インディゴウインターストーリーってな話を。(ネタバレ有)
初めてindigo la EndのLIVEを観に愛知県は金山にある日本特殊陶業会館に行った。ってか寒くね。外でiPhoneのメモとにらめっこしながら文打っとるけど寒くて身体固まる。もう冬やなぁ…。
僕はニワカながらindigoが好きです。曲に出てくる主人公の切ない感じがまぁたまらんのですわ。これをおかずにご飯おかわりできますよ。松屋行って牛丼頭大盛食いましたし。(下半分は妄想です)
そんな話です。ネタバレするのでご注意を。
邦楽詰め合わせの福袋LIVE
indigoのLIVEを初めて観て、曲は何回か聴いて輪郭が掴めたんですけど演奏の仕方が未知数でそこを観てました。ギターをかき鳴らす、ベースが唸る、ドラムが暴れる、キーボードが乗っかる。ようやく輪郭に表情が付け加わったんで理解できました。それと同時に生まれた想い。そう、それは…
色んなアーティストが混ざってる!!!
ということでして。まとめると...
- ギターロックな曲(「想いきり」etc..)をやっている時はBase Ball Bear
- 変態的な曲(「秋雨の降り方がいじらしい」etc..)をやっている時はフジファブリック
- 切ない曲(「通り恋」etc..)にはback numberとaiko
- 歌謡曲(「花傘」かな…)で少しサザンオールスターズ
- 跳ねる系の曲(「夏夜のマジック」etc..)ではサカナクション
その他も深く探せばあるんですけど、今のこの興奮と言語をパッケージ化したらこのアーティスト方が浮かんだんですね。それをまとめたのがindigo la Endなんだと。いやぁ…素敵。
曲の繋がりがエグい
本編は「心の実」から始まったんすよね。ウォーミングアップのようなジリジリとした熱が沸いてきて次です!次なんです!!!
「想いきり」 YouTube
「小粋なバイバイ」 YouTube
「はにかんでしまった夏」 YouTube
「名もなきハッピーエンド」 YouTube
この流れが数珠繋ぎのように演奏されたんですよね。もう大好きな曲が連続されたんで涙腺崩壊して西ドイツと東ドイツが1つになったって誰がベルリンの壁崩壊や。
「秋雨の降り方がいじらしい」のエロさ。これじゃ「秋雨の降り方がいやらしい」ですよ。
あっ!「蒼糸」~「ほころびごっこ」の繋ぎもやばかったですね。世界線が同じように感じましたし、あのどんよりとした重さが胸に畳み掛けられて身動き取れませんでした。そうです、金縛りです。素敵な金縛りでした。
「ラッパーの涙」のキラキラしたサビの照明。素直に震えました。絵音さんのラップが聴けたので最高の一言ですね。
あと、「雫に恋して」って絵音さんアコギなんすね。アコギならではの音が響いて気持ち良かったです。
雑に。終盤の曲が切なさ増し増し。二郎系のラーメンでいうとこのモヤシ増し増しなんよね。胸が締め付けられて逃げ出せない包囲網が張り巡らせられたこの感覚よね。涙が逃げられん。この切なさの致死量で書いたここまでの文の意味はよう分からん。俺も分からん。やからこのまま書きたい。でも終わりたいから唐突に終わる。
本編は「繋がり」っていうのがメインで、曲の切れ間が無くてどんどんindigo la Endの世界観に吸い込まれました。LIVEって素敵。
とりあえず名古屋公演のセトリが欲しいです。あやふやすぎて文消したし。やから確定の情報が欲しい。
川谷絵音の名言
「悲しい時には悲しい音楽を聴いて気持ちを五分五分にする」
絵音さんの名言です。持論と言って話してましたが、ここにめちゃくちゃ共感しました。確かに気持ちが沈んでいる時に「頑張ろうぜ」みたいな曲聴いても頑張れないですし、かえって気持ちは沈みます。ウザったいというかね。
でも、そういう時に悲しい曲を聴くと曲が寄り添う形になって励ましてくれる。気持ちも軽くしてくれるということを絵音さん話してて。だからindigo la Endを作ったと。なるほどって思って首がもげました。もうヘルニアっすよ。納得しすぎて今でも頭に残ってます。つまりまとめるとこういうことなんすよね。
まとめ
LIVEを観てindigoに本格的にハマりました。元々聴いてはいたんですけど、LIVEならではの迫力と臨場感が目の前まで迫ってきて興奮を増幅させたのでハマってしまいました。
にしても「濡れゆく私小説」の曲が過去出した曲と溶け合うようにして自然とセトリの中で共存できとるのがすごいなと。indigo初心者の僕にも入りやすいアルバムでした。もうアルバム欲しくなっちゃったので、12月3日にタワレコ行って初回盤買ってキメます。
そんなインディゴウインターストーリーってな話。ではでは。