久しぶりのindigo la EndのLIVEは声にならん声がひたすら漏れてお口にパンパースをした、というかパンパースしか勝たんLIVE(ネタバレ有り)
久しぶりにして2019年の11月29日以来となるindigo la Endを!なんと!!愛知は鶴舞にある名古屋市公会堂で観た!!!前回は下の記事参照!!
2回目でも楽しめる…というか楽しめてちと涙ホロリなLIVEで、あの4年前の恋を思い出して言えんかった「好き」が胸の中でザワザワしましたわね。
indigoパイセンのそんな気持ちにさせる曲、シンプルに好きっすよ。そんなLIVEでした。出来たてアツアツなまま文を作りましょう!絶賛ネタバレ有りでごわす!!うおらっしゃい!!
- セトリ
- 「藍色好きさ」で声にならん声が漏れてお口にパンパースした
- 「実験前」のアウトロが迫力ありすぎて「おったまげ~」って俺の中の平野ノラが叫んだ
- 「夜明けの街でサヨナラを」の盛り上がりは正しくコロナ禍を超えた感がある
- 後鳥さんのベースが火を噴いた「花をひとつかみ」
- 彩り豊か過ぎて聴くだけで鼻の奥がツンってする「春は溶けて」
- 「幸せが溢れたら」がindigo la Endの原点
- 最後に
セトリ
- 悲しくなる前に
- 想いきり
- 不思議なまんま
- 砂に紛れて
- 藍色好きさ
- 愛の逆流
- 実験前
- フラれてみたんだよ
- 蒼糸
- 通り恋
- チューリップ
- 邦画
- インディゴラブストーリー
- たまゆら
- 夜明けの街でサヨナラを
- 花をひとつかみ
- 夏夜のマジック
- 春は溶けて
アンコール
- ダビングシーン
- 幸せが溢れたら
「藍色好きさ」で声にならん声が漏れてお口にパンパースした
まさか「藍色好きさ」を演奏するとは思わんかったっすね…。長めのアレンジが入ってイントロがドンって来て。あの瑞々しくも青々しいイントロが響いたんすよ。「やるんやぁ…」ってお口ポカーンで絵音さんのアコギが響いたんすよ。口の中で。
青色光線の照明が曲と相まって「藍色ミュージック」の世界観になってましたね。哀愁漂う感じもありつつ、「君が好きさ」の連続でもう俺の乙女心が大爆発ですわ。
そんな終始お口ポカーンで、やると思わんかった意外性に声にならん声が漏れた訳っすわ。もうお漏らしですわ。お口パンパースですわ!
「実験前」のアウトロが迫力ありすぎて「おったまげ~」って俺の中の平野ノラが叫んだ
ドラムの栄太郎さんがひたすらドラムを叩く。その姿は正しく運動会の応援合戦のよう。ヒートアップする会場。盛り上がるボルテージ。
って俺の中の肩パッドの平野ノラが叫んだ。目の前ガチで80年代。めちゃバブリー。
ひっちゃかめっちゃかで長めにアレンジされたアウトロが気持ち良すぎる。リズム隊の骨太サウンドを思いっきり披露し、かと思えば長田さんのギターと絵音さんのギターが共鳴。くぅぅ。大将!おかわり!えっ??絶好調男・中畑清!?おったまげー!!!
「夜明けの街でサヨナラを」の盛り上がりは正しくコロナ禍を超えた感がある
しっとりゾーンが終わりバンドサウンドの溢れるゾーンに突入したLIVEは終盤へ。「インディゴラブストーリー」と「たまゆら」で各々の楽器が唸りを上げて熱気でムンムンの会場。サウナ一歩手前でしたわね。
そっからの「夜明けの街でサヨナラを」は盛り上がりが最高やった。アレンジされたイントロからの曲ドーンっ!で始まる。そりゃ、ボルトもフライングしまっせ。
サビで栄太郎さんが叩く四つ打ちのリズムに乗って、お客さんが手拍子したり腕を振ったり身体を揺らしたり。2つ前の席のカップルは手を繋いで半身でステージを観てましたもんね。なんもサヨナラしてないやんけ。
とはいえとはいえ。久しぶりにLIVEって感じのノリを体感できて生き返りましたね。それは正しくコロナ禍を超えた感すらあって。声は出せんけどなんか懐かしくなりましたぞい。ほんとに良いLIVEだ…。
後鳥さんのベースが火を噴いた「花をひとつかみ」
絵音さんが
これからベースの後鳥さんのベースが火を噴きます
とベースを連呼して見せ場があるとミニミニMCで伝えての「花をひとつかみ」へ突入。正直、CD音源よりも火を噴いとった。
イントロがCD通りでもありながら少しアレンジしてブリブリ言わす。これが後鳥さんのベースか…。もはや火事。「花をひとつかみ」というか「彼岸花をひとつかみ」に変わってまっとるやん。永遠にあのイントロ聴けるわ…。
AメロとBメロがガラッと変わってサビに行く曲構成はLIVEで聴くとめっちゃ沁みる。要所要所でアルバム「幸せが溢れたら」の楽曲が良い味を出しとる。「実験前」とか、後鳥さんのベースは火を噴きながら非の打ち所がない。ほんとにたまらん。若大将!おかわり!
彩り豊か過ぎて聴くだけで鼻の奥がツンってする「春は溶けて」
この曲は川谷バンドのどれに落ち着くのかー。俺は考えるも答えはまとまらず。しかしながら去年の暮れに開催されたFM802のフェスでその答えを知るんすよ。indigoさんにいくんか。「そりゃあそうやわなぁ」って気持ちと「あの世界観にどうアレンジされるんか」って気持ちがぶつかって名古屋のLIVEに来ました。
で、いざ楽曲が披露されると切なくも明るい曲調がバンドの世界観に合うやないっすか。ふと懐かしい気持ちが蘇って鼻の奥がツンってしたんすよ。802のバージョン鬼リピしたなぁって。そして楽曲解禁の時の気持ちも思い出すというね。その時も鬼リピしたんすよ。桜色の照明演出も相まって彩り豊か過ぎましたね。正しくこれは一石二鳥。
絵音さんのギターはアコギでカポなし。転調後はパワーコードを駆使しながら省略形のコードを用いて弾いてました。いやぁ、目の保養っすわ…。(ここはあくまで備忘録)
「幸せが溢れたら」がindigo la Endの原点
LIVEのMCで絵音さんは、これまでのバンドのことを話してました。アルバム「PULSATE」の時は外に放つのではなく、内に潜る気持ちやったと。それでできた「蒼糸」という曲に救われたり。
かと思えば、「春は溶けて」のような明るい曲ができてLIVEをやると、セトリの中にある2015年前後の過去の曲がこのバンドの原点やと気付かされたり。
そういう話があり、今回のLIVEはアルバム「幸せが溢れたら」の収録曲が多めに披露されとると絵音さんは話してましたね。確かにこのアルバムがindigo la Endって感じしますもん。アルバムの流れが綺麗ですし。
そんなことを思いながら最後に演奏された「幸せが溢れたら」を聴いたらジーンってして胸が熱くなりましたね。特にラスサビのオレンジ照明が客先を照らす演出。これ、ほんとに夕焼けって感じでたまらんかったっす。
MVは白っぽい夕焼けを抑えた夕焼けでこれもまた良いんすよ。それにはっきりと色を付けたらこうなるのか!って思いましたね。正しく夕焼け。懐かしくて俺は一人ジーンってしとった。そりゃあ原点って言いたくなるわな。
最後に
久しぶりのindigoのLIVEでひたすらジーンとしとった。特に個人的にグッときたのは「夏夜のマジック」でしたね。優しいサウンドと夜に訪れる感傷的な気持ち。これが同時にやってきて危うく涙腺が崩壊するとこでした。涙腺の護岸工事しといて良かった~!!
あとは、ツアータイトルの「Helpless」が「無力」等の意味を持つって初めて知ったんですけど、その「無力」の先にある美しさを曲にしていくこと、そして僕らに寄り添っていくというとこが最高でした。間違いなく僕はindigo la Endに救われましたぞい。そんなLIVEでした。
でも一番「Helpless」やなぁって思ったのは、「手元には5000円があるのに、コインパーキングの精算機がお札の対応をしてなかったとき」って後鳥さんが言った話でしたね。これぞ「Helpless」!踊るヒット賞!!