ベボベの19周年を祝うLIVEのコアな感じ

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贅沢すぎるマニアックな選曲の数々

 2020年11月11日に結成19周年を迎えたベボベ先輩。おめでとうございます!今回は先日行われたLIVEの模様を自分なりに書いていこうと思います!まずセトリを。

 

関根ゾーン

  1. 天空Lonely Hearts
  2. 文化祭の夜
  3. LOVE LETTER FROM HEART BEAT

 

堀之内ゾーン

  1. kodoku no synthesizer
  2. SHINE
  3. 夕方ジェネレーション

 

小出ゾーン

  1. 深朝
  2. LOVE SICK
  3. 何才

 

Base Ball Bearゾーン

  1. 17才
  2. 風来
  3. THE CUT

 

ベボ部セレクト

ここの選曲は最高やったので是非ベボ部の登録を。あっ、終わっちゃった...。

 

 こんな感じでしたね。3曲やって選曲理由をそれぞれ述べるみたいな形式でやっていきました。これまた新鮮で良かったです。感想いきます!

 

 

 

関根さんが神々しくてマジLOCKS YOU LOCKS YOU

 「天空Lonely Hearts」から始まったんですけど、予想の斜め上を行くような選曲やったんですんごい興奮しました!

天空 Lonely Hearts

天空 Lonely Hearts

  • provided courtesy of iTunes

   ギターは1カポで今回もそんなとこばかり凝視してましたけど、空いた音の隙間を各々が埋めていくというマルチプレイに俺の太鼓の達人フルコンボ達成してました。

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俺の太鼓の達人(意味深)

 にしてもこの時の関根さんのベースを弾きながら小刻みにジャンプする跳ね具合よ。マジ神々しい。髪色も少し明るくなって整えられとったとこからリアルLOCKS YOU LOCKS YOU案件でしたわね。どんなんやって。

 

 「文化祭の夜」のぶりっぶりのベースの音とか、「LOVE LETTER FROM HEART BEAT」の疾走感がありながらも切なさを兼ね備えとるとことか、このゾーンのフレッシュさと懐かしさが相まった感じが胸に刺さりましたね。何よりベースの音が全面に出とる。これだけでLOCKS YOU LOCKS YOUですわ。

 

飛ばしまくってもはやラストのムードを作る堀さんゾーン

 MCが開けて「kodoku no synthesizer」というしんみりした曲から始まり、「SHINE」で盛り上がって「夕方ジェネレーション」で終わると。もう本編最後の流れですわ。

ゆっくり→早い→懐かしさの流れは正しく同窓会で久しぶりに会った人と過ごすワンナイトラブの流れと同じなのよ。そうや「kodoku no synthesizer」って3人になってから結構演奏しとるような気が…。

 

 「SHINE」はアルバム「光源」のリード曲の候補として最後まで残っとったという印象が強くあったと話しとった堀さん。それを長いこと推しとったという思い入れの強さから演奏したんですけど、この曲こそ3人の音の結晶やと思うんすよね。ギター・ドラム・ベースというベボベのスタイルをそのまま出してますし、何より疾走感のあること。フレッシュさを出しとるこれが良いのよ。

SHINE

SHINE

  • provided courtesy of iTunes

   という流れからの「夕方ジェネレーション」というね。もはやアンコールの景色。切なげなメロディーがアンコールにお似合いのジェネレーションじゃなくて、曲順的にも真ん中に位置するのにしっくりくるのがまた良いなぁと聴きながら思ってましたね。

 

そんな「えっ、これラストやん!」みたいな堀さんゾーンでした。ここ素直にすこですわ…。

 

休憩と言いながらベボベの総てを詰め込んだ小出さんゾーン

 ギターを4カポにして「深朝」から始まる流れ。朝方の色したライトに照らされるステージ。3人ながら重々しい雰囲気の楽曲。アルバム「新呼吸」の1曲目をここに持ってくるかと思いながらその音に圧倒されてました。あっぱれやわ…と俺の中の張本勲が言いながら「LOVE SICK」へ。

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張さんもニッコリ

 関根さんの艶っぽい声が伝わりますねぇ~。コード進行が複雑ながらそこも踏まえて観れたのが大きかったっすね。

 その後の「何才」もそう。「この曲はこうアレンジしたのね!」とか、3人体制になったからこその音作りがどの曲も施してあったんすよ。それが「何才」にもあって、各パートの演奏の抑揚であるとか強調するとこは強調してあって良かったっすね。Eというキーから溢れ出る開放的な音が失われることなく出されとった。もうこれだけで完全勝利。「何才」をツアーで聴きたいお。

何才

何才

  • provided courtesy of iTunes

 

これぞ正しくベボベ

 3人になってからほぼ毎回演奏しとる「17才」からこのブロックはスタート!やっぱりこの曲の若さはいつになっても失われないなぁと。サビ前のB♭M7→Am7→C→Dみたいのコード進行も知れて良きでしたね。これを観るためだけにチケ代払っただけありますわ。

 

 そして「風来」と。この曲のアウトロのF→Fm→Cというコード進行が、まさかのF→G♯→B♭→Cになっとって力強さがマシマシやったんすよね。この曲のアウトロだけで聴いたら色々とアレンジできそうな気がしますし、LIVEを重ねると大化けするような曲になるんじゃないんですかね。予想しときます。

 

 ラストの「THE CUT」で盛り上げて終了となる訳ですけど、まさかのコメ欄を使ってのコールアンドレスポンスに草生やしてしまいました。って誰が女芸人のチャンピオンを決める「THE W」やねんって。

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これは3時のヒロイン超えて4時のシンデレラやないの

 サビ前はお客さんを入れた現場LIVEやと何秒かのタメがあるんですけど、今回は間髪入れずに演奏に行ってギャップ萌えとカッコ良さのあまり興奮してしまいました。これ現場LIVEでやったらお客さんメロメロになってまうなぁ…とか思いながらあっという間に配信LIVEは終わってしまいました。贅沢な時間や…。

 

 小出さんが語尾を伸ばしながら挨拶をしとったのに関根さんや堀さんが微笑んどったのが印象的でしたね。最後まで見どころたっぷりのトッポじゃなくて配信LIVEでした。

 

最後に

 今回のLIVEでは3人がそれぞれ選曲した楽曲、メンバーとして選曲した楽曲、ファンクラブで選ばれた楽曲をくじ引きで決める等といった具合に新感覚で新体験のものでした。久しく演奏してないような楽曲や「これ聴きたかったから嬉しい!」っていうのもあって濃密な時間でしたね。ファンの人からすると「こりゃあコアやなぁ」って思うものでもあり、新しく知ったファンの人からすると「コアやん」ともなるようなセトリやったと思います。僕はコア曲大好きです!

 

 次は現場LIVEでベボベの結成20周年のアニバーサリーイヤーを祝いたいなぁと思いつつまとめと感想の文とさせていただきます。ごちそうさまでした。