【ライブログ】 back numberとかいう俺的青春バンド

えっ!えっ!えっ!の連続。

 

 前日がaikoのLIVEで、その余韻が抜けないまま友人の部屋に泊めさせていただきました。感謝ですね。そのまま歩いてドームに向かって、その時のお供はaikoのアルバム「夏服」から「飛行機」を聴いていきました。感動の渦ですね。


 

 一緒に行った子は地元が近い(隣町の)友達で、LIVEは2回目だという話。4月に行われたSHISHAMOセンチュリーホール以来で、あれ、そういや昨日のLIVE行った子も4月のセンチュリーホール観に行った…あれ、同一人物?(なわけ) 

 グッズの列が長くて、びっくりしましたよね。あんだけ長い、しかも暑い。なんだこれはと。素直に暑かったっすね。
 

 開演前の待ち時間でback numberのマネージャーである深澤さんと写真を撮らせていただきました!色んな人が写真を撮っていたので何かと思ったら深澤さんでして。実は去年のたまアリ公演に行った際も写真を撮らせていただいたので、「実は自分、去年のたまアリの時も撮ったんです!」と言ったら、「お、おぉ…ありがとう」と返されて軽く昇天しました。

 

 16:00の開場時間から1時間と少し。ドーム内に入ると銀魂の予告映像が間隔を空けて流されてました。これまた映画が面白そうですね。(小並感)

 

 待っている時のBGMも吉澤嘉代子やらクリープハイプやらフォーリミもあったかなと思いながら聴いてて、(うわっ、これツイートしたいけど絶対ネタバレすんなって叩かれるやつやん)って思ったのでツイートしなかった僕を褒めてください(キリッ) 

 

18:05過ぎに開演。映像が去年のLIVEの時よりも高画質で色彩が鮮やかでした。感覚的には「ミラーボールとシャンデリア」+「All our Yesterdays」を足した感じ。

 

1つの単語に1スクリーン使って、それが3スクリーンにあった。

その間歓声を背にしてみんなの手拍子に乗ってって...

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誰がタイロン・ウッズや。

 

セトリ

1.瞬き

2.SISTER

3.ARTIST

4.青い春

5.チェックのワンピース

6.エンディング

7.ハッピーエンド

8.ゆめなのであれば

9.半透明人間

10.海岸通り

11.西藤公園

12.重なり

13.クリスマスソング

14.ヒロイン

15.stay with me

16.大不正解

17.MOTTO

18.スーパースターになったら

 

アンコール

1.ネタンデルタール人

2.ささえる人の歌

3.高嶺の花子さん



暗闇の中から一筋の光が射すように始まった

 

1.瞬き

 

歓声はやがて悲鳴に変わる。青い光がステージで輝き、スポットライトがボーカル・ギターの依与吏さんを照らす。1曲目に最新曲のシングルを持ってくる辺り、back number洒落てる。洒落すぎ。

そんな聴き入った曲を後にして歌われた...



2.SISTER

 

の透明感。依与吏さんが何度もステージに向かって叫んでいたのがグッときましたね。この曲も今ではLIVEの定番曲だし、盛り上がるには欠かせない曲になりましたね。早いですわほんとに。アーバンライブの時から大きくなりましたね。サビの指の突き上げ、腕の振り、加速が止まらない。

MCを挟んでback numberの曲でも異質な...



3.ARTIST

 

という曲へ。「瞬き」のカップリングの質の高さ、これヤバいですわ…。普段歌詞には出てこない英単語がチラホラ出たり、イントロのギターは依与吏さんが弾いていたり。サビは腕を上げていましたね。これまた定番曲というよりも「ミラーボールとシンデレラ」的な立ち位置の曲な気がしますわ。ダンスミュージックという感じ。



4.青い春

 

こっちの方が盛り上がるだろおい!とこの曲が突っ込んでました。サビ前の観客に向かって叫ぶ依与吏さんのあれはもう風物詩。あれがないと「青い春」は成り立たんのじゃねレベルで必要ですよ。あれは。

楽器チェンジで次曲の...



5.チェックのワンピース

 

へ。これ。この曲。元々は依与吏さんがアコギを弾いていたけど、今回はサポートギターの壮太さん(右利き)が弾いてましたね。これがまた良かった。依与吏さんは赤色のテレキャスターパワーコードで押さえてまして。結局3カポのアコギと変わらないじゃんと思いながら見てて、これがまたたまらなかったですね。切なくなりました。



6.エンディング

 

イントロ前に依与吏さんがピックアルペジオでいつもの切ないフレーズ(多分即興)を歌って始まった。確か黄色のテレキャスターだった気がする。好きな曲だったんで1人切なくなってました。そんでもってアウトロの締めが最高。寿さんのドラムの間を空けて叩くあのポイントが感動ゾーンでしたね。この曲、絶対DVDに入れて欲しい…。



7.ハッピーエンド

 

はいきた。失恋ソング2連発。「エンディング」という「失って分かった。君の代わりがいないこと」の対比に当たる曲。(だと推測)

つまり「さようなら。好きなままで別れる恋」を体現した曲だと思うんすよ。この曲もグッときちゃいました。゚(゚´Д`゚)゚

カップリングの曲やります」というMCを挟んで次の曲へ。



8.ゆめなのであれば

 

依与吏さん曰く、「歌詞に頭を使う」とのこと。確かに夢で出てくる人達のオンパレードですもん。バックのスクリーンの歪んだ時計とか、「THE 夢の中」を表していたりね。

ホッコリしましたε-(´∀`*)ホッ



9.半透明人間

 

ホッコリからまた騒々しい会場へ。手拍子→腕の振りの熱いLIVEがまた戻ってきました!

短い時間の曲ですけどね。それでも熱くなれるback numberの演奏と観客の熱気、もうサウナ。ドームの白いやつ剥がれるわ。



10.海岸通り

 

剥がれそうな熱気のまま行ったこの曲。この曲か前の曲で淡い緑色のギターが出てきて、久しぶりに見た気がしたんですよ!前の武道館LIVEとかでは頻繁に使われたギターで、ここでもこのギター出てきて興奮しましたね!

依与吏さんが「半透明人間」終わった時に流れるよう口から出た

「かいがんどおり(りの発音が消えかかってた)」

で会場は最高潮へ。

この曲の素敵なところって、BメロのPPPHだと思うんすよ。back numberでPPPHやるのは5曲あるかないかくらいで、この曲はそんな貴重な1曲。盛り上がって終わってた。

こっからMCで依与吏さんが衝撃の一言。

 

「後ろのステージでやります」

 

この曲が終わる時にスタッフが音響機材にシートを剥がしていたのが見えたんすよ。やけど、見たらまさかのドラムセットという。(笑)

5分かけて歩いてステージからサブのステージへ。ちょうどバックネット裏の前。野球で言うキャッチャーのいるところ。大体ステージからだと60~70mあると思うんすよね。ゆっくり時間をかけて歩いて。

ステージ着いて、3人の機材紹介。15年近く前に使ってた機材を言ってましたね。



・和也さんのベースは親から貰った教習代を注ぎ込んだ名器。しかし、壮太さんに音が合わないと言われ使わなくなった。

そんな白色のベース。



・寿さんのドラムは初代が現在ツアー中の先輩バンド(名前忘れました( ̄▽ ̄;))のドラムの人に貸してしまい、2代目を持ってきたと。時期で言えばラブストーリー前。でもスネアは初期のスネア。1人だけ新しいから2人にイジられる寿さん。きゃわいいヽ(。・ω・。)ノ



・依与吏さんのギターは3万5000円の黄色のギターで、「逃した魚」「あとのまつり」でほとんど使ってたギターとの話!このギターがいれば怖いものは無かったと。でも良いギターを手にすると買っちゃって墓場(倉庫)に眠っていたところを掘り出してきたって!



3人だけのステージで思い出したのはレミオロメンの滑走路LIVE。DVDで見たあのステージと同じ感じでしたね。演奏した3人映えする曲はあの曲でした。



11.西藤公園

 

おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!

ヤバっ、マジか。冬の名曲が多いback numberにとっての始まりであり礎とも言えるこの曲。この曲アコギでやるんかなって思ってたら裏切られましたね。いやぁ、依与吏さんのギターが輝いてましたね、これまた。

近い場所というのもあって生音とスピーカーから出されている音が違って違和感がありました。それは周りの人もザワザワしてて感じたり、それがまたLIVEだなぁと感じたり。1人そう思ってましたね。

アウトロのギターソロ、いやぁ、痺れた~!

お尻向けたりごめんねのMCを挟んで次曲へ。



12.重なり

 

「乗れる人は乗ってください」と依与吏さんが言って全員が跳ねたり腕を上げたり。途中煽ったり、3人の熱量以上のものを感じた。3人と感じさせへんところもまた最高ですわ、ほんとに。

 

終わってから3人がまた歩いてメインステージへ戻っていって。ホームからライトの順番。5分かけて歩いて行きましたね。



~SE~

「スーパーにある半額の商品を手にした時のガラスケース。あれが嫌だな。半額の商品を取った顔が半額になってるもん。

スーパーでかかってるヒット曲の安っぽいアレンジのBGM。切なさを誘ってるよね。

そんな冬の曲。」

 

みたいな感じの言葉がスクリーンに映し出されていて、歌い始まったのが次曲。



13.クリスマスソング

 

イントロで震えた。ここまで来ると震え以外に胸が痛い。黄色のギターでかき鳴らす6弦、素直にかっこ良かった…!

何がかっこ良かったって、依与吏さんがキリッとラストのフレーズ

 

「君が~好きだ~っ」

 

を言ったこと。マイク握って、前を見据えて言ったこと。かっこ良かった~!

そう余韻に浸ってるとこの曲がぶち込まれてきて…



14.ヒロイン

 

内心ボロボロ。依与吏さんが引き続き黄色のギターで、(あっ、アコギじゃないんや…)と思いましたね。これまた珍しいなと。そんでもって、

 

「全部君が良~い」

 

の言葉の強さ。これまたたまんなかったですね。ここの声が透き通ってて沁みたり、ジーンときました!



15.stay with me

 

依与吏さんがひたすら「ねぇ、ねぇ、ねぇ、」と弾き語ってました。側から見るとSHISHAMOの曲みたいやんね。



そんでイントロに入るわけですけど、何度聴いてもこのイントロの透明感は沁みる。ラスサビ前で依与吏さん感極まって歌いづらくなってるし、少し涙っぽくなったこの曲もたまらなく胸に入ってきましたね!

曲終わりにMC挟んで「stay with youなのにstay with meしちゃダメやろ…恥ずかしい」と感極まった事を言っていたんすよ。依与吏さんが。そこから新曲いきますと告げられてやったロックな曲が...



16.大不正解

 

キタ━(゚∀゚)━!キタ━(゚∀゚)━!キタ━(゚∀゚)━!

もうラジオで聴いた人もいると思うんすけど、この曲サビ始まりなんすよね。やからそこにびっくりしちゃって。依与吏さんの指の動きを見てても、ローコード→ハイコードみたいな押さえ方してて、そこでキュンキュンしちゃいましたね。

この曲ってサビ入る前にドラムというかパーカッションみたいな音が入ってるんすね。その音をどう再現するのかなと見ていたら、寿さんがサンプリングパットを叩いていたんすよ!

Unknown






(画像と似たやつです)
ここに興奮した。多分一番興奮した。それくらい興奮したんすよ!!めっちゃロックしてて、寧ろカッコイイの一言だけで済ましたらダメな気がしましたね。これは8月22日のリリースが楽しみになりました!



17.MOTTO

 

いや、飛ばしすぎ。同じ路線でカッコイイロックな曲を入れすぎ。もうドームがおかしくなった。手拍子とか腕の振りとか依与吏さんの叫び・煽りとか、この曲の持つ無限の可能性を改めて感じたんすよ。それくらい強くて激しいものを見た気がします。友人曰くこの曲が好きと話してて、タイトルど忘れした自分が恥ずかしくなったんすよね。いやーん。



18.スーパースターになったら

 

はい来た。開放弦をジャンジャン鳴らして、しかもクリームソーダ色のあのギター。

 

「絶対、迎えに、来るから、スーパースターになったら!!」

 

って言ってカウントやって銀テープがドーン!となってドームが熱気の渦を巻いたんすよ。ここが一番のハイライトじゃないですかね。最高の流れで。最高の瞬間。そして安定のラスサビでの合唱。何だかんだ言ってここの合唱が好きなんすよ。ジーンときてたまらんから。なので毎回ここでジーンときます。



そんでもって最後終わってからアンコールの拍手。久しぶりにアンコールのリズムに乗って拍手した。やっぱり段々と早くなるあのアクションよりも胸に響いたり、一部の人が「アンコール!アンコール!」と言っていたのも印象に残ってます。

全員同じ黒い服で再登場。この曲へ。



アンコール

1.ネタンデルタール人

 

まさかのこの曲で焦った。LIVEのアンコールがこの曲から始まるのはノーマーク過ぎたし。そんでもってイントロから若かりし頃のback numberのLIVE映像がスクリーンに上映。それを見て依与吏さんが笑ってメロディー狂う。それ以上にイントロの寿さんのドラムミスがあって、それにでも笑っていたんすよね。微笑ましかった。

過去のLIVE映像というのか、まだライブハウスで3人でツアーを廻っていた時期ですね。この時期。それがラスサビには今の、今LIVEやってるこの演奏がスクリーンに映っていてジーンときましたね。いやぁ、妬んでるだけの時間を終わりにしよう。

終わってから依与吏さんが寿さんにドラムミスを言ったり、ベースの和也さんに映像がチョイスミスだよ~と言っていて、この3人が尊かった。たまらんですわ。



2.ささえる人の歌

 

まさかの依与吏さんがエレキ。そしてスクリーンに映るその日の親子・女性の写真。開演前にカメラマンさんが撮ったんでしょうね。良いなぁと思いながら観てました。

まさかのまさかで、遠くの席でLIVEを観ていた母親(アリーナ席)の後ろの列の人がそこに映ったらしく、それで「おぉ~!」となってたらしいです。ホッコリしてたその映像の人が近くにいた、これは奇跡に近い。またその画像も白黒加工で切なさを倍増させてたんすよね。涙を誘う演出で言えばback numberは群を抜いてると思うんすけど、これがまた普通にグッときてジーンとしちゃいました。

終わって、何となく次の曲のレールをこの曲が敷いたなぁと思いながら(ほらきたっ!)と思って次曲のイントロを噛み締めました。



3.高嶺の花子さん

 

久しぶりに聴きまして。あえて聴かないようにしてたと思うんすけど、やっぱりこの曲に弱いですね。改めて思ったのがサビのメロディー、ここすごく良いなぁと感じます。昔はノリで聴いていたのが多くて頭に曲が残っていたから聴かなくても脳内再生できてて。それが高校卒業して久しぶりに聴いたら2度漬けしたかのような染み込みの深さ。反則やなぁと思いながら曲がドンドン頭からつま先まで浸透していったんすよね。この曲の不思議なところはそこ。やっぱり最高の夏曲です。夏の魔物とはこの曲ですよね。

Aメロの手拍子、BメロのPPPH、サビの腕の振り。やっぱり一番盛り上がる曲だと再認識しましたね!



そんなこんなで21:10過ぎに終わって、何度聴いても震える依与吏さんのマイク無し「ありがとうございましたっ!」の声。ステージからスタンド席まで聴こえる辺り、やっぱり依与吏さんの声の透明感は透き通るなぁって思いましたね!

挨拶して村田さん、壮太さん、アッキーさんが退場して3人でステージ周りを歩いて「ありがとう」の挨拶。そこで流れた「光の街」のインスト。そのインスト曲をほとんどの人が歌う訳ですよ。それに口ずさんでいたら泣けてきて、まさか最後の最後で感情が昂って涙を流すとは思いもしませんでしたね。この「光の街」っていう曲の持つ力は絶大だと。
一人暮らしをして人が離れていったり近くに来たり、人の生活はそれぞれやけども同じ空の下で暮らしいている。その街の景色は同じであったり違ったり、だけどその景色を一緒に見たかったなぁ。みたいなように最近は聴こえるんですよね。だから泣いたのかなと。涙腺を崩壊させたのかなと。良い曲という事を改めて再認識しました。

友人が明日から仕事という事で「光の街」をバックに急いでナゴヤドーム前矢田駅まで行きました。仮に残っていたら規制退場という流れで帰っていたので最悪日付を超えて帰っていたと思いますね。

 

back numberを少し知ってる友人と行って、終始「楽しかった」という言葉が聞けたので良かったです!

このバンドの持つ「人を幸せにする」こと、「人に寄り添う」ことの力は特別強いなぁと感じました。やっぱりback numberの曲は沁みるなぁと。

最後に一言を言うとするならば、「最高でした」。
そんな7月29日。