アジカンのアルバム「サーフブンガクカマクラ」江ノ電ピッタリ説

 

 

江ノ電と俺が出会った!!

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 江ノ島に行ってきた。予想の斜め上を行く天気の良さで終始唸った。唸り続けた。めちゃめちゃ天気良いし、空が青いなぁってね。

  そんな江ノ島での思い出はまたどこかのブログで挙げるつもり。ここでは江ノ島でのその後。そう。

 

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     江ノ電

 

 とアジカンのとあるアルバムについて書きたい。江ノ電というのは江ノ島電鉄の略。電車だ。

 

 

「サーフブンガクカマクラ」江ノ電ピッタリ説を持ち込む

 

 私は江ノ電に乗ってやりたい事があった。それは...

 

ASIAN KUNG-FU GENERATIONのアルバム「サーフブンガクカマクラ」を聴くこと

 

 所謂

 

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というのである。ざっくりとした説明は後ほど。

 

 

「サーフブンガクカマクラ」めちゃくちゃ簡単に説明

 このアルバムの曲のタイトルには江ノ電の駅名が使われている。

 

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これが曲のタイトルで、

 

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これが江ノ電の駅である。

 

おいおい、全部ないじゃねぇか

 

 確かにそれは思った。最初見た時私もそう思った。もうそれはボーカルのゴッチに言ってくれ。でも曲通りに駅に着くのか。それが僕の疑問でやりたかった所存である。

 

 

いざ出発。

藤沢駅に着いた。そして13:00発の鎌倉行きの電車に私は乗った。

  

再生!

 

※曲の隣にある()は(藤沢以降の駅を番号化/鎌倉(15)) 〜 (藤沢以降の到着駅を番号化/鎌倉(15))を表しています。

 

 

藤沢ルーザー (1/15) 〜 (2.8/15)

藤沢ルーザー

藤沢ルーザー

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 藤沢駅で聴くこの曲がたまらなくカッコイイ。JRと小田急線で乗り換えができるため鎌倉に行く風景よりもそちらの風景が強い。曲自体もサラリーマンというか働く人の応援歌だし。

 そんなこの曲は藤沢駅から石上駅を越えて柳小路駅の手前で終わった。

 

 

鵠沼サーフ  (2.8/15) 〜 (4/15)

鵠沼サーフ

鵠沼サーフ

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 いやいやいや、柳小路駅の手前で流れちゃったよ…。鵠沼駅で聴きたかったよ…。

 うわぁ、マジかよww  どうしよwwwと言ってる間に鵠沼駅で終わった。

 

  そうか!これは鵠沼駅で「始まる」んじゃなくて、鵠沼駅で「終わる」ようになってるんだ!

 そーゆうことか!(多分違う)

 

 

江ノ島エスカー   (4/15) 〜 (5/15)

江ノ島エスカー

江ノ島エスカー

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 江ノ島には実際にエスカーという乗り物がある。俗に言うエスカレーターで、それに乗れば頂上まで楽に行ける。これがめちゃくちゃ楽。

(歩いてでも頂上までは行けるがすんごい疲れる)

 

 で、曲の話に戻る。鵠沼駅で始まったこの曲は次の駅である湘南海岸公園駅で終わった。

 

江ノ島駅はその次なのにマジかよww

 

 そんな感覚に陥った私であった。

 

 

腰越クライベイビー   (5/15) 〜 (6/15)

腰越クライベイビー

腰越クライベイビー

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 湘南海岸公園駅で再生されたこの曲は早いもので江ノ島駅で終わった。そう、腰越駅を次の駅に残して終わったのである。もうここまで来たら「1駅前で終わる」というパターンで進む気がした。

 

 

七里ヶ浜スカイウォーク  (6/15) 〜 (6.98/15)

七里ヶ浜スカイウォーク

七里ヶ浜スカイウォーク

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 江ノ島駅で始まったこの曲は次の駅である腰越駅より手前で終わったのだ。先頭の車両が駅のホームまであと20mで着くというとこだろうか。着くのが早すぎたのだった。

 

 

稲村ヶ崎ジェーン  (6.98/15) 〜 (7.8/15)

稲村ヶ崎ジェーン

稲村ヶ崎ジェーン

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 この駅名でウハウハしていたしながら腰越駅前で始まったこの曲。これも同じように次の駅の手前で終わったのだった。鎌倉高校駅の前で終わったのである。

 ただ、さっきのような20mじゃなくて扉が開く・開かないの差だったので実質「着いて」はいた。

 (細すぎる厳正なるジャッジをさせていただきました(๑>؂•̀๑)テヘペロ)

 

 

極楽寺ハートブレイク  (7.8/15) 〜 (9/15)

極楽寺ハートブレイク

極楽寺ハートブレイク

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 アルバムも終盤に差し掛かってきた。鎌倉高校前駅で始まったこの曲は七里ヶ浜駅で終わった。パターン化されて大体分かってきたと思った昼下がりである。ここまで来ると確信に近い。

暖かい日差しが車窓に差す。眠くなってきた。あー、すごく眠い。

 

 

 

長谷サンズ  (9/15) 〜 (9.8/15)

長谷サンズ

長谷サンズ

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 ウトウトしながら七里ヶ浜駅で曲は始まった。メモに書くことも慣れてきた頃である。電車に揺れてあっという間に稲村ヶ崎駅の手前でこの曲は終わった。

  手前とはいえ先頭車両は駅のホームに着いていた気がする。所謂「鼻の差」というやつだ。うん。

 

 

 

由比ヶ浜カイト  (9.8/15) 〜 (11.4/15)

由比ヶ浜カイト

由比ヶ浜カイト

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ややこしいのである。すごくややこしい。

 

 稲村ヶ崎駅の前で始まったこの曲。何がややこしいかと言うと、極楽寺駅寄りの長谷駅の前で終わったのである。あー、説明がめんどくさい。めんどくさいのでここでは簡単にまとめたい。

 

 極楽寺駅長谷駅の間には「極楽洞」というトンネルがある。これは建設当初から原型を留めている電気鉄道のトンネルでは最古のトンネルである。

 

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 この極楽洞に入る前、入ってもまだ長谷駅には着かないところで曲は終わったのである。

 所謂「説明がめんどくさい」とはそういうとこ。( ̄∇ ̄*)ゞエヘッ

 

 

 

鎌倉グッドバイ  (11.4/15) 〜 (14/15)

鎌倉グッドバイ

鎌倉グッドバイ

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 最後の曲だ。僅か30分強という時間を楽しみにして来たが終わるとなると悲しくなる。旅はそんなもんだろうなぁって聴きながら思った。肝心の曲は「説明がめんどくさい」と言った極楽寺駅寄りの長谷駅前で始まり、遂に!久しぶりの!1駅を越え!和田塚駅で終わったのだった。

  丁寧に書くと極楽寺駅寄りの長谷駅前で始まり、由比ヶ浜駅を越えて和田塚駅で丁度終わったのだ。

 

 

いや待てよ。これでは「和田塚グッドバイ」である。

 

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  ただこれも計算なのだろうか。有線のイヤホンで聴いていたのだが、和田塚駅で終わった事で片付けがスムーズにいったのだ。これを私は「さよなら旅の人スムーズゾーン」と呼んだ。

  つまり、和田塚駅で終わった事で鎌倉駅までの景色と電車内の音を楽しむ事ができた。その点からこのアルバムは計算されたモノだと思った。

 

 

 まとめ

 風景に合うアルバムは幾らでもある。が。が、である。その地名にちなんだアルバム、ましてや収録時間と電車の時間を大体同じにして作るのは最早変態の極みである。精密過ぎてマジで気持ち悪い。(絶賛してます)

 

 しかも、曲自体も駅でピッタリ終わるのである。これがすごくて、その曲の時にその駅に着くのはあまり無かったが、駅と駅の間で曲が始まって終わるのがほとんどあった。

(○○駅で終わった って書いたのは丁度そこで終わったという意味)

 

  今後このアルバムを聴く時は江ノ電での風景を思い浮かべながら聴くだろう。これは私にとって大切な思い出になった!

 

  そして私は鎌倉駅で降り、片付けたイヤホンをもう一度スマホに繋げてサザンオールスターズの「鎌倉物語」を聴いたのであった。

 

鎌倉物語

鎌倉物語

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終わり。