軽音楽部の部室に置いておきたいナンバガのアルバム「SCHOOL GIRL DISTORTIONAL ADDICT」
軽音楽部の部室に是非置いておきたい1枚として「透明少女」が収録されとるNUMBER GIRL(以下:ナンバガ)のアルバム「SCHOOL GIRL DISTORTIONAL ADDICT」をオススメしたい。ガチめにガチ。
バンドのコピーが飽和した今だからこそナンバガを軽音で各々がコピーすると部内で一目置かれる存在になれること間違いなしだと軽音サークルに属しとる僕は大きい声で叫びたい!!間違いないって!!多分!!!
激しい演奏ながら人々を魅了する各パートのテクニックは何も言わんでも良いでしょってね。そんなナンバガのアルバムレビュー第二弾!
ちなみに第一弾は「SAPPUKEI」で、その前はアルバム全レビューでしたね。
そんな感じで張り切って行ってみよう!!!
簡単に全曲をまとめてみる
「タッチ」の歌詞が聴き取れないくらい全面に出たサウンド
「PIXIE DU」の気持ち良いカッティング
「裸足の季節」の荒ぶるベースと爽やかで騒やかな演奏
「YOUNG GIRL SEVENTEEN SEXUALLY KNOWING」の哀愁を轟音で紛らわす感じ
「桜のダンス」のイントロとサビのノリが違ってギャップ萌えするところ
「日常に生きる少女」の疾走感と夕陽×帰り道の情景が合うアウトロ
「狂って候」のただただ激しいだけのサウンド
「透明少女」の透き通ったサウンドとメロディー
「転校生」の徐々に加速していく曲の展開
「EIGHT BEATER」の縦ノリロック
めっちゃ簡単にまとめるとこんな感じ。同じような曲の集まりに見えて同じではないんすよ。強いて同じところを挙げるならサウンドが激しすぎるところっすかね。因みに、CD音源よりもLIVE音源の方が音質は良いのでLIVEアルバムを推奨します。
サウンドが激しすぎる
全体的に向井秀徳の歌詞が聴き取れないんすよ。歌詞カードを見て初めて理解するしても、その歌詞カードは手書きやったり絵も描いてあったりで目の行き場に困る。そんでもってサウンドは激しいしで顔が歪みそうになるのよね。やからノブはこう言った。
ノブはきっとナンバガの歌詞カードを見てこのギャグを生んだんやと思う。
「クセがすごいんじゃあ〜!」の生みの親、向井秀徳説。
これを唱えたい。
話を戻して。何でサウンドが全面に出て荒いかと言うと、メジャー契約したけどそれに抗って地元である福岡のスタジオで録音したことにあるのよね。当時契約したばっかりの東芝EMIのレコーディングスタジオは音が整いすぎとるように向井秀徳は感じたと。それでメジャーの波に飲み込まれたら反骨心が無くなると恐れて福岡のスタジオでほぼ一発録りの形でレコーディングしたっていう経緯なんすよね。やから荒いと。そのようなエピソードは下で挙げた本に書いてあります。
芥川賞の候補に推薦してぇ。ボールにいっぱいのポテサラが食いてぇ。
爽やかなアルバム故に学生に合うからとりあえず弾け
このアルバムナンバガの作品の中でも青春作品の1つといっても過言じゃない。前作「SCHOOL GIRL BYE BYE」の青い感じには劣るけど、青さを残しつつダークな色も存在する訳で。それは学生の持つポジティブな側面とネガティブな側面っていうことなんすよ。
それに当てはまるのが高校生~大学生という訳なんすよね。もちろん社会人の方がしっくり来るかもしれんけど、学生が何回もアルバムを聴いて夏に「透明少女」を流しながらチャリで坂道を駆け上がってみてください。きっと忘れられん夏になると思うんで。他の曲もそう。間違いない。
軽音楽部での部内LIVEで「透明少女」を、卒業LIVEや追いコンでの節目のLIVEで「YOUNG GIRL~」を弾いてみてください。きっと目の前変わって自分が映えるんで。弾いとる自分もうるうるくると思います。
盛り上がること、忘れられない思い出の一曲になること間違いなし。
まとめ
一言で言うと、高校生の通学時に聴く相応しいアルバムなんすよ。それがナンバガの「SCHOOL GIRL DISTORTIONAL ADDICT」なんすよね。それはつまり疾走感と熱量で。高校1年の青さもあれば高校3年の汚れを知った黒さもある訳で。聴く曲によって風景が変わってくる稀有なアルバムなんです。
一番良いのは高校生の軽音楽部の部室に置いておきたいけど、大学生の軽音の部室にも置いとくにも良きかもなのよね。ギターロックをやる以上避けては通れない道のような、そんなアルバムがこのナンバガのアルバム
SCHOOL GIRL DISTORTIONAL ADDICT
だ!!!!!!