back numberの「MAGIC」とMr.Childrenの「BOLERO」が重なり合う毎日
(※これはあくまで筆者の思った事です。
「へぇ〜、そうなんだ」で読んでいって下さい。)
back numberの新しいアルバム「MAGIC」を聴いてたらふとこんな事を思った。
「これってアレに似とるやん」
そのアレとはMr.Childrenのアルバム「BOLERO」。
何故似てると思ったか。例によってまた挙げていきますね。
報道後のアルバム
この報道は結婚や浮気・不倫というのを含めてます。これは各自で調べて下さい。(あまり見たくない)
その報道明けで気が滅入ったミスチルの桜井さんと混乱したback numberの依与吏さん。それが曲に表されてると感じます。
アルバム「BOLERO」からだと
かなと。
「ALIVE」は前を向いていく曲で言わば応援歌。でも、この時期じゃないとできなかった曲でもあって、名曲として挙げられる「終わりなき旅」とは違った角度から背中を押してくれる。そんな曲です。
この時期じゃないとできなかった曲の中には「Brandnew my lover」や「ボレロ」もあって、陰に陰に潜っちゃう曲がこの2曲かなと考えます。実際に曲も大衆が想像してる「ミスチル像」とかけ離れてますもんね。その上異質を放ってるし、特に「ボレロ」は夜聴くと怖い。
アルバム「BOLERO」に収録されてるポップなシングル曲とは違って、社会風刺で見えない敵を攻めてるアルバム曲のバランスがまた絶妙で平衡を保ってる。
同じように感じる「MAGIC」
の曲が特にそう思います。「最深部」以外はカップリング曲ですけど。
「最深部」の自分の中にいるもう1人の自分を助けたいように感じる歌詞はそうだと感じるし、見えない敵と戦ってるというか。
「ロンリネス」も”見えない”神様と対話してるし、この曲を聴いてRADWIMPSの「実況中継」を思い出した人も多いんじゃないんですかね。
歌詞も今までのback number像とはかけ離れてますし、まずシングル「大不正解」に収録されてる3曲(「ロンリネス」も収録)は異質を放ってますもん。ロックだけど新しいback numberでまだ適応できてない感じというか。
「エキシビジョンデスマッチ」の文春を指してるであろう言葉とか、勝手な解釈が膨らむ膨らむ。その歌詞がこれ。
全部が全部 解った調子で
どこで拾った物差しなの
嗚呼 そんなもんで人の未来を測るんだね
この一節を見てから「あっ!これ文春じゃね!?」って頭がなってまったのよ。そのモードに入った訳であります。
ゴリゴリのロックにストリングスの融合を得意とする名プロデューサー・蔦谷好位置さんがやりそうなサウンドになってて、個人的にこの曲の音が好きです。
ミスチルの「BOLERO」と同じようにポップでロックなシングル曲の中に今までと違うback numberの曲がアルバム曲として入ってるんです。ロックで攻めた歌詞の曲で。その多くはカップリング曲なんですけどね。そこが違うだけで後は同じ感じかなと思います。僕の感じたとこはそこかなと。
両バンドのボーカルに関する色んな報道がありましたけど、それに対する曲だったり社会に対するイラつきが歌詞に反映されてるのを2枚のアルバムから感じました。
最後に
その他にも
- 12曲収録
- 小林武史プロデュース曲あり
- 最後にシングル曲を選ぶ
が当たるんですけど、上で何個か挙げた・書き切ったのでここまでとします。
そう言えば依与吏さんが影響を受けた曲としてミスチルの「everybody goes ~秩序のない現代にドロップキック~」を挙げてましたけど、この曲が収録されてるアルバムって今回挙げた「BOLERO」なんですよね。偶然にして奇跡ですけど。
back numberのアルバムって「スーパースター」~「ラブストーリー」までが1部作で、「シャンデリア」が1部作の総集編だとした時、「MAGIC」は1つ上のステージに立ったと思うんです。第2章というか。爆発力のあるアルバムだと思いますし。それがミスチルの「BOLERO」と重なってしまったんですね。
そんなどうしても被ってしまう2枚でした。
終わり。