キラキラサウンド爆発 (Awesome City ClubのLIVEの事です)

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高校からの友人に誘われてLIVEを観た。

 

 

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 Awesome City Club(オーサム)である。ちょくちょく聴いてはいたものの、最近は聴くのを後回しにしてた。けど、その魅力やキラキラしたサウンドやバンドにLIVEが終わって間もなく虜になった。そんな平成31年4月11日。平成も終わりに近づいてきたこの日。ダイアモンドホールにてAwesome City ClubのLIVEを観た。

 

 

 
サウンドもろリア充

 
 曲がキラキラしてるんです。こんなにもキラキラして良いの?っていうくらい。そのキラキラさも楽しいキラキラで、陰キャが味方に付いてくれるものじゃない。どっちかというとパリピの金髪陽キャが車高の低いプリウスの窓全開にして大音量のEDMを流して助手席の彼女とチヤホヤしてるみたいな。誇張し過ぎた妄想ですけどね。CD音源でさえキラキラしてるのに、それを超えるキラキラは目眩しかしなくて目の前もろお花畑。そこにカップルが手を取り合って「あはははは~」「きゃはっ」「も~、触らないで~」の姿が見えて意気消沈七転八倒ブルース。

 

 それは冗談として。オーサムの曲を予習してこなかった分、初めて聴く曲が多くて身体に眩いサウンドがこれでもかと染み渡っていきまして。その深みにハマりました。会場にいる人全員が踊ってましたし、一瞬にしてダイホをクラブやダンスホールにしてしまう辺り流石の一言です。これじゃ会場はダイホじゃなくてダンホだし。そりゃあAwesome City Clubっていう名前の最後にクラブって付いてるだけあるわ。

 

 

メンバーの個性がすごい

 


 ボーカルギターのatagiさん。この人の声は癒しそのもの。耳福って言われるのも納得がいく。ハンドマイクから始まったからギターは弾かないのかなと思ったら、その後の曲でバンバン弾いて腹を撃ち抜かれた。エレキを持った時に聴こえる綺麗なカッティングで観てるこっちの耳が至福で耳福になりましたもん。そんでもっての弾き語り。アコギ1本でここまで魅せる・魅せられるのってすごく素敵で。しかもアルペジオがキレイキレイでアワアワに会場がなっちゃったよ。

 


 もう1人のボーカルでシンセをバリバリ鳴らしてたPORINさん。最初出てきた時に「えっ!Vチューバー!?」って思ったけど、2秒後にバーチャル空間じゃないことに気付いた。当たり前やけど。でもその出てきた時にC3POのような動きをしてたんです。もうそれで訳わかんなくなってパンクした。青い髪でブルマかなって思ったり、曲中に空手の型を決めるし、白色のマイクがWiiリモコンに見えるし、独特の雰囲気が終始そこにはあって。千鳥のノブがおったら「クセがすごい」とか言うんやろうなぁっていう感じやった。

 

 そんな独特の世界観持ってますけど、それを超える歌の上手さがPORINさんにはあるんですよね。めちゃくちゃ声が透き通ってる。三ツ矢サイダーかってツッコミたくなるくらいの透明感。純度100%ですよこれ。声の伸びもLIVE後半に進むにつれて加速してって、もう圧倒されました。ごちそうさまでした。

 

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 ギターのモリシーさん。身長は157cm。身長はさておき、華麗なギターソロをかましたかと思えばベースを弾きシンセも弾く。何でも屋過ぎて巨人におったキムタクさん思い出した。器用やなぁって思いつつ、ここまで何でもこなせれるのが眩しかった。だってベースもピックじゃなくて指で弾くってすごない。ギターやっとってその延長で弾くなら分かる。ピックを使って弾くならね。でも。でもよ。指弾きって本当に上手い人じゃないとできんって勝手にギターやってる奴が言いますけど、指弾きでベースの上手さが分かると思うんです。音を遊ばせてるというかね。そんな感じ。

 

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 ベースのマツザカさん。この人のベースによって変態的なグルーブを作り出してると言っても過言じゃないくらいベースが上手かった。向井秀徳っぽく言うと「うまか~」ですね。

 

 LIVEの途中でちょっとしたコーナーがあって、それの脚本がマツザカさんだった(気がする)との話があったんです。そのコーナーの世界観もまた独特で、PORINさんと軽妙なトークをするもんだからクセしかなかったのね。笑わせたと思ったら流れるようにラップするし、マツザカさんに惚れましたよもう。うまか~。

 

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 そして!ドラムのユキエさん!この人のドラムが力強かった~!atagiさんが耳福ならユキエさんは眼福です。ドラムの音がとにかく力強くて惚れ惚れした。丈の短いシャツからお腹が見えてしまったんですけど、腹筋割れててもう目に焼き付けましたよ。あの腹筋の割れ具合は普段からのトレーニングを欠かしてないんかなって思ったんです。(どんだけ見てんだ)

  そのスタイルも込み込みで惚れ惚れしたわけで。

 

 そんでもってのドラムスティックからマイクを握った時のおしゃべりの量。どんだけ喋るのっていうくらい言葉がダムのように放出されてたのね。古舘伊知郎かよって思いつつ、笑い方のクセに終始耳が行って集中できんかったり。でもそれが最高にかわいい。俗に言う2回目の惚れ。演奏の時のキリッとした顔からは想像のつかない柔和な感じでそのギャップにやられました。もう、ごっつぁんです。

 

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  そんな5人の個性が上手いこと融合したLIVEは最早ビッグバンでしたけど、観てて楽しかったです!

 

 

最後に

 
 最近になって夜に合う曲が好きになってる訳ですが、ドンピシャに当てはまるのはもしかしてオーサムなんじゃないかなと思いました。そう思わせたLIVEでしたし、もっともっと深く知りたいと思いましたね!友達にそう言います。

 あと今は車を持ってないので、いつか夜の首都高を走りながらオーサムを聴きたいと思います。車高の低いプリウスに乗ってね。

 


終わり。