音が重なり合う夜に響く変態的なZAZEN BOYSのサウンド (少々のネタバレあり)
令和が始まって1ヶ月が経ちましたね。どうですか皆さん。祭り会場から駆け足でやって来たオールドマンでござる。
本日(6月19日)、名古屋のCLUB QUATTROにてZAZEN BOYSのLIVEを観てきました。2回目のZAZEN BOYSのLIVE!うひょひょ!
じゃ、簡略的な感想を。
・もうよう分からん
ZAZEN BOYSのLIVEを観ると毎回変拍子の曲を演奏されるんですけど、これがCD音源とか動画で視聴しても確実にリズムが取れないんですよ。これはマジ。
これ。「HIMITSU GIRL’S TOP SECRET」っていう曲。すんごい細かい事を言うと「何分の何拍子」っていうリズムなんですよ。
聴いて思うんです。本当にわけわかめですよね。これをものの見事に我が物顔でやってのけるメンバーに脱帽です。ひたすらカッコイイ姿を見せてもらいました!
(上記の動画はMIYAさん加入前なのでベースは吉田一郎不可触世界さんです)
他にも変拍子でよう分からん曲もあればカッコ良すぎて訳分からん曲もあったんです。目の前渦ですよ、渦。感覚が麻痺するんで無条件でハイになれます。よう分からん訳です。なんか訳分からんくなってきてこの文も迷走してますわ...。
・にしてもよう分からん
LIVE中はボーカルの向井秀徳さんがほとんど話すんですけど、その内容がカッコ良いいんです。ただ、後々思うのが「どういう意味?」なんですよね。例えば、
「真っ赤な西の空に飛んでったのは天狗」
と言って次の曲を演奏するんです。まぁ次の曲(「天狗」)のタイトルを引っ掛けて演奏してるのが分かる訳ですけど、今回はこのようなタイトルに触れて歌うという事がやけに多かった気がしますね!
ZAZEN BOYSのLIVEを観に行くのが2回目の奴にそんな事言うなですけど、そんな気がしました。単純に気のせいかな?ですけど。
例で挙げた「天狗」の始まりで演奏して終わるじゃないですか。その後に、
「かと思ったら人工飛行機だった」
って一言付け加えるんです。天狗で飛行機…?えっ、何それ...?
益々増える謎、蘇る性的衝動。思わず冷凍都市に行きたくなりますよね。
そんな感じで頭をフル回転させて観たLIVEでした!1つ間違えるとよく分からなくなってしまいますけどね笑 (これは大袈裟)
・とりあえずZAZEN BOYSのLIVEの良さをシンプルに伝えたい
ベースのMIYAさんが加入してもう1年が経ちました。そっか…早いなぁ。
より演奏に深みが増したというか、MIYAさんの音がZAZEN BOYSにハマってきたと思うんです。そのMIYAさんが長髪を振り乱してベースを弾くんですよ。もろ獅子舞な訳で。
そんなMIYAさんに引っ張られるようにZAZEN BOYSが明るくなった気がするんです。ドラムの柔道二段・松下さん、ギターのカシオマンこと吉兼さんもそう。技術は究極の域に達してますけど、とにかく明るい。
いや、安村やんけ…って思うくらいZAZEN BOYSは明るくて華やいでます。
これは観るしかないね!
・まとめ
新曲「黄泉の国」(多分タイトル表記はこれで合ってるはず)を本編とアンコールで演奏したんです!披露された新曲の中ではZAZEN BOYSっぽさをこの曲からすごく感じましたね。
と言いながらも新曲はどれも良かったですし、ちょっと哀愁漂う感じがあって切なくなりました。早く聴きたいんで音源化をお願いします!\( ˙▿˙ )/
体調を崩された方もいらっしゃったので、その方の回復を願うと共に文を締めさせていただきます。
ZAZEN BOYSに乾杯!