轟音の極みのようなサウンドで初めて会場が震えとるのを確認できたっちゅうとんでもねぇNUMBER GIRLのLIVE in 名古屋シティー(セトリ有)
遂にNUMBER GIRL(以下:ナンバガ)のLIVEを観ることができる機会を得た。とてつもないものを観た故に衝撃がエグい。セトリも載っけながら感想をツラツラ書いていきたい。
まずはセトリ
- omoide in my head
- ZEGEN VS UNDERCOVER
- 鉄風 鋭くなって
- EIGHT BEATER
- 桜のダンス
- NUM-AMI-DUBTZ
- SENTIMENTAL GIRL’S VIOLENT JOKE
- DESTRUCTION BABY
- 水色革命
- 透明少女
- YOUNG GIRL SEVENTEEN SEXUALLY KNOWING
- delayed brain
- MANGA SICK
- CIBICCOさん
- 排水管
- 日常に生きる少女
- TRAMPOLINE GIRL
- U-REI
- TATTOOあり
- タッチ
- I don’t know
アンコール
- はいから狂い
- IGGY POP FAN CLUB
- やっと会えるナンバガ~前編~
- やっと会えるナンバガ~後編~
- 席が前列で痺れた
- 確かにLIVEはすごかった
- 中尾憲太郎がカッコ良すぎた
- ひさ子さんが美しい
- アヒトイナザワの手数が多すぎる
- でもやっぱり声は出したい&立見で狂いたい
- 最後に
やっと会えるナンバガ~前編~
1年越しのナンバガのLIVEなんすよ。厳密に言えば1年と9ヶ月と18日越し。そう、あの2020年の3月1日の追加公演。もう営業が終わるZepp Tokyoで俺はナンバガを観るはずやったんすよね。そしたら7月に延期。その後は無期限延期を発表して最終的には中止と。これが非常に悔しくて悔しくて。それもあって卒論にナンバガをぶち込んで悔しさを紛らわしたんすよね。
やっと会えるナンバガ~後編~
Zeppツアーが始まるということで、ダメ元で名古屋公演を申し込んだんすよね。そしたら当選しまして。やっと会える!って喜んですぐさま入金して来るLIVEに備えてましたね。
席が前列で痺れた
そして迎えた当日。座席はB列のちょうど真ん中。Aから始まりやと思い、僕はてっきり2列目に座るんかなって思っとったんすよ。そしたらまさかの前列というね。もうね、めっちゃ嬉しかったっすよ。こんな間近で観て良いんですか!ってなりましたし。
確かにLIVEはすごかった
メンバーが登場して向井秀徳が
福岡市博多区からやって参りました、NUMBER GIRLです
ドラムス、アヒトイナザワ
っていういつものヤツをかまして「omoide in my head」へ突入。この轟音…!!配信LIVE等の動画で観たことあるやつや!!!!ってなったんすね。それだけでもう泣けてきて泣けてきて。向井秀徳の咆哮を聴きつつ涙を流しとったのはこの俺です。
この「omoide~」だけでなく、他にも「日常に生きる少女」や「はいから狂い」のイントロが轟音過ぎてヤバかった。服と地面が共鳴するように震えて揺れとったのは初めての感覚で耳がボワンボワンしとったんすよね。
この音の威圧感がもはや西武時代のカブレラそのもの。どこ投げてもやられる感じとモロ一緒。それが名古屋シティーで体験できるとは…ほんとにカブレラたまらん。(あれ?)
中尾憲太郎がカッコ良すぎた
再結成以降のLIVEにおいて、服装が電気工事屋の親方でお馴染みの中尾憲太郎が今日もカッコ良すぎた。
ぶっといベースのサウンドで観る者をグッサグサとヤリ込み、かと思えばメンバーの音の入る場所を指差してリードしたり。「TATTOOあり」か「日常に生きる少女」のギターソロでひさ子さんを指差しとったように思うんすけど、あれがカッコ良すぎた訳です。ナンバガの屋台骨って言われるのも納得が行く中尾憲太郎のプレイでしたわね。
ひさ子さんが美しい
前列でひさ子さんのほぼ真正面に僕はおりました。まぁ肌が透き通っとる。透き通って見えるんだっちゅう透明少女現象。ひさ子さんだけ時が止まっとるように思えたんですね。
で、見惚れとるのも束の間。「omoide~」で爆音鳴らされて
ひぇぇぇぇ
ってなりましたわ。これがあの爆音か…って。爆音っていうよりも轟音ですわね。あのギターの音ってどうやってイジっとるんかなとか思いつつ、時々見せる笑顔に撃ち抜かれましたね。終始めっちゃ爽やかに弾いてました。
後は「delayed brain」のリフを永遠にやっとるとこ。その姿は妖艶でしたし、これはもう職人ですよ。ナンバガのサウンドは中尾憲太郎と田渕ひさ子の職人2人が肉を付けとるって思ったんすよね。これがたまらんかったです。
アヒトイナザワの手数が多すぎる
ナンバガのLIVEにおいて観たいなぁと思っとったのがドラムのアヒトイナザワ。この人のドラミングは凶器でありながら狂気で満ち溢れとる。噂通りでほんとに手数が多かった。っていうか1人だけ忙しすぎ。特に「delayed brain」がモロそれ。ゆっくりサウンドの曲なのに途中でドラムが早くなったり、かと思えばブレイク入れたりで1人でやるタスク量やないことが観とって分かったんすよね。働き方改革に逆行しとる。
手と足がひたすら動いとるっていうのもあって終盤はバテ気味でした。これは仕方ない。でもそれすらも曲に溶け込ませたとこ、改めてLIVEバンドなんやなぁって思いましたね。そして、僕らと同じ人間なんやなぁって。アヒトイナザワの手数を視姦しながら思いました。
でもやっぱり声は出したい&立見で狂いたい
あれだけの轟音と鋭利なサウンドを浴びたら立って狂いたいっすよ。それができんかったっていうのが心残りっす。「タッチ」のイントロで聴かれる向井ギターストロークソロで歓声上げたかったですし、「透明少女」を聴いて踊り狂いたかった。ほんとにそれだけ。終始狂いたかったですわね。
ずっと硬めのパイプ椅子に座っとったんでケツが壊れるんやないかなって思いましたけど、まぁこれもこれで貴重な経験やと割り切りました。ずっと座りっぱのナンバガのLIVEなんてそう無いですから。そういう意味では良かったなぁと思います。やけど立ち狂いたかった。それがちと悔しい。
最後に
やっとナンバガを観れたこと。それが何より嬉しかったなぁと。1年越しで、そして卒論に向井秀徳の歌詞の移ろいを書きまくった自分としてナンバガを観ることは一つの夢でもあった訳です。終始お口ポカーンでした。好きな曲も聴けましたし、あの轟音過ぎるサウンドを浴びることができた。それが一番の収穫です。
後は大きな歓声を上げて熱気がムンムンなハコで立ち狂う日が来ること。ナンバガに着座は似合わんって分かったんで、思い切って騒げる時にまたLIVEが観たいです。言っちゃえば騒やかに騒ぎたい。今はそれだけ。
そして自己満プレイと言わんばかりに Base Ball Bearの「17才から17年やってますツアー」のツアータオルを持って行けたのは忘れられないのですわね。
そんなニットのセーターの膨らみが行き交う12月の名古屋シティーに乾杯。