これを聴けばレミオロメンを通ぶれる曲5選
4月にレミオロメンのボーカルギターである藤巻さんがアルバムをリリースしましたね。これがめちゃくちゃ良い。全曲アコースティックでのアレンジ、弾き語りでのアレンジやピアノと歌のみのアレンジがありますけど、原曲の空気を残して新しくなってるのが良いんです。レミオロメンが活動休止中である故にレミオロメンの曲を藤巻さんがソロアルバムで作るのが激アツで、久しぶりにレミオロメンブームがやってきました。
藤巻亮太「RYOTA FUJIMAKI Acoustic Recordings 2000-2010」[Trailer]
そ!し!て!遂!に!レミオロメンがサブスクを解禁しました!!!
レミオロメンの曲がより身近に感じる生活がやってきたわけですよ!!
これを逃したら次いつ来るの?のレベルですよ。マジで
という事で、今回はレミオロメンの曲について書いていきます!
これを聴けば通ぶれる5曲ですよ~と。
(あくまで個人的な主観で選んだのでご了承ください)
・1-2 Love Forever
みんな大好きなアルバム「HORIZON」からの1曲。青々しいアルバムと1曲目の「スタンドバイミー」から始まるという事で、巷では「ドラえもん」なんて言われてますけど、その2曲目がこの挙げた曲なんですね。
魅力はなんといってもギターボーカルの藤巻さんが1人でリードギターとリズムギターをやってるとこ。これギターやってる人だったら分かると思うんですけど、歌いながらチョーキングだとかギターソロをやるって難しいですよね。でもそれをやってのける。特にAメロを聴くとそれを感じられるので是非。
後はキラキラサウンドに乗っかる前向きな歌詞ですね。例えば結婚したての夫婦がいたとして、その2人が「いくよ!」「はい!」2つのリズムで今後を歩んでいくと想像しましょう。息の合った2人は別れることなく永遠に愛を育むと思うんです。こういう2人こそ長く続く夫婦関係だと思ってて、1・2のリズムで歩む永遠の愛こそ「1-2 Love Forever」だと思うんすよ。そんな曲。
・Tomorrow
好きなアルバムで割と挙げられる「花鳥風月」の終盤に入ってる曲。
唐突の質問をします。めざましテレビの星占いを観て好きな人の星座を目にし、「今日も1日頑張ろう」と思った事はありますか?大半の人はないと思います。分かりませんが。でも、この曲の主人公は好きな人の星座を観てる時間が幸せと言ってるんです。これってすごく素敵な事で、どんだけ心が綺麗な人なんだって思いますし、こんな人と僕は付き合いたいなぁって思います。
とりあえず歌詞の事は置いといて、1番の注目ポイントは転調でしょうね。ラスサビに転調をするんです。一般に転調する曲って間を空けるのがほとんどじゃないですか。例えばミスチルの「HANABI」とかは桜井さんが声を伸ばしながら転調するんですね。
Mr.Children「HANABI」from TOUR 2017 Thanksgiving 25
それでも間は空いてて。他にも転調する曲はあるんですけど、この曲って間を空けずに転調するんです。
目の前の一度きりの人生を 一期一会の刹那を
どこから来てどこへ行く 愛を探しに行くのさ
十年先は何してる?昨日は過去の物語
僕らの輝く人生 愛を探しに行くのさ
Ah 心の声がする そうさ明日があるさ
ここがラスサビです。転調するのは「十年先〜」なんですけどね。気が付けば転調してるのがこの曲の特徴で、「えっ、いつの間に転調したの」っていう感覚にさせるんです。
歌詞も相まって1つ先の未来に行くというかね。これがまた見事だなぁって素人ながらどの目線で言ってんだって話ですけど、ここがほんとにエグいんです。そんな1曲。
・コスモス
レミオロメン屈指の名アルバムと言われる「ether」に収録されてる曲。ストリングスがそこそこに入ってて「あれ、ロック要素無くね??」と言われるんですけど、それは月にいるウサギに聞いてください。
タイトルに「コスモス」と付いてるだけあって秋にピッタリな曲になってます。ピッタリ過ぎて怖いくらい。例えるなら学生時代に戻って体育祭が行われた時期にしましょう。学校によって違うと思うんですけど、大方の学校は秋に体育祭を行ったのではないかと考えてます。正しくその時期。
秋っていうと季節の終盤で気が付けば終わってしまうのがほとんどだと思うんです。焦燥感がピッタリ当てはまると思いますけど、それをものの見事に体現してます。疾走感が秋っぽいし、鉄琴の音がその雰囲気を作ってますね。恐るべし小林武史。(白目)
・タクシードライバー
とにかくカッコイイ。カッコイイのよ。イントロで飯が食えるしお金が取れる曲よ。タイトルとは裏腹に聴き応えしかないので聴いたことのない人がいたら是非。
というよりもアルバム「朝顔」ってとんでもないアルバムだと思うんです。半径5㌔の世界で作った曲がほとんどな気がしますし。それをギターにベースにドラムというスリーピースバンドの力を最大限に使った曲の感じがたまらなく好きでロックロックしてるなぁって感じます。なので、聴いたことのない人がいたら是非聴いてください!
イエモン好きな人がいたらあれですけど、イエモンっぽくないですかこの曲。似たような曲を聴いた事あるんですけど、多分それは気のせいですね。はい。
ボーカルの藤巻さんが大の吉井和哉愛好家で、少なくともウルフサウンドが曲に入ってます。いや、入ってるような気がします。とりあえず聴いてくださいな。(^O^)/
・チャイム
最後の締めに相応しいカップリング曲ですね。シングル「太陽の下」に収録されてる曲で、これがまた良いんだほんとに。個人的に「もっと遠くへ」が出る前まではレミオ屈指の応援歌だと思ってます。冗談抜きで。この歌詞にどれだけ救われたか。少なくとも高校時代の通学で聴いて何回も背中を押してもらって。もう押してもらいすぎて紅葉できましたもん。ここからもみじ饅頭ができたっていう説があるんですけど、それは良いや。
とにかく2番のサビの歌詞を見てほしいです。それで締めましょう。
走り回る 溶けるキャンディー
めいいっぱい投げた軟式が飛んでくよ
いつかきっと僕たちは
壁も越える
その景色 そのグラデーション
爽やかな風が明日を連れてくよ
そしてきっといつまでも
転がり続ける
・最後に
やっぱり好きなバンドの記事を書くのは楽しいですね。しかもレミオロメン…。いやぁ、もう思い入れしかない訳ですよ。思いっきり感情入ってますけど、感情抜きでは書けないんですよね。そういうのを排除して書こうと最初は進めてったんですけど、いやぁ、どうしても無理で。
でも分かったのが良い曲は良い曲という事で、それは間違いない事実です。今聴いてもレミオロメンの曲って良いですし、それはどのアルバムにも共通して言えると思うんです。1枚目の「朝顔」から今のところ最後にリリースされた「花鳥風月」までどれも良い訳で。そんなんあります?って言うくらいの勢いなんです。3人がそれぞれの道でソロ活動で得た経験が活動再開した時の楽曲に入ったら面白いなぁって思いつつこの文を締めさせていただきます。