Base Ball Bear Tour 「LIVE IN LIVE」初日の名古屋公演【ネタバレあり】

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ベボベの初3ピースLIVEを観る

 

 どうも、3ピースとしてのBase Ball Bearをこの目に焼き付けてきたオールドマンです。

会場に入ったらうずうずしてきて、もう全ての視野と世界観が入れ替わりました。(良く分からん)

 

 19:05の開演だったと記憶してます。僕は左側で目の前には大柄な女性が。赤い服を着ていたので僕は勝手に「C2おばさん」と呼んでました。すいません。良いよ。ありがとう。

 3人が出てきて「うわぁぁぁぁぁ」となって、久しぶりのBase Ball BearのLIVE来たわぁ~ってなって色々振り返りたいと思います。



 

 

真夏の条件

3人体制で僕は初めて聴いたので、スリーピース童貞卒業ですね笑

 こいちゃん(小出さん)がギターソロまでやっていたのは何となくLIVE前のイベントやフェスで聞いてましたが、まさか全部のギターソロがある曲で「ギター俺」を聴けるとは思ってもいませんでした。この曲がその序章です。

 印象に残ったのはギターソロ入る前に堀さん(堀之内さん)が4つリズムを取って入るとこでした。そこに驚きとアレンジを感じました。

 ただ、しょっぱつからこの曲はぶち上がりで反則だと心の中で言っている自分もいました。たまらないですね笑



祭りのあと

 待ってました!というのかこのタイミングでこの曲!?という感覚でした。最初がクライマックスって2004年のMr.ChildrenのLIVE「シフクノオト」の1曲目「終わりなき旅」以来じゃんと思ってしまいました。感覚的にはJAPAN JAMで演奏した「祭りのあと」の疾走感でした。最近この曲のLIVE verにハマっているのでまさかこのタイミングで、もう聴けて泣きそうです。ほぼ泣きかけました。



そんなに好きじゃなかった

 今までCD音源を聴いていた身として、どうしても音が足りないというのを感じました。が、が。楽しく3人が演奏している姿、それを超えるグルーブ感、もうそんな事言ってられないなと。この曲ってMVではカポをこいちゃん付けてるんですけど、今回外してましたね。見ててそこにそそられました。(えっ)



ファンファーレがきこえる

 入りがCD音源と違って(えっ、何の曲)となりましたが、関根嬢(関根さん)のベースの音で何となく理解。理解った!あれだ!と。この曲のサビの歌詞に聴いていてうるうるしたんです。起死回生狙いたいなぁと。聴いていて決意しました。4カポでのB♭→Cのコードの行き交いに素直に心躍りました。



つよがり少女

 あっ、聴いたことある…けどなんだっけソング part.1です。この曲の疾走感は脳内にあったのに思い出せなくて辛かったですね。(知らんがな)

 3人ながら4人じゃないのか!?というような音の厚さで終始圧倒されたので、歌詞を読みながら聴こうと思いました。

 


バタフライエフェクト

 前曲からの繋がりを経て逆バタ!光源以来の逆バタ!

 元々光源のアルバムは3人で成り立つのが多いからやるんやろなぁと遠い目ながら思ってました。が、見て分かる通りでこの曲オンリーでした。聴き馴染みがあるでかもしれませんが、この曲のホーム感はたまらないですね。帰る場所というのか。そう言えば4カポでしたね。アウトロのギターソロがもう最&高でした。はい。



kodoku no synthesizer

 暗い中で来てる方々はMCの時間だと思ったはず。しかし、それは曲の始まりを暗示してて。関根嬢がいつもと違うベース抱えてて、多分来てた人達の頭の上には「?」がたくさんありました。「?」見えましたもん。10弦のベースでなんだろうと終始関根嬢しか観てませんでした(唐突のカミングアウト)

 ただすごいなぁと思ったのが、左手でベースのルート音を・右手でギターの音色を弾いてて、もうすげぇ…としか思いませんでした。

 これこいちゃん弾いてるんじゃねって見たら関根嬢が右手で弾いてて、(あっ、そこの音色はベースから鳴ってるのね)と思ったり。とにかくすごかったです。

 

 最近この曲に浄化されているので、まさか聴けるとは思ってもいませんでした。より好きになりました。



ラブ & ポップ

 曲始まり前のMCであのベースの正体が明かされ、「チャップマンスティック」というベースというのを紹介されました。僕の頭の中にはあの左投げの169㌔投げる人かなぁとなったよね。(知らんわ)

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伝説の豪速球王ことチャップマン

 この曲もチャップマンスティックを使って関根嬢は演奏してました。とにかく演奏が楽しそう。それに尽きます。こいちゃんもギターソロ楽しんでるし、堀さんもドラムの叩く姿が生き生きしてるように見えたり、改めて良い曲だなぁとしみじみ。聴けて良かったです!



愛してる

 ドラムパターンがC2の「曖してる」でみんなそう思った中で逆をいかれました。インスタで言う3人映えする演奏みたいなこと言ってた矢先でうぉぉこっちかぁぁぁいと。疾走感しかなくてもうテンションぶち上がり。

 

 そして「あ~いし~て~るぅ~」のコールアンドレスポンスへ。

 

 

こいちゃん:「ヒップホップも?」

来場者:「あ~いし~て~るぅ~」

こいちゃん:「ということはシティポップも?」

来場者:「あ~いし~て~るぅ」

 

 

みたいな掛け合いを繰り広げ。

 

 

こいちゃん:「全てのJPOPを」

来場者:「あ~いし~てるぅ~」

こいちゃん:「Base Ball Bearを?」

来場者:「あ~いし~てるぅ~」

 

 

 このコールアンドレスポンスが楽しくて、その上をいく感動もあったり。最後の締め方もベボベを持ってきてってほんとに粋だなぁと思ったり。もう愛してます。素直に。



WINK SNIPER

 間髪入れずにこの曲へ。とにかく関根嬢にやられた。そんな感じでした。何が良いって、みんなこの曲でヒートアップしたところ。「S・N・I・P・E・R」のところでの叫びは楽しかったですね。みんな言ってた気がします。より好きになった、そんな曲です。



THE CUT

 こいちゃんが「ほ~お~」などのコールアンドレスポンスをしてから堀さんのキック→ラッパーこいちゃん、MC.KOIの出番ですね。(勝手な命名)

 いきなりコールアンドレスポンスからラップが始まって鳥肌が立ちましたもん。そこから関根嬢のベースが入って「君の目で~」からバンド演奏。途中こいちゃんが関根嬢とラップバトルを繰り広げているかのような場になって、フリースタイルダンジョンと化したよね。でもめっちゃかっこよかった。ラップっていう言葉多いものをそうやってるのはとにかくかっこよかった。うん。そして転調前のカポ移動、あれも見応え十分、お腹いっぱいでした。あざした!



曖してる

 今度こそは騙されないぞと聴いていて、やっぱりこのダンスミュージック感、踊れるなと。途中の関根嬢のベースからこいちゃんのギターソロ、あぁ、もう楽器大好きマンだからもうあの演奏観てるだけでピックになって2弦をチョーキングして欲しいと思ったもんね。この曲のグルーブ感すごい好きです。言葉が足らなくてあれですが好きです。



十字架 You and I

 「踊れパーティピーポー」とこいちゃん。THE CUTからのクラブと化した名古屋QUATTRO。あれって思った。これも光源以来で音が少ないのが聴く前ありましたが、もうそんな事思うのやめようと思いました。聴いていて楽しいならそれで良いと。素直にギター俺 かっこいいし、もうあのリズム隊の音で成り立つような感じとか、もう大好き。

 

 今回も「ほ~ぅ」とみなさんと言い合いました。間奏でのこいちゃんが「ベース関根史織」と言って関根嬢が客席に色っぽい目つきで弾いてました。まさしくWINKではなくGANKOU SNIPER。鋭かったですねぇ…。楽器大好きマンなので素直にあの右手の親指で3弦辺りをペチペチされt(自己規制)



ドラマチック

「バンドを組んだ頃には3人にはなると思ってもいなかったけど物語は続いていく ドラマチック」

 

 というようなニュアンスで曲がスタート。最近は弾き語りから始まるのが主なのかなと光源聴いて以来の者が言います。

 この曲ってこいちゃんがハイコードで弾いてる印象があるんです。でもローコードで押さえて弾いていて。でも名曲は名曲なんで終始うるうるしてました。ギターソロもギター俺は無かったけどアレンジ加えながらギターソロを弾いていて(おぉ…)と圧倒。

 確かこの曲のアウトロ付近で堀さんのメガネが曇ってそれを関根嬢に見せて2人とも笑顔で、もうそれは良い雰囲気でしたね終始。最後のドラム前にメガネをグラサンみたいに頭でかけるようにメガネをかけたのですが、「バァン!」のドラムでメガネが元のポジションに戻りました。あれ見て(これもLIVEなのか!)と心の中で思いましたね笑



BREEEEZE GIRL

 あぁ、もう青春。高校時代に聴いていたら間違いなくマイ青春トップソングになるだろう曲でした。素直に好きです。サビの「お~お~お~おお~お~(↑)」の合唱、素直に好きです。後ろの知らない人と叫びました。絶叫マシンですやん。

 聴いていてリードギターの部分を弾くところは少ない印象を受けました。まぁ、名曲というのには変わりないですが。

 

 

 ここで3人が退く。20:32でしたね時刻は。

 

 アンコールへ

 その3分後に着替えて登場。こいちゃんと関根嬢がシルバーのツアーTシャツ、堀さんが黒のツアーTシャツでした。

 

ここで発表があります。とこいちゃん。

ここで盛り上がる名古屋のファン。もうおかしい。(そこも含めて大好きです)

前にいたC2おばさんがジャイアンのお母さんみたいな太い声で「ほりぃ!」と。怖っ。

 

そしてアンコール明け一発目はこの曲から。



SUNSET-KI・RE・I

 あっ、聴いたことある…けどなんだっけソング part.2です。サビの転調を聴いて(あぁ!)となるまで曲の輪郭を捉えることはありませんでした。笑 (タイトルは不明のまま)

 

 疾走感の塊のような曲で、素直に聴き応えありました!最近の僕のハマりがインディーズ時代のベボベを聴くことで、特に「バンドBについて」 は至高ですね。その一通り聴いた中で(あっ)と思ったので、聴けて脳内リンクができてもう完璧ですわ!よしっ!聴くでい!ハマった!サビの転調最高!!



 LOVE MATHEMATICS

 前回の光源以来に聴いた曲で素直にぶち上がりましたが、やっぱりあの感じはエグいなと。盛り上がるし普通に全編お腹いっぱいになるし笑

 素直に好きになった曲の1つです。3人でも最高でした!

 

 ここで3人が去りました。照明も明るくなって「愛はおしゃれじゃない」(以下愛おしャ)も流れて帰る準備しようと思っていたら帰るアナウンスが無く、みんな愛おしゃを手拍子で歌っていて。

 


岡村靖幸 w 小出祐介「愛はおしゃれじゃない」

 

 そしてサビでストップ!照明ドンッ!

 

こいちゃん:あれ、歌っとったの見えた?

愛おしゃで手拍子しとったのかダブルアンコールで手拍子しとったのか

 

…ダブルアンコールありがとうございます!

 

もう全力で「ありがとう」を叫んだよね。もう。びっくりしたもん。

 

 ダブルアンコール

 

 ホワイトワイライト

 こいちゃんのピックアルペジオから始まった。いやぁ、ラストでこの曲はと思ったのですが、時間が経つにつれて(やっぱりホワイトワイライト良くね、何で早くにこの良さを気づけんかったんや、嗚呼、たまらん)となって感動しました。最後のこいちゃんがコードの(1カポの)C→Dを弾いて全員で最後Gをジャーンと鳴らして・叩いて初日は終わりました。

 

 こいちゃんが終わった後に「愛はおしゃれじゃない」を聴いて帰ってくださいと告げてどうぞの声で再生されました。こいちゃんはローディーの上甲さんと肩を組んでたりして、(あぁもう最高)と僕はひとりで乙女になってました。

 来場者のほとんどが手拍子をしながら歌っていたりリズムを取っていたり。ステージの片付けを見ながら曲を聴くって中々シュールでした笑

 

 

最後に

 

 曲が終わったら拍手が湧き上がりドリンクバーへの列が長蛇になってですね。メニュー表にあった「レモンスカッシュ」を見て(レモンスカッシュ感覚)が浮かんだのですが、皆さんもそう思ってたらしく所々から聞こえてきました。「レモンスカッシュ感覚やったらドリンク頼んどったかも」とか。みんな脳内がベボベ脳だ...。で、頼もうとしたら「完売です~」と言われました(白目)

 

 MCでは3人を極めたいと話していました。元々こいちゃんはギターから入った人間で(中1くらいの夜寝る前にOasisのLIVE verを忠実に弾いて寝たりなど…)、その点からするとギターをやって歌を歌うのは好きなものしかやってない気がしますね。

 で、3人で極めて足りない所はアレンジでドラムをトコトコトコッって入れたりすると。4人で聴きたいよ~ってなった時はサポートのギタリスト(弓木さん等)を呼んでやると。技術上がるし世界も広がるからお互いwin-winの関係だと話してました。たまらないですね!

 

4人になっても3人になってもBase Ball Bearには変わりない(By 小出祐介)

 

の言葉のように、これからも変身し続けるBase Ball Bearに注目していきたいと思った5/18の夜でした。

 

 あっ、チケットをQUATTROのどっかで失くした。(´._.`)シュン

 

セトリ

1.真夏の条件

2.祭りのあと

3.そんなに好きじゃなかった

4.ファンファーレがきこえる

5.つよがり少女

6.逆バタフライエフェクト

7.kodoku no synthesizer

8.ラブ & ポップ

9.愛してる

10.WINK SNIPER

11.THE CUT

12.曖してる

13.十字架 You and I

14.ドラマチック

15.BREEEEZE GIRL

 

アンコール

1.SUNSET-KI・RE・I

2.LOVE MATHEMATICS

 

Wアンコール

1.ホワイトワイライト