「最高にロックンローラーな漢達を観た」
「最高にロックンローラーな漢達を見た」
それに尽きる。朝方に降った雨なんか忘れてくれた。
やっぱり音楽は最高で弾く者・聴く者を虜にしてしまう魔法だなって思いました。それが6月18日。2018年、初夏、名古屋。
朝は大阪にいる父からの電話で起きた。父は大丈夫だったみたいで、同様に母からも電話やらLINEが多く来て。慌ててテレビ付けたら震度6弱が大阪を揺らして。そんな朝。雨も降って心がどんよりして。靴ビッチョビチョだし。
そんな大学でのマイナスな事もLIVEが近づけば天気のように晴れていった。
アジカンのLIVEなのにベボベのトートバッグで行って、聴く音楽も予習でアジカン聴いて昨日の流れからサザン聴いて色々渋滞してんな。(最高という意味です)
そ!し!て!
友達とバス→電車に乗り継いでやって来ましたZepp Nagoya!初!お初!いや!来週エレカシ!行くやん!初から!1週間経って!行く!これ!
グッズは赤色のTシャツとマフラータオルを購入。そそるLIVEのワクワク感。楽しみ!!
と前置きが長くなりましたが、18:53に入ってLIVEに備えました。
18:58頃にオープニングアクトであるニックが登場。4曲演奏!これがカッコイイんだまた。正直テクノ的サウンドは未知過ぎて分からない。だけど、それの上をいく疾走感。音を重ねて声を重ねて、かと思ったらキーボード弾いて。
(なんだ、ただの天才かよ)
と思ったんですよ。で、また人柄がいいんだこの人。覚えたての日本語ながらアジカンメンバーやスタッフ、そして聴きに来るお客さんに対して感謝の言葉を伝えて。普通に良い人だなぁって見て取れたよね。もうハンサムだし食べちゃいたい(ハート)
19:20に「楽しんで」の言葉を伝えて終了。
ありがとうございました!!
待ちに待った19:25。遂にあの漢達が。
素直に興奮が止まらない。
いや、隣の人のガチ勢感ハンパないというか歌うのやめてぇぇぇぇぇいないとしてぇぇぇぇぇぇeeeerrrdygersx
以下がセトリ。「初見殺し」まさしくその名の通り。
1.Right Now
2.エントランス
3.荒野を歩け
4.白に染めろ
5.極楽寺ハートブレイク
6.マイクロフォン
7.サイレン
8.無限グライダー
9.永遠に
10.ノーネーム
11.未だ見ぬ明日に
12.架空生物のブルース
13.生者のマーチ
14.夜を越えて
15.サイエンスフィクション
16.ローリングストーン
17.Re :Re:
18.Standard
20.新しい世界
アンコール
1.今を生きて
2.N.G.S
3.アンダースタンド
本当に申し訳ないんですけど、5割近くの曲は初聴でした。なので、(おっ、おぉ…)と何度かなってしまったのが辛みポイント。
通称はツラミちゃん。分かるところだけで。
3.荒野を歩け
2曲終えてやっと知ってる曲来て、聴くだけで安心できた。もう実家に帰ってきたよねこれで。という感覚に陥った。ラルラルラー がよく響いたもので。
去年、地元の映画館で観た「夜は短し歩けよ乙女」を思い出しました。それと同時に偶然居合わせた高校の同級生(後に付き合って別れた彼女)との思い出が舞い込んで、素直に辛いんすよ。本当に。去年はそれ。
でも、やっぱり曲がカッコイイというのか。
スケートボードで大学が行きたくなった。
5.極楽寺ハートブレイク
個人的にエレカシの「ファイティングマン」に似てるなぁと思って何回か聴いていたけど、まさか聴けるとは…。ゴッチのリプ欄でこの曲が溢れ返っていたのが懐かしい。
すんごい盛り上がっていたのが印象的。
ちなみにこっちがエレカシの「ファイティングマン」
こっちが「極楽寺ハートブレイク」
6.マイクロフォン
「マジックディスク」良いアルバムやわ~
と思って聴いてました。現場からは以上です。
7.サイレン
音を重ねて重ねて、聴き馴染みのある曲がキタ━(゚∀゚)━!
「ソルファ」の中では聴くのに躊躇う曲でそんな気持ちになっていたオールドマンをぶっ放してくれた。歌詞聴くと深いなぁって思った曲で良きでした。普通に良い、感動の渦が巻いて大きな鳴門になった。エギー(エグい)ジーエンやんね。(意味不明なパレード)
8.無限グライダー
この曲素直に好きです。いや、好きになりました!
メロディーというのか、サビのコード進行もろタイプです付き合ってください。
収録されているアルバム(君繋ファイブエム)のジャケ写が青色というのもあって、照明も青色で透明感が増してました!素直にカッコイイ!
11.未だ見ぬ明日に
12.架空生物のブルース
13.生者のマーチ
この3曲の流れが今日のLIVEの醍醐味!
「未だ見ぬ明日に」は初聴で、やけどギターロックな曲で。このミニアルバムが欲しくなりましたね。
そして「架空生物のブルース」~「生者のマーチ」が続く訳ですが。これがまたたまらんのですわ。もうこれは福留ウッズの3番4番ですわ。
「架空生物のブルース」「生者のマーチ」は
このギターを使ってました。
これに似たギターでしたね。
「架空生物のブルース」は2カポで、自分の好きなあの
「ドドッド ドドッド ド-ド-ド-ドォ」のギターのフレーズが聴けて心の中は水たまりが踊ってました。これをオカズにしてご飯が食べたいくらい、ここのギターのフレーズ好きなんですよね。分かってくれたら幸いです(๑´ω`๑)♡キュン
「生者のマーチ」名曲。地震が起きて亡くなった方もいる中でのこの曲は沁みました。グッときたというか、ここの場面で聴くからこそこの曲の深みがより増したという印象です。ずっとワイワイしてた会場の人たちもこの曲で聴き入っていて、それで感動も加速したとこですね。
17.Re :Re:
イントロキタ━(゚∀゚)━!
音の重ねるあれキタ━(゚∀゚)━!
迫り来る来る来るキタ━(゚∀゚)━!
ギター:(ほなイントロ行くでい~)
テッテッテッテ
ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
正直この曲を聴くために生きてきたくらい待ってました。迫り来るAsus4の嵐。感謝カンゲキ雨sus4。大好き。
この曲で一気にド―――(゚д゚)―――ン!と会場が沸きました。そして最後のあれも最高でしたね。
ゴッチ:「うぉ~お おーおぉぉ きみ~じゃな~ぁいとさぁぁぁぁ うぉ~お いぇぇぇぇぇぇぇぇい!」
会場:「うぉ~お(↓) おーおぉぉ(↑) きみ(↓)~じゃな~ぁいとさぁぁぁぁ(↑) うぉ~お(↓) いぇ(↑)ぇ(↑)ぇぇ(↑)ぇぇ(↑)ぇぇ(↑)い!(↑)」
気持ち良かったです。現場からは以上です。
18.Standard
「Little Lennon」だと思ったオールドマンを殴ってください。途中まで曲が脳内が刷り替わっていました。
ゴッチ:「小さルなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
の「な」の前に巻舌のような「r」入ってましたね。これがまた良きでした。
アルバム「Wonder Future」最高です。そしてこの曲もまた最高でした。
20.新しい世界
初聴!なのに歌詞が等身大でより好きになった曲!
何もない君が
逃げ入るその自意識の片隅から
さぁ飛び出そう
胸躍るような新しい世界
ここの歌詞に泣きました。というよりもこの曲があること自体知らなくて素直に悔しかった。ロッカールームで泣きますよこれ。
「新世界ハンパないって」この状況。なんで、アルバム「ワワワ」が早く欲しいというお気持ちになりました。(追記:6月22日に買いました!)
ここで終われればいいんですが、事件あったんですよね。登場人物が平井堅に似ていた大柄な男性(30代前後)。堅似と呼ばさせてください。
発端はこの曲のイントロ。前から4列目で観てましたが、イントロが始まった時に後ろの(それこそ柵より後ろの)列からギュウギュウ詰めの人達の間を掻い潜って猛スピードで入ってくる人が見えました。それが堅似です。
僕のところから6人目のところに入ってワチャワチャしてました。そこまでは大目に見てたのですが、いきなり周りの人たちでおしくらまんじゅう的な事を始めてですね。正直死を覚悟しました。これがLIVEハウスかと改めて思ったりして。
その予感が的中して、堅似含めた5人くらいの人たちの波の中に50代前後のオジサンが入ってしまって倒れ込みました。元々観てただけの人が入ってしまったがために起きた事でした。なので前の人たちはその曲をまともに観てなかったと思います。余波が周りを取り巻きましたし。間を空けてそのオジサンは立ち上がり、幸い大事には至らなかったのですが怖かったです。
向こうの人からしたら「最後の曲くらい騒がせろ!」と思うのでしょう。ただ、観てる人からしたらそれはただの迷惑だと思いますし、難しい局面ですけど僕は嫌だなと感じました。
「だったら来んなよ」みたいな声もあると思いますが、モッシュだのダイブだのとは違った熱い気持ちの表現の仕方で盛り上がれば怪我人無く楽しめるのではないかとLIVE観ながら考えました。
その結果アウトロちゃんと聴けんかったからな。覚えとけよ堅似。
20:50頃に全員出て行く。本編終了。
Zeppクラスでも拍手が早くなってまた拍手が始まるループ&ループ。でもダイホとかクアトロに比べたら拍手の早さは一定のように聞こえました。いやぁ、感動。(知らんがな)
20:52くらいかな。メンバーが再登場!
健さん!赤いツアーTシャツ!
かわいい(*´∇`)ノ (*´`)トロケル
そして楽しいこの曲へ。
アンコール
1.今を生きて
タイトルと何となく曲の感じは見たことも聴いたこともありました。が、が、こんな楽しい曲とは思いませんでした。
何が楽しいって、「イェイ!イェイ!イェイ!」とか会場が一体となるとことか、全部含めて控えめに「最高」でした。ほんとにAKG2欲しくなりましたね。
2.N.G.S
キタ━(゚∀゚)━!キタ━(゚∀゚)━!キタ━(゚∀゚)━!
少し間を置いてΣd(゚∀゚d)状態になりました!わかりますわかりますた!
この曲好きなんすよ。それこそ「君繋ファイブエム」を最近鬼のように聴いてて、この曲の意味を知ってもろ好きになりました。だってナンバガを意識して作ったんでしょ。こんなん好きになるやん、普通。イントロ変態だし、歌詞もメロディーに合わせる事で向井秀徳感あるし、何これ、変態やん。大好きです。
「ソイヤッ」
これを合わせたかった人生でした。
3.アンダースタンド
聴けて良かったです!まずファルセットで会場も「フゥフゥ」って言ったのには笑いましたが、自分もやったらファルセットになったんで良しとします。(知らんがな part.2)
というのもアンコールが日替わりなのは個人的にビックリで。これがLIVEの醍醐味なんだなぁと心がおじさんになったオールドマンは感じましたね。LIVEは生き物。まさしくその通り。
21:19にLIVEは終了。ローリング・ストーンズみたいに肩を組んでお辞儀。えっ、ゴッチって意外に小さいんや…とそこで気付く。なるほど。
帰りはごった返したロッカー前を潜り抜けて会場を後にしました。友達は衝撃の事実として「8割方は分からんかった」と言ってました。ただ、楽しかったと言っていて同じように「Re:Re:」の合唱楽しくてとも言っていたので良かったです!最高の夜でした!
そんなZeppの初体験は楽しくもあり、帰りの電車で同じセミナーの子からLINEが来て、まさかの同じ空間に同じ時間を共有していた事実。素直に楽しかった6月18日でした。楽しかったしか言ってない6月18日でしたね!
ゴッチ語録としては、
「好きなバンドで好きな曲やってるから楽しい」
「今日地震があって来れなかった人もいるから、その人の分まで楽しんで」
「俺達は楽譜書かんくて。楽譜は頭ん中にあるから。ビートルズっぽいやろ。(笑)
そう、だから楽譜見ながら演奏はしないかな。何故かと言ったら頭の中にあるから。」
「Twitter炎上しちゃうから」
「俺らが丸くなって良かったよな。俺らは尖っていても陰湿だったから。普通は楽屋を荒らして帰って行くのを、俺らは楽屋を綺麗にしてから帰ってたから。(ワハハハ)
もう来ねぇぞと。」
「特に一部やけど、お前らうるさい(笑)」
↑
に健さんが「そうだぞ!黙ってろ!」
と言って間を空けて「嘘です。ごめんね(>_<)」
と言っていたのがかわいくて溶けました。
これがアンコールにまた起きて、
ゴッチ:「これ座談会になっちゃうから、(健さん指指し)同じTシャツだし(笑)」
健さん:「後でハグ(ハグポーズ)しましょう」
ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ溶けたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
感想としては、MCの時間が短かった。その分演奏等の歌を届ける所で圧倒されました。
そしてゴッチのギターを弾くストロークがあれが普通なんかなレベルで見て思った。確かにベボベのこいちゃんのような鬼のカッティングを見まくってるのもあって麻痺してるのもあるけど、カッティングないし普通のギター奏法を久しぶりに見た気がする。
そこなんすよね。弾き方も自由だし、みたいな。最高にロックだわ~。もうまとめれません。
とりあえず最高でした。そんな名古屋1日目。