排水管」にナンバガの全てが詰まっとる気がした火曜日の前の月曜日
- 「ポテトサラダ」~「はあとぶれいく」というアルバム「すとーりーず」の流れでふざける向井秀徳にガチで笑ってはいけない24時
- 「破裂音の朝」がこんなにも清々しいなんて…
- 向井秀徳がソロで弾き語りしたフィッシュアンドチップスの「忘れらんねぇよ」が思った以上にクセまみれで忘れることができんくて草
- 最後に
その前にセトリ
ナンバガ編
- 日常に生きる少女
- 鉄風 鋭くなって
- タッチ
- ZEGEN VS UNDERCOVER
- 透明少女
- YOUNG GIRL SEVENTEEN SEXUALLY KNOWING
- 水色革命
- 新曲(排水管)
- TATTOOあり
- OMOIDE IN MY HEAD
- I don’t know
ザゼン編
- 自問自答
- Honnoji
- HIMITSU GIRL’S TOP SECRET
- COLD BEAT
- Weekend
- ポテトサラダ
- はあとぶれいく
- 杉並の少年
- 破裂音の朝
- Asobi
アンコール
- 忘れられないの(サカナクションのカバー)
- KIMOCHI (ZAZEN BOYS with LEO今井)
「透明少女」前の恒例MCに新しい口上が誕生!
この曲を演奏する前に必ず向井秀徳がMCをするんですけど、その時に
例えばあの子は透明少女
って言うんすよね。それが定番になりつつあって、BiSHのアユニ・DのソロプロジェクトでもあるPEDROでもアユニ本人がその言葉を言って「透明少女」をカバーするということがありました。いわゆる定番なんすよね。
再結成後もそういった言葉は変化しながらも(Do it!とかありながらも)体裁は保たれて演奏しとったんすよ。それが今回は、
もし透明少女に会ったら伝えてくれ
必ず、迎えに行くって
やったんすよね。見えない少女に対して僕たちに投げかけられた言葉が妙にリアルで沁みました。キラキラ光っとるあの透明少女に俺も会って「迎えに行く」って言いてぇ。
その後はキレッキレの演奏で魅了してましたね。その瞬間、透明少女に水色が足されてある種の革命を起こしとったっていうのも付けときます。
新曲「排水管」にナンバガの全てが詰まっとる気がした火曜日の前の月曜日
果たして「排水管」というタイトルになるのかという問題ですけど、今後めっちゃ作り込まれて新曲としてリリースされたらそれはそれで面白いと思ったりしてます。それこそ「SAPPUKEI」の20年後を描く世界観の完成!これは異常空間Zだった!みたいな感じとか。ささやかな祈りを浮かべてます。
で、曲を聴く限り歌詞に「獣のようなスタイルで」「鋭くなって」といった言葉が出てくるんすよね。しかもコード進行がEm→C→G→DというのもあればEm→C→Dというコード進行もある。向井秀徳の手癖が炸裂しとったんすよね。あの鋭利なサウンドはこういった手癖によって生まれとるって思うと震えますわ。
今回の新曲も今までの手癖を駆使しつつ、かつ向井秀徳のキラーフレーズでもある「獣のようなスタイルで」が使われとると。この言葉はナンバガの「ZAZENBEATS KEMONOSTYLE」とザゼンの「自問自答」でも使われとったり、言わばここぞの場面でキメていく言葉でもあるんすよね。
「鋭くなって」は「鉄風 鋭くなって」というタイトルにもあったり、ナンバガを「鋭角サウンド」と表現する文をよく見るんですけど、要はバンドとサウンドを指しとるんすよね。故に存在自体も鋭いと。こじつけがひどいんですけど、そういった鋭さも兼ね備えとるからこそ説得力が増すという話で。久しぶりの「鋭い」が聴けて僕は満足です。
これが音源化されたら何回も聴いてまう自信しかないくらいのカッコ良さを兼ねとる。また聴きたいっすわ。えっ、いつまで聴けるって?えっ!5/17まで!?これは観るしかない!!聴くしかない!!
「ポテトサラダ」~「はあとぶれいく」というアルバム「すとーりーず」の流れでふざける向井秀徳にガチで笑ってはいけない24時
向井秀徳がいつも通りふざけとった。最初はそんなことなかったのに、アルバム「すとーりーず」のこの曲の流れから少しずつ全体の空気がほぐれてきたんすよね。ふざけの例として、
などそれはそれは様々でして。しかもそれを真顔で急にやるもんですから観とるこっちとしては笑いを堪えるのに必死なんすよね。実際に笑いましたけど、これが年末やったら永遠と1人ケツバットの刑に科されてました。ケツが赫い髪の少女は~って誰が透明少女や。
その中でも一番笑ったのはやっぱり「ポテトサラダ」の「はいはい!」の連打でしょう。一昨年観たザゼンのワンマンでこの合いの手を向井秀徳はやっとったんすよね。
それがここに来てまさかのパワーアップ。合いの手に力強さが加わると飲み会で重宝されやすいんですけど、今回の向井秀徳は正しくそのポジションを確実なものにしてましたね。そのうち酔った勢いで歌詞を「赤ちゃんがする四つん這い」にして向井秀徳が「う~、ハイハイ!」とかやってほしい願望すらあります。もう変態の域。
それはさておき、こういうのがあるからザゼンのLIVEはやめられんのすよね。何度も笑わせられて我慢できない24時。シンプルに好きですわ。
「破裂音の朝」がこんなにも清々しいなんて…
ザゼンのLIVEに過去2回行ったことがありまして、2回とも確実にLIVEでこの曲は演奏されました。記憶に残っとるはずながら改めて聴くと透明感があってモヤが取れるくらい清々しかったんすよね。多分、青色の照明効果もあって清涼感がマシマシやったと思うんですけど。それに伴って僕の中の何かが破裂したんですよね。あれなんですかね。(それってfor何?)
CD音源だと複雑に作り込まれているのが顕著に出ているんすよね。それがLIVE音源だとスカッと何かが抜ける感覚に陥るんすよ。やっぱり生だからっていうのもあると思うんですけど、複雑に作り込まれているのも忘れてしまうような清々しさが今回の「破裂音の朝」にはありましたね。何回でも聴きたくなる名曲ですわ。
向井秀徳がソロで弾き語りしたフィッシュアンドチップスの「忘れらんねぇよ」が思った以上にクセまみれで忘れることができんくて草
アンコールの一発目でまさかの弾き語りを披露!それもサカナクションの「忘れられないの」というね。サカナクションでボーカルを務める山口一郎も興奮しとったとツイートする勢い。
向井さんが「忘れられないの」をカバーしてくれるし、根尾選手が満塁ホームラン打つし、OMOIDE IN MY HEAD状態な一日でした。
— 山口 一郎 (@SAKANAICHIRO) 2021年5月4日
しかしながら一筋縄でいかんのが向井秀徳なんすよね。曲紹介で「フィッシュアンドチップスってバンドの『忘れられんっちゃんね』っていう曲をやります」って言ってリズムガン無視のカッティングでギターをかき鳴らしていったんです。反応しにくい上にノリにくい。オレ押さえと呼ばれる向井秀徳オリジナルのコードを駆使しとったのもあって、サカナクションながら向井秀徳っぽさもあったんすよね。
それがクセになっとって、フィッシュアンドチップスにカラシマヨネーズでも入れたんですか?の勢いで手が止まらんかったんすよ。ここまで来たらもはやかっぱえびせんやんの領域。すんごいエッチだ。
サビでは向井秀徳のファルセットが炸裂して僕も終始興奮してました。非常に良きでしたね。ごっつぁんですわ。
最後に
久しぶりのナンバガとザゼンのLIVEを配信ながら視聴して懐かしさが湧き上がりましたね。大学2年の時にナンバガにハマり、その年の冬にザゼンのLIVEを観に行き、毎年のように向井秀徳を中心としたバンドの音には現場や配信で触れてきました。今回の配信LIVEが今年初の触れ合いやったんで学生の時を思い出してジンワリしながら懐かしさが湧き上がって盛り上がりまくりましたね。良きですわ。
フロントマンが同じバンドによる対バンは初めて観たので「向井秀徳大丈夫かな」とか思いましたけど、普通にいつもの理解不能な感じがして謎に安堵でした。
早くナンバガの追加公演が観たいんで、とにかく開催できる状況になってくれぇ!!と願う俺のK・I・M・O・C・H・Iを聞いてくれぇ。
K・I・M・O・C・H・I
K・I・M・O・C・H・I
K・I・M・O・C・H・I
踊り場から青木宣親を込めて。えっ? 〜クリープハイプ「踊り場から愛を込めて」〜
クリープのアルバム「踊り場から愛を込めて」の大物感。どこから聴いても曲が面白い。切れ目のないアルバムっていうのはこのことか…と聴く度につくづく思う訳です。
それはまるで青木宣親のよう…ん?青木?
そうだ!!これは青木宣親だ!!
というわけで、今回はクリープの青木宣親アルバム「踊り場から愛を込めて」について書こうと思います。ちなみに青木選手は以下です。
責める歌詞だLIVEで輝くワンフレーズだ
「HE IS MINE」が注目されやすい。確かにこの曲が強い。それは間奏終わりに歌われる
今度会ったら何をしようか
今度会ったらキスをしようか
今度会ったら何をしようか
今度会ったら《セックスしよう》
という歌詞に出とる訳で。この最後のフレーズをLIVEやとボーカルの尾崎さんが歌わせるんすよね。
今度会ったら
って煽ってファンの人たちが
セックスしよう!!!
ってめっちゃ大きい声で叫ぶという。えっ、ライブハウスはラブホテルなんですか?というね。これも夏のせいにしてぇ。
そしてイントロのベース。LIVEやとエロいくらいにカッコいい。カオナシさんのベースになりてぇくらい。
後はこの曲の入り。口上というのが相応しいのか知らんが、尾崎さんの観客を震わせる言葉がたまらん。例えば…
Twitterでエゴサしてたら、女子高生が『明日お母さんと一緒にロッキン行くから頼むからあの曲だけはやるなよクリープハイプ』って呟いてたのでやります。(2018年のロッキンにて)
SHISHAMOのお客さんは若くてピュアなお客さんが多いので、セックスの歌を歌います。
あれ、雨降ってる?降ってんのか。
まぁ、濡れてる方が色々とヤリやすいので
セックスの歌うたいまーす。
(2019年の森、道、市場にて)
などなど。控えめに言って興奮できる。
詳しくはこの曲のコメ欄で。コメ欄とLIVE映像で二度美味しい。それがクリープの「HE IS MINE」。LIVEで輝く「セックスしよう」のフレーズ。まるで4番不在で任される青木宣親のよう。
(とは言っても演奏がテクい)
「最夜」の演奏がテクい。立体的四つ打ちサウンドが耳を包む訳ですけど、どことなく夜の本気ダンス(以下:夜ダン)っぽさをも感じれるんすよね。
夜ダンって踊れる楽曲が多いんですけど、それは縦ノリと四つ打ちを使い分けながらぶっといサウンドでやれとるのが理由やと勝手に思ってます。以下が「最夜」と近い曲かなと。
それをクリープがやってみたらっていう企画でやったような感じがこの曲。すんごい立体的やなぁって聴く度に思います。イントロの祭囃子のような感じがそうさせるのかもしんないっす。やからテクい。エロいも兼ね備えて「えっ!?そんなとこも!?」もなるのがこの曲。ボール球もヒットにしてまう青木宣親そのもの。
疾走る演奏
疾走感のある演奏の曲が数多くあります。1曲目の「リグレット」はモロそれに当てはまりますね。胸を揺さぶる忘れられない人を追いかけるようなリズムでグッときます。そして「美人局」もその一つで演奏の荒ぶりがすげぇ。こういうとこ好きですわ…。
「左耳」もそうですし、「SHE IS FINE」のクセになるギターのこの感じが気持ち良いっすよね。まるでベテランの域に達しながら未だに外野守備で全力を尽くして久しぶりのゴールデングラブ賞を獲得した青木宣親そのものっすね!
(夜に聴ける曲も揃っとる)
立体的四つ打ちサウンドの「最夜」もここに当てはまりますが、何より「ごめんなさい」と「山羊、数える」がその代表例になりますわね。前者は寝る前に謝らんくても…って思いますけど、この落ち着いたサウンドは寝る前に聴くのが相応しいって思ったりしてます。
そして後者は深夜3時に聴くと映えますね。寝る前に羊を数える人もいると思いますけど、ここではまさかの山羊(ヤギ)が登場という痛恨のミス。それでまた数え直すというオチ。これに関しては、日本語で羊を数えると発音の問題で余計に眠れんくなるとの見解があるんすよね。
英語で「one sheep,two sheep…」と数えた方が良いと。発音の問題に関わるんで上のリンクで詳しく見てくだせぇ。
嫌いという人見たことない
身近な人にアンケート(2人)しましたけど、嫌いという人は見たことないです。
(※スタッフが圧力をかけました)
それは冗談として、否定的な声はあまり聞かないですね。見かけないですし。まるで他球団の選手からも尊敬されて抜群のキャプテンシーを発揮しながら嫌いというファンを見たことがない青木宣親のようですね!!
最後に
ほんとに良いアルバムですね。切れ目なくストーリーが続くところもあり、一曲一曲が確立しとるから浮くことなく存在感を発揮できる。最高じゃないですか。青木宣親じゃないですか。(どの打順でもイヤラシさを出せる話です)
個人的な話として、目次の()の言葉は抜きに
責める歌詞だLIVEで輝くワンフレーズだ
疾走る演奏
嫌いという人見たことない
を青木宣親の応援歌のメロディーに合わせて歌うと当てはまるトリックとは程遠いトリックを置いてここで終わります。
「死ぬまで一生愛されてると思ってたよ」って若松監督が言ったら粗品が「メンタルヘルス」って叫んだ夜
バンドにおけるメジャーファーストアルバムって名盤が多いんすよね。読んでいる方の好きなバンドの1枚目もきっと素敵なアルバムであることは間違いないと思います。多分ですけど。
そんな1枚目のアルバムということでクリープハイプの「死ぬまで一生愛されてると思ってたよ」を今日は題材にします。フロントマンの尾崎さんがプロ野球のヤクルトファンということで、ヤクルトに絡めながら書いていきます。ではでは!
以下も是非是非!
- 宮本がバントして稲葉で打点を挙げる滑らかさが「イノチミジカシコイセヨオトメ」~「手と手」で無事に表現されて若松監督はニッコリ
- 「オレンジ」のインパクトがガチでアーロン・ガイエル過ぎてエグい
- 「身も蓋もない水槽」のイントロを聴いて耳に飛沫を浴びた後に風邪引いた
- 「蜂蜜と風呂場」の間奏~ラスサビのド頭で聴かれるクラップが気持ち良くてエクスタシー
- 最後に
宮本がバントして稲葉で打点を挙げる滑らかさが「イノチミジカシコイセヨオトメ」~「手と手」で無事に表現されて若松監督はニッコリ
2001年のヤクルトを振り返るんですけど、あの時の打線で何が良かったかって言うと宮本がバントして稲葉が高確率で打点を挙げるとこなんすよね。打点以外にもチャンスを広げるとこもでして。
っていうのも、稲葉という打者は左打者で引っ張りも流し打ちもできる広角打法のバッターやったんすよね。で、ランナーがおる時は引っ張りの方が良いんすよね。いわゆるランナーより遠いとこに打球が飛ぶと次の塁に行きやすい論理な訳です。
そんな専門的なとこは置いといて、ここで重要になるのが前を打つ宮本です。宮本がバントしてランナーを送ると得点圏で稲葉に打席が巡ります。リーグを代表する好打者の前に投手はピンチを迎えて、プレッシャーから失投して甘いコースを痛烈な一打で弾き返す。こうした稲葉らしさが出るのは宮本がいたからやと思ってます。ちなみにこの年の宮本のバント数は67を数えました。そうです、1シーズンでこの数は日本記録です。
そういった宮本と稲葉の同期コンビでの先制パンチがあったからこそこの年のヤクルトは強かった。これには若松監督もニッコリでしたわね。
「オレンジ」のインパクトがガチでアーロン・ガイエル過ぎてエグい
アルバムの4曲目にしてアルバムの軸となる場所に配置された「オレンジ」のインパクトがデカイんすよね。それまで荒ぶったサウンドから尾崎さんの声に絡まるように透き通ったバンドサウンドが鳴らされるという感じで。しかも聴くだけでオレンジ色を想起させる。これ何気にすごくないっすか。タイトルでそれを提示しながらちゃんと色を出しとる。そんなインパクトの強さ。これは正しく2007年~2011年までヤクルトに在籍したアーロン・ガイエルそのものやないっすか。
前屈みのフォームという「左版:田口壮」と言わんばかりの構えから無駄の無いインサイドステップで引っ張る。このような打者をプルヒッターって言いますけど、それを体現しとったバッターなんすよね。その姿は長距離ヒッターそのもの。来日1年目はボールもチームも引っ張り35本のホームランを放って最後までホームラン王争いしてました。
でも最終的には当時横浜に在籍しとった村田が引退登板の広島佐々岡からホームランを打って36本となり勝負あり。これが後の村田伝説というね。いや、なんの話。
でもバットに当たった時の打球の飛び具合はエゲツない。そのインパクトがガイエルにあるんすよね。そのガイエルを彷彿とさせるサビ始まり。演奏と一声目のインパクトがもろそれなんすよ。4曲目と打順の4番と掛け合わせてもガイエルやなぁと。リグスやラミレスやペタジーニでもホーナーでもない。ガイエルなんすよ。やから「オレンジ」は実質「ガイエル」。あのガイエルの光の先へ その先へ行くって超えてまっとるがな。
「身も蓋もない水槽」のイントロを聴いて耳に飛沫を浴びた後に風邪引いた
歌詞に「ガストロンジャーみてえだな」って出てくる「ガストロンジャー」とはエレカシの曲のことだと思われ。その曲もメロディーガン無視で怒涛の言葉責めで構築されとるというね。エレカシの宮本さんの言葉責めはエロいな…。
それは置いといて、イントロで尾崎さんが咳払いするんすよ。たまたまイヤホンでそこそこの音量で聴いとったんすよ。そしたら咳払い受けて耳が風邪引きました。耳にBluetoothのマスクして過ごしとるここ最近です。
「蜂蜜と風呂場」の間奏~ラスサビのド頭で聴かれるクラップが気持ち良くてエクスタシー
絶対LIVEで盛り上がる。間違いねぇ。ってかプーさんの前で蜂蜜の味がするなんて嘘ついたらピグレットになります。ご注意を。
冷静に考えたらこの曲って男のアレを咥えた女の人が苦いと言わずに空気を読んで「蜂蜜みたいな味がする」って言う話なんすよね。その女の人の気持ちが分かったのが風呂場じゃなくて歯医者での口を開いた時という。どんだけ開けとるんやて。カバやて。分かったて。
話は逸れるんですけど、セクシー男優である しみけんさん が過去にこのようなツイートをしてました。
☆精液の味☆
— AV男爵しみけん@4/25シコシコ超会議 (@avshimiken) 2015年1月23日
精液の味は食べ物に左右される。
コーヒーやアルコール→にがい
フルーツ類→まろやか~
ベジタリアン→サラッ
プロテインなど人工甘味料を使用→甘く
なるのだ。だから精子が甘いからって「糖尿?」って心配いらない。しょっぱい人は…Hがしょっぱかったから!?(´・c_・`)
っていうのもコーヒーを飲んでいる・タバコを吸っている人は蜂蜜みたいな味はしないんすよね。寧ろ逆で苦いと。果物を食べる・バランス良く食事をしている人は蜂蜜みたいな味…とはいかなくても甘い味にはなるらしいというしみけん談。えっ、なんの話?
とりあえずこの曲は奥が深いんすよね。それをより味わえるのが間奏~ラスサビ前でのクラップ。リズム良すぎて気持ち良いっすよね。まるでテンポ早すぎて高揚感がMAXに達した時のヤクルトのチャンテ「夏祭り」みたいでしょ。ガチエクスタシーなんすよ。間違いねぇ。
最後に
トータルで聴いた時に得られる気持ちっていうのは失恋した後に訪れる後悔と同じというね。失った気持ちと同じで、それをまた味わおうとするから再生するからこのアルバムをまた聴きたくなる訳で。やからこそ失恋した時に聴くのが一番良い。
あの子を忘れないみたいなモヤモヤした気持ちを最終曲「チロルとポルノ」で洗い流してくれる。それつまり「通り雨で濡れた身体=水で流す」理論。その爽快さを兼ねとるのが良いのよね。
そういったものもあって爆発力もある。調子が良い時のヤクルトそのものやないっすか。この状況に若松監督(当時)も1人寂しくしとる時に裏垢女子に扮してスタ連をかまし、それを見た粗品が「メンタルヘルス」と叫んだ夜。