全国の17才はBase Ball Bearの「十七歳」を持て!そして聴け!
この文を読んでるあなたの高校生活はどうでしたか?
「楽しかった!」
「ちょっと…思い出したくない」
「最終学歴は保育園だから関係ない」
「今でもやってる、親孝行(高校) やからさ(テヘッ)」
色んな人がいると思います。上記で挙げた4つの例の人にも響くのがBase Ball Bear(ベボベ)のアルバム「十七歳」なんです。
今回は新学期にピッタリのアルバム「十七歳」を現時点で17才の人にお届けします。今17才じゃなくても、これから17才になる人や17才を経験した人にお届けします。
まぁ所謂全員に届ける訳やけども。
17才はドラマチックだ
一般的に17才は「華のセブンティーン」と言われるように、1番楽しくて自由でキラキラしてる年齢は17才なんです。
例えばこのアルバムに入ってる「17才」という曲の一節に
とありますがそうなんです。これなんです。ピチピチしてたあの時期を果物で例えるならば檸檬(レモン)なんです。
17才を経験した人なら分かると思うんですが、この時期特有の空気を後に味わおうって思っても味わえないじゃないですか。何も考えなくても次の日の予定が立てられてて、教室に行けばいつもの友達がいる。そんな唯一無二のような17才の空気をジップロックに閉じ込めたのが「17才」という曲なんです。
それと同じ温度で歌ってる曲が「ドラマチック」なんですよね。疾走感といいメロディーのあの感じがマジで高校の時に過ごした夏と相まってる。
特にそう思わせるのが、
今君がいて俺がいる風景 それだけで夏いね
という歌詞。
ここで季節を夏にしてみましょう。
16才の夏は高校生にまだなれてない感じがして、どこかぎこちなさが残る夏になっちゃう。
18才の夏は逆に大学入試やら進路やらを決めないといけないからガッツリ遊べない事情がある。
なら17才の夏はどうか。
高校生活に慣れてきて遊ぶ事だけを考えれば良い夏なんです。そこに彼氏彼女の関係があれば一般で言う「青春」を体感できますし。勉強は程々にやっといて、後はパァーっと遊べば良いんです。パァーっと。
これをやっとかんといつまでも「あの時な~」「うわぁ、制服デートとかしたかったなぁ」って思い返しちゃう「青春ゾンビ」になってまうで。ほんとに。僕はもろそれでゾンビです。
だから思うんです。17才の夏を含めたその他の季節はあっという間で、その瞬間瞬間がドラマチックだと。
だから17才はドラマチックなんです。
17才の青い春は虚無だ
高校は陽の部分が多いわけではなくて陰の部分もそれなりにありますね。まぁ多い。
「青い春.虚無」を聴いてもらいたいし歌詞も見てもらいたい。
ああ 今は光が見えなくとも
暗がり 走り抜けろ
そう 訳もなくからっぽの季節だけど
それが 青い春だ
この曲ってどっちかと言うと17才の「陰の部分」を歌ってるんですね。
生きていれば良い時も悪い時もあって、それは読んでるあなたが高校生だった時もそうだったんではないのかと思います。
好きな人と付き合えた、制服デートした、テストで良い点数が取れた、部活で顧問に褒められてレギュラーになれた。
恋人と別れた、テストで赤点を取ってしまった、レギュラーを奪われた。
きっと誰もが経験した事がこの中にあると思います。良い時と悪い時の波があるのはこれなんじゃないかなって僕は考えてます。
この陰の部分も歌ってるのがこの曲。
いやぁ、アルバム「十七歳」は万能ですね。うん。間違いねぇ。
マジで17才の人に届けたい
現段階で17才の人。高校生活は楽しいですか?それとも「そこまで…」でしょうか?
そんなのどちらでも良いです。このアルバムが全てを教えてくれますから。
良い時に聴く「17才」や「ドラマチック」はその時の風景と相まって自分自身を昂らせてくれます。それは17才を体験した人がよく分かると思いますし、これは間違いないんです。だから思うにこのアルバムを高校の音楽の教科書に載せたり、文科省は高校生必聴アルバムとして推進してほしい。マジで。これは冗談でもなんでもなくて、単純にこのアルバムを青春の1枚として推していきたいんです。
例えば「17才」や「ドラマチック」といった曲以外にも、夏真っ盛りで気になる子とあんな事やこんな事をした時に聴く「真夏の条件」は格別だし!
(だと思うからこれを読んだ17才の人は俺に連絡してきてくれぇ!)
通学でバスや電車を使う人には「SEVENTEEN ROMANCE」を聴いて英単語帳を開いてほしいし、好きな人が誰かと付き合った時に生まれる素直な喜び・親心のような気持ちが生まれたら「協奏曲」を聴いてほしい。
所謂現時点で17才の人は是非聴いてくれぇぇ!
俺は17才の時にベボベのこのアルバムを聴かなくて後悔してるから是非聴いてくれぇぇ!
「17才」を聴くだけでも良い!それが良かったらアルバムを買うなり借りるなりダウンロードするなりしてくれ!!
じゃ!
- アーティスト: Base Ball Bear
- 出版社/メーカー: EMI Records Japan
- 発売日: 2007/12/05
- メディア: CD
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