そうそう!やっぱりこれよ!この感じ!! っていう感覚のベボベのLIVE!安定のダイホ!!(セトリとネタバレ有)
どちゃくそぶりのベボベの現場LIVEをこれまたどちゃくそぶりのダイホ(ダイアモンドホール)で観た。梅雨真っ只中ながら雨は無し。どちゃ降りじゃないことが何より。
ライブハウスで観るLIVEは身体の空気が入れ替わる感覚がしてやっぱり良い。そうでなくっちゃが何回あっても足りない。あの爆音と目がおかしくなりそうな照明のあの感じすら懐かしくて愛おしい。「そうそう!この感じ!!」と言葉にできんのが非常に惜しい。そんな気持ちと勢いで文を打っとる当日の21時前。
もう興奮冷めやらぬまま書きます!ご了承を!
セトリ
- BREEEEZE GIRL
- short hair
- すべては君のせいで
- SCHOOL GIRL FANTASY
- THE CUT
- 風来
- SYUUU
- 真夏の条件
- changes
- Tabibito In The Dark
- ドライブ
- Stairway Generation
アンコール
- 新曲(体育座りという歌詞が特徴的やった記憶)
- PERFECT BLUE
開演から俺の目の前はなんとなく夏だった!!
いきなり「BREEEEZE GIRL」~「short hair」という始まり。この1カポCキー(C♯)の楽曲に弱い僕にとってこの流れはたまらんものでした。この夏曲の流れって5年前のデビュー10周年のツアーの時の「BREEEEZE GIRL」~「senkou_hanabi」っていう1カポ夏メドレー以来やないっすかね。知らんですけど。
で、初っ端から夏曲をブースターとして切り出していくこれがたまらんと。しかもこれが久しぶりの現場LIVEで演奏するって頭おかしいっすよ。ガチで。こんなん興奮以上興奮以下でもなんでもないただの興奮ですよ。は?
そんなことを思いながらただそこにある夏を実感しながら、実際にベボベが演奏するからこそ・歌うからこそ夏が感じられる。もうそんなん夏じゃん。クワバタオハラがおったらそこはもう大阪や。永野のネタと一緒。ベボベが歌ったらそこはもう夏なんよ。ただ梅雨明け前ということでなんとなくの夏をここでは味わいました。
日常に生きる少女は夏風ガールだった!!
いつもより人が少なく席が置かれていた異常空間Z状態でした。これをなんというっていう具合でガチ異常空間。
そんな異常空間で僕の斜め前にいた女性が久しぶりのLIVEということもあってか涙ぐんでいたんですよね。でも曲を聴いて拍手したり腕を振ったり。ちゃんとライブライブしとったんすよ。その姿を見てこっちまでジーンとしまして。
毎日を生きとる人にとってLIVEは、現実を忘れることのできる最高のエンターテイメントやと思うんです。ましてやライブハウスで一番化けるバンドがこうやってLIVEをする。これこそ文化やなぁと。それに触れたあの女性はあの瞬間だけ少女になってましたね。ベボベを混ぜて夏風ってましたわ。
やっぱりバンドって素晴らしい!!
今回のセトリはどちらかといえばLIVEの定番曲が多いセトリで、本来ならめっちゃ盛り上がる曲のオンパレードでした。それでいてお客さんを前にして鳴らすことの喜びすら感じられたんですね。確かにあの爆音と目がイカれそうな照明の感じが久しぶりながら愛おしくも感じたんですけど、やっぱりギターとドラムとベースが乗っかるこの感じが良いなぁと。CD音源以上に感じられるのはLIVEならではやないっすか。
しかも、曲一つ取ってもテイストは毎年違う訳で常に変化しとると。そのアレンジがたまらんくらいに最高でして。やっぱりバンドって素晴らしい!!そんな話なんすよね!
もうすぐ夏が来る!!
跳ねることもなければ声を出すこともないから汗はかかないかな~と思ってましたが、まさかの終わる頃には汗びっしょりというね。いきなり涼風ガールから始まったのも関係するんでしょうけども、中々にこれがエグかったっすね。
単純に熱気は意外にあったっていうのがまず第一。マスクもしとったことで空気が篭って蒸し蒸しやったのもあるでしょうし。こういったものが夏やなぁと感じたところであります。
それを決定づけた「PERFECT BLUE」という最後に演奏された楽曲。
久しぶりに生で聴いたんですけど、やっぱり良いっすね!この曲を聴くと夏を感じられますし、何より熱気のあるダイホと曲がクロスしてより季節を感じられました。シンプルに夏ってましたね。
本格的な夏がもうじきやってくると思うと興奮してきます。これぞ「もうすぐ夏が来る!!」やぞ!!言うてな!!
最後に
久しぶりのベボベのLIVEは身体に沁みましたね!ベボベのLIVEこそが活力剤でその源ということも改めて感じました。セトリもLIVEで盛り上がる曲を軸に構成されていましたし、今の現状を打破するようなものでもありましたね。
その中に佇む新曲「SYUUU」のただよらぬベテラン感は異様でした。曲が懐かしいからこそというか…。新曲ながらセトリに組み込んでもLIVE定番曲のような雰囲気があったんで、LIVEならではの発見やったなぁと思いましたね。
コロナ禍で小出さんの思考にも変化があったことをMCで話されてました。生きていれば良いことも悪いこともある。その波を受け入れて生きていく。そのようなニュアンスやったと記憶してます。「生きていく!イェーイ!」みたいじゃなくて、やはり生きることに対して辛いことがあっても今を楽しむことができたらそれはそれで良いんやないかなと。そんなことを思いましたし、改めてそのようなことを感じたLIVEでもありました。
でも早く声出して~!!ダイホのあの騒がしいLIVEが恋しいぜ!!!!!!
終わり!!!