ロックバンド・赤い公園が真っ赤過ぎて武田鉄矢は「この赤チンがぁ!」と叫んだFUYU TOUR "Yo-Ho"な夜(ネタバレ有)
赤い公園のLIVEをクアトロで観た。これは何度でも言いたい。
とてつもねぇ!
何がとてつもねぇのか。追って言ってきましょうか。
アイドルの衣装から骨太サウンド祭りでとてつもねぇ
メンバー4人がヒラヒラした素材の衣装を着てたんですね。その姿はもろディズニーの白雪姫そのもの。プリンセスでプリンセスしとったのよ。やからこの4人はプリンセス・プリンセス。
そんなプリプリは一発目に「勇敢なこども」を持ってきたんですね。1番のほとんどはボーカルの理子ちゃんのアカペラ。安定に歌うめぇ。さすがアイドル。
と思った矢先に
- KOIKI
- NOW ON AIR
- 絶対的な関係
とLIVEでの定番曲を持ってきてクアトロはブチアゲ。力強いバンドサウンドに理子ちゃんの声が乗っかる。幼さがあるような声じゃなくて、もうその声はロックバンドのボーカルに相応しい声で。もちろん優しい声ですけど、力強さが今年の春先にやったLIVEよりも増しとったというか。
要は演奏に引っ張られる声じゃなくて、声に引っ張られる演奏。そんな感じです。
- カメレオン
- 凛々爛々
- 消えない
このラスト3発でナゴヤTRANSFORMED状態。クアトロの床抜けるんじゃないかなって思ったんすよね。掛け声に乗っかる津野さんのギターとひかりさんのベース。それ叩き落とす うたこすのドラム。プリプリの衣装なのにゴリゴリのサウンドとか頭おかしいよ。ほんとに。(めっちゃカッコよくて惚れました)
もうゴリラになってまったよ!ウホッウホッウホッ!
サンプリングも駆使する打ち込みの赤い公園がとてつもねぇ
新曲の「Yo-Ho」で津野さんはサンプリングを、ひかりさんはキーボード、うたこすは電子ドラムを叩いていた訳ですが、これが次の曲にも生かされてたんすよ。正確に言うとAメロのみ(もしかしたらBメロもかな)にうたこすの電子ドラムが炸裂して打ち込みからバンドサウンドに変わっていったんですね。これがまぁ、良きで良きで理解不能。
打ち込みでも赤い公園に成り立たせるってすげぇな…。
同期の音に頼るんじゃなくて、あくまで生音にこだわるというところに新しい赤い公園を観た気がしますね。
なんやあの最後、カッコよすぎてとてつもねぇ
「消えない」をやった後にメンバーが退場して場内アナウンスが流れたんです。下の感じ。
御来場誠にありがとうございました。
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来年1月にリリースの「絶対零度」をお楽しみ。
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声にエコーが掛かってノイズに埋もれて終わる
この3つ目。赤い公園のメンバーとしてはやり切ったから終わったんでしょうけど、観とる人達全員の頭の上に「?」があったんです。アンコールを待つ人が多くて手拍子止まりませんでしたし。
で、スタッフさんが来て終わりを告げる形で客電が点灯。ちょっとモヤモヤして帰った訳ですが、終盤の3曲の流れを考えると盛り上がりがエグくて ナゴヤ OMOIDE IN MY HEAD状態でしたね。
名古屋のクアトロをTRANSFORMED状態やOMOIDE IN MY HEAD状態にしてまう赤い公園はナンバガ。そうやナンバガのLIVEアルバム 「サッポロOMOIDE IN MY HEAD状態」はアンコールが無いのを思い出した。
最後に
声や腕を上げたりしたので身体が悲鳴を上げてます。つくづく思うのが、やっぱり「消えない」は名盤。あのEPは国民待望の1枚って言うプロモーション付けて売ってほしい。リアルガチで。
そんな国民待望の1枚を引き連れて行っている今の赤い公園のLIVE。とてつもねぇ夜になったと思います。やからEPICさん。
映像化してくださぁぁぁぁぁぁ!!!
以上です。素敵なLIVEでした!そして今年のLIVE納めでした。
ありがとうございました!