大原櫻子のアルバム「Passion」が聴くディズニーランド過ぎて俺のアレがミッキーマウス化
12曲入りのアルバム。「曲が多いなぁ~」って思った君!そうキミだよ!キミな〜んだよ!
違うで。このアルバムだけは違うんよ。ポップな曲があればバラードもある。ダンスミュージックもミュージカルのような表現力がなされた曲もある。そう、これはディズニーランドに行った人ほど聴いてほしい。それが大原櫻子の新しいアルバム「Passion」だ!!
- 聴くビッグサンダーマウンテン ~浦安ver~
- 曲の振り幅と奥行きがありすぎて聴く3D映画 ~トイストーリー4 ver~
- 「Grape」が良すぎて耳からウェルチ出た
- 美女と野獣が耳の中で開演
- 最後の締めがドラマチック過ぎて聴く夜のシンデレラ城
- 最後に年パス取って聴きたい
聴くビッグサンダーマウンテン ~浦安ver~
それは1曲目の「Amazing!」のダンスミュージックに表されとる話。初めから飛ばしとるのよ。聴く者を容赦しない跳ねるサウンドのジャブとストレート。お前は井上尚弥か。
サビの強弱がついた高音が何回聴いても気持ち良くて耳がやられます。
かと思ったら次に「I am I 」でしょ。ポップな曲で「The 大原櫻子」というような楽曲に仕上がっとる。「大好き」や「真夏の太陽」とかで知った人達にも聴きやすい曲なのかなとにわかながら書いとる最中。
ラテン系のような匂いがプンプンする「Special Lovers」へ繋ぐ。大人っぽいなぁというサウンドと声、その大人っぽさがジャケ写と相まってリード曲にもなっとるのが何となく分かるというか。MV作られとるのも分かる。タイトルは「色気」で良いやんと思ってまう。
この半音下げチューニングで繰り広げられるコード進行に涙腺が持ってかれそうな「未完成のストーリー」が名曲過ぎる。夜に聴いたら無条件で泣くで。これが「I am I」のカップリングって頭おかしい(めっちゃ褒めとるよん)
ここで挙げた4曲は振り幅が広すぎる。20m超えて100mのシャトルランやで。ほんとに体力テストどうしてくれるの案件や。体育の鬼。
そんでもって振り幅で落とされる。このゾーンは落差激しくてもろビッグサンダーマウンテン。
曲の振り幅と奥行きがありすぎて聴く3D映画 ~トイストーリー4 ver~
大原櫻子の楽曲で浮かぶのは無邪気に歌う明るくて元気な姿かなと思うんすよね。でも違う。今作はめっちゃ違う。もちろんポップな曲もあるけど表現力が増して吸い込まれるのよ。
特に「きらきらきら」~「コントラスト」はそれが最大限に出されとる。女優としてドラマ出演で経験を積んだり舞台での演技がもろ声に出とるのね。やから聴く3D映画。3Dメガネを掛けんと飛び出てくるでご注意を。
「Grape」が良すぎて耳からウェルチ出た
こうも何で…と思うことがあって。それは…
ということです。作詞をしとる久美子さん。そう、あのチャットモンチーでドラムをやっていた久美子さんですよ!作詞家ということもあって表現力は鬼のように良いんすけど、シンプルにこの2人のタッグは良い曲しかない。
「夏のおいしいところだけ」と今作に収録されとる「I am I」と「未完成のストーリー」か。でこの曲と。4曲で判断するのはおかしいかもしれんけど良いのは間違いない。シンプルに好きなんすもん。たまたま飲んどったウェルチは耳から出てまったのね。
美女と野獣が耳の中で開演
「Shine On Me」~「REALITY SHOW」というダンスミュージックが続くんすよね。ルンルンするというか。キラキラしとって自然と身体がソワソワするのよ。貧乏ゆすりじゃないよ。
特に「Shine On Me」のサビは何回聴いても気持ち良い。タイトルを4回連呼する部分があるんですけど、そこはもう聴くマッサージチェア。ふくらはぎを重点的に攻めるアレがこの曲っす。という踊れる曲が続くんすよね。
そこからハワイアンのような陽気な楽曲「By Your Side」で箸休めをしてポップなアップチューン「Sing Sing Sing」へ。明るさで言ったらテレビに出始めた頃のサンシャイン池崎。サビの「カモーン カモーン カモーン!」という上がっていくメロディーがめっちゃ気持ちいい。もろマッサージチェア。ふくらはぎめっちゃ攻めるやん!という例のあれよね。
という多様な曲がたくさんあるゾーン。ここを俺は「美女と野獣ゾーン」と呼んどる。ピクサービックリやでこれは。
最後の締めがドラマチック過ぎて聴く夜のシンデレラ城
最後の曲は「電話出て」なんすけど、予想の斜め上をいくんですよ。バラードというか…何か胸にズドーンと来るそんな曲になっとって。イメージは胸に土星が落ちてきて穴が空いた感覚。
別れるか否かのギリギリの現状が曲に出てるんすよね。切羽詰まった2人の関係をここまで表現力豊かな歌唱で届ける…シンプルに鬼やと思う。鬼というか魔女。魔女やと思う。それを速達で届ける...って誰が魔女の宅急便や。しらける危機(キキ)
聴く者を魅了しとるのは見る者を圧倒するアレと同じだし、これは間違いなく聴くシンデレラ城やとここに記しときたい。
最後に年パス取って聴きたい
大原櫻子のアルバムは借りたりしてほとんどあるんすけど、そのアルバムの中で一番好きな物なのよ。表現力が豊かやし、情景が浮かぶ曲がほとんどやし。聴いとって素直に感情移入できるのも良いなと。
そういう意味で一番好きなアルバムなのかもしれへんなぁと。やから俺は年パス取って聴き続けたい。浦安にも行き続けたい。
こんな感じで。
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- アーティスト:大原櫻子
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2020/02/05
- メディア: CD