真夏の夜に聴くと はいから狂い になるナンバガのアルバム「SAPPUKEI」
皆さんはナンバガのはいから狂いアルバム「SAPPUKEI」をご存知でしょうか。そうです、耳で聴いてキメるためのアルバムです。
んな訳あるかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
でもエグいアルバムには変わりないんすよ。テンションが下がっとる時や告白を成功させたい時に聴くとMUTEKIになってDMMに配信できるので是非是非。あっ、サブスクでは配信されてます。
さて再生できる準備は整いましたかね。ではいきますか!
- 「BRUTAL NUMBER GIRL」と「ZEGEN VS UNDERCOVER」と「SASU-YOU」がヤバい
- 「URBAN GUITER SAYONARA」と「ABSTRACT TRUTH」と「TATTOOあり」で狂う
- 「SAPPUKEI」と「U-REI」でも狂う
- 「YARUSE NAKIOのBEAT」と「TRAMPOLINE GIRL」と「BRUTAL MAN」の流れがキワキワ(極々)
- 最後に
「BRUTAL NUMBER GIRL」と「ZEGEN VS UNDERCOVER」と「SASU-YOU」がヤバい
「BRUTAL NUMBER GIRL」から始まったと思いますけど耳の中がヒリヒリしてきません??2カポのEなのでF♯の音が聴こえてくると思います。音が重いですよね。分かります。その重さがこの後も続くんですよ。エグくないですか??
って思ったら「早っ!?」と感じて終わるでしょう。言うてまだアルバムの序章ですからね。
「ZEGEN VS UNDERCOVER」が次に来ますけど、これはLIVE定番曲なんで当然盛り上がりますわね。
MVの内容は理解できない。でも音源を聴くだけでもブチアゲなんでそこは当たり前っす。うっす。
か~ら~の~…「SASU-YOU」じゃーい!(中居くんボイス)
イントロがカッコイイんすよね。その後のAメロの四つ打ちもカッコイイんすよね。サビの「刺すYOU TOURIMA 辻斬り 刺す」の歌詞もカッコイイんすよね。間奏もカッコイイんすよね。アウトロもカッコイイんすよね。
つまり全部カッコイイんすよ。この曲は。向井秀徳の絶唱も聴けるというのが良いし、心地良い疾走感がクセになります。
ここにも書きましたけど、この曲のLIVE verの向井秀徳の歌い方がまぁ良い。
ウゥゥゥゥ刺すYOU
タッタタタタタ TOURIMA
ギリギリ辻斬り
ウゥゥゥゥ刺すYOU
文面だけで見てもエグいのにこれでしょ。浮き出る文字と向井秀徳の声。もうこの曲のタイトルは「3D」で良いんやないのかと思うのよね。
3Dメガネを掛けて聴いたらより味が出るので是非。
そう読んどるうちに曲が終わってアルバムの真ん中に突入します。
「URBAN GUITER SAYONARA」と「ABSTRACT TRUTH」と「TATTOOあり」で狂う
狂う…と言えば4曲目の「URBAN GUITAR SAYONARA」の歌詞に出てくる「久留米(狂う目)」を思い出します。久留米と狂う目。わざわざルビを振って「狂う目」って載っけるくらいやからなんか惚れるよね。
MVの意味不明な感じは健在。閉塞感のあるイントロから曲が始まってアウトロでは光が射し込んで終わる感じになっとるんですよ。この曲はオススメ。
そしたら「ABSTRACT TRUTH」という曲へ。
刺されるかのような鋭利なサウンドが襲来。これを僕は「鋭利 杏」と呼んでます。読み方はそのままエイリアンね。女の子。
最初は「一升瓶 三本」とかふざけた歌詞が出てくるのに対して後半は何か取り憑かれたように暴れるんすよ。特に、
先生 あなたは誰ですか
先生 お前は誰ですか
先生 貴様は誰なんだ
この畳み掛けよ。ここに毎回グッときます。
そしたら言わずと知れた名曲「TATTOOあり」でしょ。これはエグいのよ。
右肩 入れ墨 秋風 残像
という最初の絶唱。これは聴くドラッグ。一応合法よ。もちろん音源はとち狂っとるからおかしくなれる時に聴くのはGood。
これはLIVE音源で聴くのがオススメ。特に「サッポロ OMOIDE IN MY HEAD状態」のこの曲は迫力しかなくて耳取れる。気をつけて!
「SAPPUKEI」と「U-REI」でも狂う
真ん中ゾーンの2つ目もとち狂っとる。孤独主義者と歌う「SAPPUKEI」から始まるのよね。
イントロはかわいいんよ。ひさ子さんと向井秀徳が1弦か2弦を鳴らしてキュート感増し増しやけど、いざ演奏始まると轟音でキュート感ぶち壊し。でもそれがナンバガ。迫力しかなくて耳取れる。これは間違いねぇ。
これ聴いたら目の前が歌詞に出てくる殺す風景・生かす風景になっちまう。
その殺す風景が死人の街へ様変わりしてオバケの世界。「U-REI」なんよね。
これは「憂い」と「幽霊」を掛けとるのは見れば分かるとして、サウンドがまぁカッコイイんだこれが。特にサビ!
ユーレイ 死に神 見たのは夕暮れ
ここのアヒトイナザワのドラムに毎回殺られるんすよね。
パンパンパパパパンッ
これなんよ。殺られて絶頂の極みよね。ここもまた轟音で耳ぶっ取れる勢いやからある意味殺られる。聴く時はご注意を。
ちなみに私オールドマンはこの曲が好きです。
「YARUSE NAKIOのBEAT」と「TRAMPOLINE GIRL」と「BRUTAL MAN」の流れがキワキワ(極々)
「U-REI」が終わるとキュイーンキュイーン言うあの曲…そう!
「YARUSE NAKIOのBEAT」
これなんすよ。タイトルがあれやけど普通にカッコイイ曲。今まで分厚いサウンドまみれの曲やったのがここに来てポップさ増し増しなんよね。
この曲もポップかと言われたら…その部類に擦るかなと。でも轟音が鳴ってケツバットでレフトスタンドに持ってかれる破壊力は持っとる。やからご注意を。
それよりも歌詞に出てくる1988年に起こった事件って…?
悩んどったら「TRAMPOLINE GIRL」という曲に行ったかと思います。
これもまた「はいから狂い」や「U-REI」のサビのドラムパターンが同じような曲でしてね。清涼感があるサウンドが全面に出とる中で轟音もちゃんと存在しとる…唯一無二の楽曲になっております。
歌詞は女の子が飛び降りを示唆するような内容で怖いんすよね。少なくとも自分はそう読めました。この曲を初めて聴いた時、Base Ball Bearの「PERFECT BLUE」を思い出したんです。あれも飛んでますし。
でも本当のことを俺は知らん。I don't know. (向井秀徳風に)
あっ!1988年の事件はもしかしてこの飛び降りのこと…?
ラストの楽曲となる「BRUTAL MAN」に突入。ラストにしてこれもまたドラムのリズムが耳に来てぶっ取れる。覚えやすいと言えば覚えやすい曲なんやけども。ちなみにカウントのリズムは「R・O・C・K」です。
この曲なんすけど、ギターにドラムにベースが鋭すぎるんです。ラストの曲までNUMBER GIRLの「SAPPUKEI」が味わえるんすよね。やからラストまで聴いてねって口酸っぱく僕は言い続けます。
最後に
アルバム「SAPPUKEI」いかがでしたでしょうか。とてつもねぇアルバムですね。11曲で40分弱。素敵なアルバムだ…(恍惚)
ナンバガが再結成した今だからこそ聴くアルバムでは?と思うオールドマンでした。
ではでは。