春はチャップマンスティック、やうやう厚くなりゆく鳴り際、sticoの夜
平成31年の3月は11日。
どうも新栄町駅大好きマンのオールドマンです~。
本日のLIVEはこちら!
stico(スティコ)
Base Ball Bearのベーシストでもある関根さん(真ん中)がベースでもありギターでもある楽器「チャップマンスティック」を担当して演奏する3人組インストバンドです!
残る2人は…
ベースのtatsuさん!(上の画像右)
べボベのファーストアルバム「C」のプロデューサー!
ドラムのオータコージさん!(上の画像左)
えげつないドラミング!!
そして!本日のゲスト!
ギターの西田修大さん!幻想的なチューニング!!
そんな4人がアポロベイスに集結して濃ゆいLIVEを展開しました。濃ゆい故にカロリー高め。
売り子が看板娘
18:40に入ると物販に看板娘が…!そう、関根さんである。目と鼻の先にいたため友人が緊張。僕も「えっ…」が止まらない。Tシャツのみの販売ながら直接渡してくれたり少々の会話ができたりして満足でした!
(関根さんに「このTシャツを夏にきてBREEEEZE BOYになりたいと思います」って言ったらまさかのスルー)
「看板娘」と言いながら会場の空気に溶け込んでいたのが印象的で、座った時の佇まいが笑点の歌丸師匠そのものでした。猫背になってる感じとか正座の姿勢そのものがそれで、心の中で拝み倒しましたもん。そんだけ。
改めて感じた演奏とMCのギャップ
関根さんと言えば…話す時のぎこちなさ。話が止まるんじゃないかって失礼ながら観てて思ったりドキドキしてました。でもそれを跳ね返す力がこの御方にはあるんです。
演奏というものが。
いきなりいつもの話し方で「チャップマンスティックの正しい使い方」と言ったんです。みんなそれを聞いて「クスッ」てなったんですよ。そしたら
「ピロピロ」
「ドゥンドゥン」
チャ、チャ、チャップマンスティックの音だぁ!!!!!!
そっからこの曲を聴いて終始ぶっ飛びました。いやぁ、爆発力がとんでもない。左手に関根史織が、右手に小出祐介が、バックに堀之内大介がいたのかと錯覚しましたもん。もちろんsticoのバンドメンバーはいましたけど、1人でBase Ball Bearしてたんです。センターで関根さんが。
また歌う時の声もキュンってしたんすよ。もうこれは「きゅるり」ですよ、「きゅるり」。かわいい声なのは間違いないんですけど、今回はより際立ってたというか。
そこにプラスして演奏の迫力でしょ。こりゃあ 「やばたにえんの鮭茶漬け風白米と玄米のソテー」ですよ。ほんとに。やばかった。改めてこのギャップにやられましたね。
これは映画「リンダリンダリンダ」出演女優
「チャップマンスティックの正しい使い方」という曲の他に、
- 出来る限りベース音両手でベース音を鳴らしたいと言い演奏した「変な棒」
- 離婚した友人を向けて作った「一人暮らし」
- 裸体の男女が抱き合う描写からインスパイアされた「アルフォンソとダイアン」
という曲をやったんです。それらが1部で演奏した曲でして。
そして、休憩を挟んで2部で演奏した曲が
「暇を持て余した人妻の遊び」
というのでした。曲紹介でまた観客が「クスッ」としたんですよ。でも
これがカッコイイ
関根さんが日記を朗読する場面があるんですが、ここが特にカッコイイ。気持ちのこもった読みっぷりに終始圧倒されました。熱いセリフを吐くとかもろ白河 望やんけ。
さすが映画に出演した女優だけあるなぁって思いましたね。
ただ、「アレをアレする男性に夢中だ」とか「人妻」という単語を役に入り込んで読んでいたり、変態的なサウンドがかき鳴らされて興奮してたんでこの場面は新種のAVだと思います。DMMで配信してくれ。
最後に
最後にベボベの「LOVESICK」をセルフカバーするなど、終始興奮しながら観た最高のLIVEでしたね!
1時間50分があっという間に過ぎていきましたし、インストバンドというまたいつもと違うバンドの面白さも見出せました。( ´ ꒳ ` )ノ
とりあえずsticoのアルバムが欲しい。作ってくださいお願いします。
いや作ってくれ。会場限定でも良いからリリース希望です。
(リリースされたら地を這いつくばって身体が朽ち果ててでもゲットします)
以上。終わり。