キンプリのアルバム「King & Prince」を聴いたら俺の中のリア充が爆発してニベアを一気飲みした
キンプリのアルバム「King & Prince」がリリースされたらきっとすんげぇものになるんやろうなぁって思っとったら案の定すごかった。デビューシングル「シンデレラガール」が入っとる時点ですごいアルバムになりそうな予感がしたんですけど、それが自分の中で超えていきました。もう半沢直樹の視聴率超えですわ。
17曲入って1時間9分の収録時間を感じさせない、「えっ、1時間9分は10分なの?」と感じさせるあっという間な時間感覚。そんでもってキラキラしとる。そりゃあ、めっちゃポップで恋しとる女の子を虜にするアルバムやと聴いとって思いましたね。ブレイクするのも分かるし売れるのも分かる。自分の中のリア充が爆発したんでニベアを飲みながら書いていこうと思います!
- シンデレラガール
- Sha-la-laハジけるLove
- 君を待ってる
- Naughty Girl
- Can’t Stop Now
- マホロバ
- 別々の空
- Moon Lover
- FEEL LIKE GOLD
- Big Bang
- Dance with me
- Super Duper Crazy
- Memorial
- Letter
- Song for you ~君を信じて~
- 君に ありがとう
- King & Prince,Queen & Princess
- 不思議とflumpoolと被る
- 最後に
シンデレラガール
この曲は全部がサビですね。改めて聴くとこれが1枚目のシングルっていうのがすごい。いつかのLove musicで平井堅が「ようこそジャパリパークへ」を全部サビって言ってDLしたのと同じで、キンプリのこの曲も全編サビなんすよね。4分12秒がサビ。もうチートやんけ。これは永年レコ大受賞決定。間違いない。
作詞作曲を担当した河田総一郎さんと佐々木望さん、編曲に携わった船山基紀さん、並びにエンジニアのスタッフさん等に誠に僭越ながら感謝の念を送りたいと思います。
Sha-la-laハジけるLove
平野は紫燿くんのCMソングですね。MATCH炭酸のビタミンでしたけど、サビの山を越えるようなコード進行がハジける様を描写しとるように思うんすよね。間を置くテンポ感も頭から離れないようにしとるんかなって思うと、2曲目以降も盤石な流れやなぁと勝手に思ってます。疾走感も気持ち良いですし。
そんな2人目があってハジけるっていう一節も相まってリア充を加速させとる。これこそ青春。ワウペダルを使いながら弾きまくるエレキギターの音がまた気持ち良いっすね。サウンドから弾けるこの曲。要注目でありんす。
君を待ってる
作詞が高橋優っていう時点で大勝利。ぷっちょのCMソングっていうとこも大事ですけど、僕にとっては高橋優が関わっとる時点で大勝利なんすよね。この人の最大の魅力は日常の風景を切り取って歌詞に落とし込んどるところ。曲も良い。脱線しますが僕の好きな曲を。
話を戻して、これまた全編サビ。4分39秒がサビって頭おかしくなりそうですよ。実際に頭おかしくなりました。٩( ᐛ )وバナナッ!
目の前がお花畑で「せ~かいを変えようっ」て変わったんでこの曲の持つ力は恐るべしっすね。いや、お花畑で誰を待ってんねん。
Naughty Girl
イントロで聴かれるギターのリフとカッティングはこの曲と似とるなぁって聴く度に毎回思います。
前3曲の流れはどっちかと言えばキラキラしとるように思うんすよね。片想いしとる女の子目線のような、言うなりゃ青春の匂いがしますし。
それがここに来てエロい要素・色気の要素を含んだ楽曲投入で目眩がしますよ。そんでもってのこのアルバムのリード曲でしょ。キンプリの振り幅の広さにクラクラしました。歌だけじゃなくてイントロのギターだけで飯が食える希有な曲やと思います。
Can’t Stop Now
打って変わってホクホクするような曲。片想いしとる時に聴きまくると、別れた時に思い出してかえってトラウマになりそうな曲調でもあるかも。多分。
明るい曲ながら切ないメロディーの連続で、サビを聴いた時に僕は脳内大号泣を起こしました。間違いなく高校時代の失恋時に聴いたら教室内で泣ける自信あります。涙止まりませんもん。
あっ、涙を止めることができないからこのタイトルなんか!納得!
マホロバ
コロッケのまんまっていうお菓子のCMソングですね。ってかこれもUHA味覚糖のお菓子か!UHA味覚糖×キンプリのコンビから繰り出す価値が高すぎる。高すぎて高杉くん過ぎる故に神木隆之介もビックリして腰抜かすわ。
恋愛ソングにおけるキュンキュンさせるのが上手い(って勝手に思っとる)ナオト・インティライミが作詞作曲っていうところに妙な納得感。サビのタメから放たれるメンバーの声。これもまた絶妙なバランス…!!
良いコンビ過ぎてUHA味覚糖VSナオト・インティライミの昼ドラのような構図浮き出るわ。
別々の空
初めて聴いた時は三代目のような曲やなぁと思ったんですけど何も関係ないっすね。
さっきまで恋愛ソングでキュンキュンしとったのに、ここへ来てまさかの失恋ソングというね。別れた時に聴いたら慰めてくれるどころか、かえって傷をエグられる可能性もありますね。
ただ、こういう曲があるから弾けた曲は映える訳やと思うんです。そういう意味ではここに切ない曲を置くことに意味があると思います。悲しくなるんでニベア飲んできます。
Moon Lover
一転してミュージカル調の楽曲。銀座に一昨年できたGINZA SIXっていう建物の公式ソングにしても遜色ない。はず。
(なおテーマ曲として書き下ろされたのが椎名林檎とトータス松本のコラボ楽曲「目抜き通り」)
上記で挙げた曲っぽいなと思いながら、キンプリやからこそ映える楽曲で(さすがジャニーズや…)と思ってます。この曲だけで劇団四季できるんやないのっていう、聴く劇団四季でもあって聴くライオンキングやと聴いとるうちに確信してしまいました。
FEEL LIKE GOLD
ロック過ぎてバンド好きな人にも受け入れられやすい楽曲。僕はバンド好きなんですけど、この曲のロックサウンドに惹き込まれました。表すならこの曲か。
LIVEでの演出がどんなんかは観てないんで分からないんですけど、真っ赤に染まった会場に特効で炎が出ては緑色のレーザー光線で観る人を魅了するんやないかなって思います。それで目をハートにしていくような。
「Moon Lover」で聴くミュージカルやと思ったのに、この曲で一気に夏フェス開催した感がハンパない。このアルバムの振り幅広すぎぃ~!!
Big Bang
平野紫燿×高橋海人が歌唱しとる楽曲。どっちがどっちのパートを歌っとるかっていうかは分からんのですが、素人目から見ても海外にも通用するような色気とテンポ感やと思います。打ち込み主体でBIGBANGながらBTSのような曲にもあるような感じ。
で、この縦ノリの感じ。絶対クラブ映えする。間違いない。みんな手を床と平行して上下に波のように振りながらDJと化す姿が思い浮かぶんすよね。やからこの曲はクラブ。
Dance with me
前曲がクラブならこの曲は舞踏会。最初のハンドクラップが気分を上げるし、その後ろに控えめながら聴こえるワウペダルを用いたエレキの音がまぁ最高。
バンドサウンドと打ち込みが面白いほど溶け合ってポップな化学反応が起きとる。ノーベル物理学賞を受賞できるレベル。それ故に夏がピッタリ合うサビが気持ち良い。オープンカーでそこそこの音量でこの曲を流しながら国道を走りてぇ。ニベア片手にね。
Super Duper Crazy
久しぶりに疾走感のある曲が出てきましたね!4分に満たない時間も相まってあっという間に聴けてまう曲。4分って30秒やっけ?って思ってまう曲の1つでもあります。
何となくthe telephonesの「Monkey Discooooooo」っぽさがあって良い。大袈裟に書くとですけどね。
アルバムの中で「Dance with me」~「Super Duper Crazy」の流れが美しいって僕は思ってます。海に行く時に車内で流れたら良いなランキング(自社調べ)第2位獲得ですよ。マジで。
(因みに第1位はサザンの「勝手にシンドバッド」です)
Memorial
メンバー出演のドラマ「部活、好きじゃなきゃダメですか?」の主題歌。この曲が2枚目のシングルになる訳ですね。前の2曲が夏曲やとしたらこの曲は春っぽい曲やなと何となく感じます。暑いから暖かい、どこかピンク色が似合う…そんな感じですかね。
アルバム終盤にして流れを整えるために配置されたんかなって思うと、そりゃあ綺麗に締まるわって思いますね。
「シンデレラガール」「君を待ってる」のシングル曲に挟まれながらこの順番に収録されとるからこそ、この曲のポップで明るい曲調が活き活きしとるんやと勝手に思います。
Letter
岸優太×永瀬廉×神宮寺勇太の歌唱による楽曲。イントロで聴かれるアコギを聴いてこの曲と被ったんで罪滅ぼしに土へ還ります。
この曲の作詞作曲に注目してほしいんです。手掛けたのが杉山勝彦さんなんですよね。勘の良い人は分かったと思うんですけど、この人は多くのアーティストに楽曲提供をしとるんすよね。その中で乃木坂46の楽曲を多く手掛けとることで有名なんすよね。「制服マネキン」や「君の名は希望」とか。家入レオの「ずっと、ふたりで」なども手掛けてますね。
調べとって分かったんですけど、ジャニーズにも楽曲提供しとるんすね。嵐やKAT-TUNにHey!Say!JUMPなどなど…。乃木坂46×杉山勝彦のコンビからは良い曲しか生まれん印象なんで、キンプリ×杉山勝彦のコンビにこれからも注目したいなと思ったりしてます。
話が脱線してしまいましたが、個人的にこの曲を聴くと優しくなれるんすよ。イライラしとっても落ち着かせてくれる。言わば精神安定剤のような曲やと思ってます。この曲とニベアのコンビはイライラはしんね!
Song for you ~君を信じて~
flumpoolの「未来」っていう曲にサビが似とるなぁって初めて聴いた時は思いました。
卒業式で歌うのがピッタリやないんすかね。何年後かに県の教育委員会へ言ってみましょう。「Song for you ~教育委員長を信じて~」
離れながらも遠くにいる人を想う曲やなと思います。その分、前を向いとる主人公が曲から想像できますし。温もりしか感じませんよ。
因みに、「人を想う」っていうJTの言葉はここから生まれたっていうのは嘘。フェイクね。
君に ありがとう
映画「うちの執事が言うことには」主題歌。J-POPの正統派と言わんばかりのポップさを持っとる楽曲。ただ、AメロとBメロで曲の表情が少し変わるのにサビでガラッと変化する。1曲で3曲分の表情を持ってます。
イントロのブラスとストリングスが楽しさを表現しながら、アウトロは切なさを演出しとるというか。最初聴いた時の印象で聴き通すと最後の変化に付いていけんくなる可能性がありありです。ギャップ萌え注意。
あかん、辛くなってきた。冷えたグラスにニベア注いで飲も。
King & Prince,Queen & Princess
通常盤に収録されとるラストを飾るに相応しいバラード曲。冬っぽいと感じるのは気のせいか。
この曲の魅力の1つとして、1番がストリングスメインで2番から少しずつ打ち込みが入ってバンドサウンドになっていくという壮大なとこなんすよね。曲調を変えることで壮大さを最大限に引き出しとる。いや、ミスチルの「365日」みたいな構成かよってね。
エレキギターの響きが切なくも力強い。ギターが泣いとるっていう表現がピッタリ合うっていうのはこういうことを指すのかと思ったりしてます。
そんでもって、「Memorial」からの流れとアルバムの終着点を明確にしとる。ポップな曲からバラードにロックにダンスミュージックにミュージカルと様々な楽曲が収録されとるアルバムの最後に相応しい曲っすね。「アイラブユー」この言葉で終わるのも素敵よ。男ながらキュンキュンして乙女心が開花しました。とりあえず岸くん推しでこれから生活しよかな。
不思議とflumpoolと被る
ここから僕が勝手に思っとることを書いていきたいんですけど、このアルバムで似とる曲として度々出てきたflumpoolとキンプリが似るんすよね。収録曲数で言うと「What’s flumpool⁉︎」っていうアルバムとここまで書いてきたキンプリのアルバムが被るんすよ。16曲収録で、ポップな曲もあればロックな曲もあって締めはバラード曲なんですよね。有名な「星に願いを」収録で触れやすいアルバムやと思います。サブスクやっとる人おったら是非聴いてみて下さい。
それ以外にも似とるなぁって思った曲があるんで出てきた曲も入れながら簡単に表したいと思います。
「シンデレラガール」→「Calling」
「君を待ってる」→「君が笑えば ~Just like happiness~」
「Can’t Stop Now」→「two of us」
「FEEL LIKE GOLD」→「覚醒アイデンティティ」
上記で書いたため省略。
「Letter」→「大切なものは君以外に見当たらなくて」
上記で書いたため省略。
「Song for you」→「未来」
上記で書いたため省略。
こんな感じかなと。それぞれの曲にそれぞれの良さがあるんで一概に似とるっていう括りで片付けたくないんですけど、「あの曲のあのフレーズが似とるなぁ」って思ったんで挙げさせていただきました。案の定あるなぁっていう印象です。
flumpoolが好きな自分としては上記で挙げた曲を聴いとった慣れっていうのもあってキンプリのアルバムも最後まで聴けたんかなって思います。いやぁ、どっちも最高っすね。
因みに、「君を待ってる」の作詞を担当した高橋優とはアミューズで同じ釜の飯を食べとった戦友でした。先日退所されましたが。
最後に
初めてジャニーズのアルバムについて書き切りました。17曲収録されとるっていうことで最初は聴くのが大変なんやろうなぁって思っとったんですよね。実際に聴いたらそんなことなくて、寧ろ聴きやす過ぎてツルツルいけたんすよね。そうめんかっていうくらいでびっくりでした。
最初に書いた通りで、曲の振り幅が広くて固定されないジャンルも相まって案の定とんでもないアルバムが誕生した感じがしました。ここ最近はキンプリのアルバムしか聴いてこなかったんで、他のアーティストのアルバムを聴くことに寧ろ抵抗感があります。なのでジャニーズに入ろうと思いました。嘘です。
このまま推しを見つけようと名古屋駅近くの近鉄パッセにあるタワレコのキンプリコーナーをマジマジ見てこうと思います。
そんなこんなでニベアは飲み切りましたかね??
僕はこれからバーをハシゴしに行ってニベアカクテルを飲んで来ます。
※ニベアは飲み物ではありません。