フジファブリック LIVE TOUR 2018 "帰ってきた!!三日月ADVENTURE"
フジファブリック LIVE TOUR 2018
"帰ってきた!!三日月ADVENTURE"
LIVE in 岐阜 CLUB ROOTS 2月25日(日)
ネタバレ含みます。今後参加される方は注意してください。それを乗り越えて「見て楽しみたいんだ!」という熱い想いを持った方は覚悟を持ってください。なお、所々間違いなどがあると思いますが、そこは多めに見てください。
セトリ
1.徒然モノクローム
2.カンヌの休日
3.Sugar!!
~MC~
4.熊の惑星
5.スワン
6.マボロシの街
~MC~
7.Gum
8.かくれんぼ
~MC~
9.電光石火(新曲)
10.炎の舞
11.Splash!!
~MC~
12.打上げ花火
13.モノノケハカランダ
14.バタアシParty Night
15.Surfer King
16.SUPER!!
17.夜明けのBEAT
~アンコール~
~MC~
1.1/365(新曲)
2.虹
どうも、午前は試験を・午後はLIVEに行ってきましたオールドマンです。すごく楽しかったのが本心なので、その中身をサクッと伝わるように書いていきたいと思います。
「TEENAGER」収録で「蒼い鳥」のカップリング曲「ブログ炎上」にならないように、ではいきます。(ちーーーがーーーうーーーだーーーろーーー)
開場は17:30でした。そして開演は18:02。メンバーが入ってきた興奮はたまらないの一言でした。
インディージョーンズの曲で行進をし、加藤さん(以下かとをさん)の笛の合図で行進が止まりメンバーは1礼。そして帽子を飛ばす。いやぁ、たまんないっす。素直に取りたかった…。
ってか、かとをさんの帽子 in 帽子たまんないなおい。
そして曲へ。
1.徒然モノクローム
まさかこの曲が1曲目とは思いませんでした。フジファブリックを好きになるきっかけの曲が聴けて、この始まりは卑怯だなと感じました。だって心の準備してなくてきたのはズルイよと。一緒に来た友人は興奮のあまり顔の前でパタパタ手で風を起こしてました。女の子か。(いや一緒に行った子は女の子だろ)
ギターソロで山内さん(以下総くん)が噛みしめるような顔で弾いていた姿に男ながらキュンキュンしました。やっぱりボーカルだけど真のギタリストだと感じましたし、あのフェンダーの赤いギターを拝めたのは良かったです。手を合わせました。
2.カンヌの休日
きたとき「山田孝之来るの!?」というのが頭から浮かんでワクワクしましたが、来ませんでした。まぁ..そうだよなぁ という感覚は置いておいて、あのサビでのシャウトが聴けて僕の耳は幸せでした。金澤(以下ダイちゃん)さんの変態的なキーボードテクニックはたまらんの一言でした。なにあれ、本当に何あれ。イントロのキーボードにはいつも耳を疑います。実際見て疑いました。
3.Suger!!
はいきました!今回聴けて一番良かった曲です。高校から通学に帰る時に恋愛した時も失恋した時も必ず聴いていたのがフジファブリックで。特にこの「Suger!!」は通学時に聴いていて。歌詞の「全力で走れ」を聴きながら坂を駆け上がったりしました。その青春を彩った曲を聴けて感動しました。目頭が熱くなって込み上げて来るモノがありました。かとをさんのベースもさることながら、今回のツアーで一緒に初めて共にするサポートドラムの玉田豊夢さん(以下豊夢さん)の力強いドラムに心打たれました。素直にパワフルなリズム隊とそこに合間見えるキーボードの音の絡まりがカッコよかった。聴きたかった曲が聴けてとにかく感動しました。
~MC~
このLIVEがツアーの前半戦のトリということで、今までの良かったところの寄せ集めをする(かな)というLIVEをします!!
と聞いて『フォぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!』と心の中で叫びました。そして三日月ADVENTUREではお馴染みとなったこの曲へ。
4.熊の惑星
この曲は今までタイトルとして目にすることはあっても聴いてこなかった曲で、「お、おう…」という元カノに久しぶりに会った気まずい雰囲気がこの曲にありました。が、が。しかし、聴いたら聴いたらで爽やか1番の曲でした。TEENAGER期のTEENAGER期ど真ん中の曲で、ダイちゃんの右手でサァァっと左手でサァァっとキーボードを弾く姿が印象的でした。
5.スワン
「STAR」収録の透明感がある曲。ダイちゃんのちゃんダイのピアノが耳を癒して、ただただそのままの君を受け取る気がしました。
あの透明感のキーボードを聴けて幸せでした。
6.マボロシの街
聴いた時に「あれこれってBOYSのなんだっけ…」と思いましたが、次のMCで「あぁ!マボロシの街か!」と思ってスッキリしました。嬉しかったです。
総くんは白色のギターを使っていたので、なんとなくあのBOYS期はあの白色のギターもメインなのかなと感じました。
~MC~
曲終わりに総くんがかとをさんに耳打ちをして観客が湧きました。
総くん「この曲って何収録だっけ」
かとをさん「BOYSやね」
みたいなやりとりだと思ってます。(予想)
あの時のやりとりを踏まえた笑いながらのMCは可愛いの他ありません。
ここのMCでドラムの豊夢さんと総くんの秘話(和義さんのLIVEで一緒に周ったこと)を話してくれて、内心キュンキュンしました。豊夢さんはテレビでも観ていたり、売れっ子ドラマーで技術的にもピカイチで好きなドラマーの一人です。そんなドラマーが今回のツアーを周るメンバーでワクワクしていましたが、そのワクワクはMAXに達しました。「LIFE」の時にドラムとして参加して、そんな中からの1曲でこの曲を。この時のギターはミスチルの桜井さんが2011年のLIVEの終わりなき旅で使っていたのと同じやつかなぁと思って観てました。
7.Gum
最近聴く機会が多くなった曲です。冬の新定番とも言える曲で、個人的にマイブームです。
そんな曲を聴けて嬉しかったです。この曲はイントロで飯が食えるんです。そうです。そうなんです。
この曲を聴いて改めて「総くん歌上手いなぁ…高音があんなに出るってもうたまらんで」と思いました。はい。
8.かくれんぼ
この曲は配信でリリースされてキャノンのYoutube公式サイトで聴いていたので輪郭は何となく分かっていましたが。が。実際で聴くとそれを上回る気持ちが重なりました。何よりアウトロがエグい。あれ程アウトロで昂ぶるのは「ブルー」以来かなと思ったり、楽器演奏に関して言えばフジファブリックってやっぱり上手いと思ったり、あのグルーブ感の最大の魅力がこの曲に詰まっていると感じました。ダウンロードします。
~MC~
ここで総くんがダイちゃんに「もっと良い曲作ってね」という半ば強引な言葉をふっかけるもダイちゃんはおしとやかに対応。今日のダイちゃんはおしとやかでした。舞妓さんかなっていうくらいの美白、さすがikkoさん。
そして次の曲について話をしていました。「Suger!!」以来のJ-SPORTSのオファーを頂いて曲を書いたこと。総くんが「あの時のWBC観てた?観てないか」と言っていたとき
「観てた観てたで!あの蛇直球・林昌勇のストレート打ち、素直にたまらんのですぅぅぅぅぅ」
と言いたくて燻っていたオールドマンです。
そこはいいとして。
ちょうど仕事中でインタビューを受けている時に止めてもらったと総くん言ってました。テレビでイチローがセンター前に打った時に一緒に観ていた志村さんと「よっしゃぁぁ」と盛り上がったと話してました。志村さんとの秘話やこの曲がタイアップで良かったという話が聞けて嬉しかったです。
「あれから9年経って取り巻く環境が変わって、でも、「全力で走れ」ということはベースとしてあるからそれを歌にする。」と言っていて新曲に入りました。
9.電光石火(新曲)
初めて聴いた曲で「もろ「Suger!!」やんけ…」と思いましたが、ベースには「Suger!!」があってそれを上手く今のフジファブリックとして融合させていました。サビはもろ「Suger!!」でしたが、ラスサビ前はラップのようなコーラスがありました。そしてラスサビです。何がすごいかって、さっきまであれだけ「Suger!!」だったのに転調していることです。あれには驚きました。バンドが前に進んでいることを感じましたし、前のフジファブリックから新しいフジファブリックの進化や、今のバンドの「全力で走れ」という土台から新しい衝動が見れたので良かったです。これは次の新作が楽しみです。
10.炎の舞
総くんが琵琶法師のようなギターを持ってきました。曲前にテクニックを見せつけるかのような音を奏でます。それを見ます。何弦あるかを確認します。6弦ありました。良かったです。
という曲前だった訳ですが、インドっぽい音が聴こえて耳を疑いました。というのも、実はこの曲はSTAND!!のツアーをLINE LIVEで聴いて以来聴いたことがなくてある意味初聴でした。なので「STAND!!」が欲しいのですが、てっきり「Mirror」をやるのかなと思いました。違いましたね。ここで再度思ったのが一つ。
「やっぱ総くん歌うめぇ…」
11.Splash!!
イントロから会場の空気は最高潮に達するくらい、あのイントロで人の心を鷲掴みにしてくれました。Bメロからサビの会場の手の挙げる率は高かったですね。多分首位打者獲得してますよ。ええ。
CDでも聴いたりしているのでいつもやり過ごしていたのですが、改めて「サイダー振ったらすっ飛ばしてよ」っていう歌詞。素直にヤベェ。ヤベェ。
~MC~
ここでちゃんとしたメンバー紹介が入ります。やっとです。
ダイちゃん:「岐阜に来ると1つ楽器が増えるの。エアコンの調整係になるんやねえ」のようなニュアンスで話していましたね。
そこで生まれたダイちゃんの名言という名の決めゼリフが
「調整しちゃうよ!!」
です。これは大いに使っていきたいですね。
それを聞いてかとをさんが一言。
かとをさん:「ダイちゃんが話してからこのベースの締まりが緩いんですが」
ダイちゃん;「調整しちゃうよ!!」
これの効果もあり会場の温度は上がったり下がったりしました。会場の熱気さえも調整してました。
恐るべし。そして岐阜に来た時の話もしてくれました。
ダイちゃん:「実はね開化亭に行こうと思っていたのね。ちゃんと調べて。中学時代にですが、修学旅行で完璧な行程を出して旅行会社の人に褒められたくらい完璧な行程を出して。そして当日向かったら慰安旅行で休みだった経験があって。それで開化亭調べたらやってると。向かったら連休で行けなかった…」と話していたダイちゃん。そこに総くんが、
総くん:「開化丼とは違うの?」
ダイちゃん:「いやそれは中華の」
のくだりをしていて後半上手く聞き取れなかったのですが(汗)、どうやらこのやりとりは楽屋で話していてステージ上でやるという珍しいものだったそうです。(結局開化亭に開花丼は自分には分かりませんでした…)
そのやりとりの後にかとをさんが前のやりとりを引きづりながら話をしました。
かとをさん:「定食屋さんに入って焼き魚を食べたのね。そしたらそれが美味くて、お店の人に聞いたの。「すいません、これなんですか?」って。「おーい、これ何かわかるか?」って聞いた人も違う人に聞いてわからず。結局食べた魚は何か分からなかったです。」
というオチで笑わせてくれたかとをさん。たまんないっす。そして豊夢さんへ。
豊夢さん:「帰って来たっていうツアータイトルですが、僕は初めてなので(汗)。ここの…CLUB ROOTS。CLUB ROOTSは叩きやすい場所ですね。音も聴きやすくて。」
浜松でLIVEをした時に「窓枠」を「窓際」と連呼してなかなか覚えきれなかった豊夢さん。この日は確認しながら言ってました。ちょっとお茶目。(笑)
でも
豊夢さん:「この仲の良いバンドのサポートとしてツアーに帯同できるのは嬉しいです。」
と言った時、「素敵なドラマーさんや…」とも思いました。素直にナイスガイです。
そして総くんは岐阜に着いた時にコンビニで水を買って寝たらしいのですが、散歩が好きで行く先々でスタッフのテクニシャン・ゴリさんと散歩をするということを話してくれました。通称・ゴリ散歩…と後が続かなくてダイちゃんがエアコンを元通りの設定温度にしてくれました。いや、調整してくれました。
そんな温度を上げるべくまだまだ上げる曲いきますと総くん。そしてこの曲へ。
12.打上げ花火
総くんが左手薬指にボトルネックを装着して「もしかして若者のすべて!?」と思いましたが、どこか聴いたことあるあの不気味な感じ。もしや…そうです。「打上げ花火」でした。
何がかっこいいって、あれこそフジファブリックの真骨頂な気がします。あの高い演奏技術。フジファブリックだからこそ映える曲。アルバム「フジファブリック」の中でも1位2位を争うくらい好きな楽曲の1つなので、聴けて素直に嬉しかったです。
それにしてもテンポが速くなるところでの光を使った演出。素直にたまらんかったです。
息の合った、演奏→ストップ→演奏→ストップ→演奏。豊夢さんが口でカウントしているのが見えてたまらなかったです。あそこの場面は4人が異次元にいました。そんな興奮冷めやらぬ中で次の曲へ。
13.モノノケハカランダ
はい、来ました。もうかっこいい。前バイト先に行く時に必ず聴いていた曲で、それをまさか聴けるとは思ってもいませんでした。これほどイントロから爆発力を持った曲は数少ないです。
噛み締めながらギターソロを弾く総くん、もうえらい丸くなった兄ちゃんにしか見えなくなってきました。
14.バタアシParty Night
おぉ、まじか。ここで来るのか。サビの「殴られたら殴り返せ」という歌詞が好きで、一時期鬼のようにリピートしてました。
初めての感覚でしたが、まさか振り付けあるとは思ってもいませんでした(Roud&Roud&Roud&Roudのところだけですが…)。「そっか、MVはダンスやったな」と思ったので、この春休み期間は鬼のように観ます。
多分この曲は多種多様に手を上げることが今日やった曲の中でも多かった気がします。はい。うん。
15.Surfer King
一緒に来た友達と話していて上がった話題が「まさかのSurfer Kingやるとは思ってもいなかったね」でした。ノーマークで、やった時の友達はノリノリがMAXでした。今回聴いて僕の中でも評価はうなぎ上りで、改めて聴けてよかったです。
MVやLIVE映像で観ていたダイちゃんのピアニカのようなキーボードは無くて、逆に良いコーラスを届けてくれました。気持ちよかったです。
16.SUPER!!
はい、CBCテレビではお馴染みの「サンデードラゴンズ」のオープニングの曲ですね。開けたサウンドが気持ち良くて、聴いていて清々しいです。
「えええええええええええ」
MVでも観ていたりLINE LIVEでも観ていたので覚悟していましたが、ダイちゃんのギターの姿に興奮しました。しかもコード押さえてる。僕もギターをやっているので分かります。ハイコードで押さえるのは大変です。それでもやっているところにもぞもぞしました。
1番の見所はギターソロ。これ一択です。総くんとダイちゃんが同じ赤いフェンダーのギターでかき鳴らして、MVのように体をウンチョコチョコピーのように反っていたのが印象的でした。そして端っこで弾いていたのもあって総くんと壁に挟まれたダイちゃん。総くんが押してくるのに対して「落ちる。落ちる」と口を動かしていました。確かにギリギリの場所で弾いていたのが遠くからでも分かったので、そんな中でも弾いていてプロフェッショナルを感じました。
17.夜明けのBEAT
間髪入れずに豊夢さんのカウントで始まった「夜明けのBEAT」。生BEATは気持ち良かったですし、あの首の後ろにギター持って来て後ろ向きで弾き鳴らす総くんのギターソロが観れて感動しました。もうたまんないです。
そしてアンコールへ。
~アンコール~
~MC~
フジファブリックがデビューして今年で14年経つわけですが、今年も大きな花火を打ち上げて、15年になる来年も大きい花火を打ち上げると話していました。
総くん:「フジフレンドパークでは今は言えないけど驚くようなゲストを呼んでます。」
興奮しました。これを聞いてフジフレンドパークが楽しくなりました。ゲストが楽しみです。
そして次の曲が教育テレビの「メディアタイムズ」という番組のオープニングとして10秒という短い尺の中で流れているけど、それを今回は長い尺でやるということを話していました。
1.1/365(新曲)
かとを楽曲だそうです。確かに聴いていて楽しい曲でした。教育テレビらしいサウンドと言ったらそれかもしれませんね。(ん?)
2.虹
そしてこの曲です。ラストはこの曲かという実感がなくて、でも良い雰囲気で終われたのはすごく良かったです。
1番の見所はアウトロでのメンバーによる楽器のソロ演奏。ダイちゃんのキーボードは暴れ馬のようで、総くんのギターソロはもう王道のような安定感があって、かとをさんのベースは巧みで素直にベースのかっこよさを体現していました。そして今日のハイライトです。豊夢さんのドラムソロ。
スティックで叩く→一本後ろに投げて、右手で叩いて左手で水を飲む→右手のスティックも飛ばし素手でドラムを叩く→いつの間にかスティックを両手に持って叩く
もう惚れました。たまんないですね。
そんな最高潮の雰囲気でLIVEは終了しました。
メンバーがはけていきます。そして最後にダイちゃんが一言。
「次のLIVEに会えるまで、日程を
調整しちゃうよ!!」
そんな興奮が冷めやらぬ中、時計の針は20:20を差し帰宅しました。
念願だったフジファブリックのLIVEに行けて嬉しかったです。フジファブリック は僕の青春で、高校行く時のBGMとしてやワンシーンでのBGMとして彩りました。とにかく余韻に浸ります。
語彙力が足らないくらい感動したので、ここまでにしたいと思います。
そんなLIVEのまとめでした。
長文と乱文失礼しました。
そして、最後まで読んでくださりありがとうございました!