吉澤嘉代子の女優ツアー2019を観てMajiでKoiする5分前
平成31年の3月は6日。場所は名古屋市芸術創造センター。新栄町駅の1番出口を出て3分した所に位置するのが本日の会場。あっちゅう間。
開演5分前にいつもお世話になっている音楽仲間の友人と会場に入る。その時流れてたのが広末涼子の「MajiでKoiする5秒前」で、(いや、5分前やから5繋がりでこの曲流したんかなぁ…)って内心思ってましたね。
MajiでLIVE始まる5分前
5分前が通り過ぎて19:00。ピッタリに場内アナウンスが流れたんすよ。開演時間なんて目安やからこのピッタリのアナウンスに油断が撃ち抜かれたんです。で、演者が登場して、
「弓木ぃぃぃぃぃぃ!!!」
って弓木さんを観て心の中で叫んでしまいました。そして無事に溶けました。終わり。(めでたしめでたし)
そして最後に弓木さんじゃなくて本日の主役の吉澤さんが登場。1人だけ違う雰囲気というか、赤いドレスを着ていたという事もあってオーラを放っていましたね。それに目を見張ったわけです。はい。
まるで劇団四季
今までの観てきたLIVEは座るより立つ「スタンディング」のスタイルがほとんどで、掛け声などの「コール」がほとんどあったんですね。
それが!なんと!無くて!
でもあっという間に時間が過ぎました。後から21曲をやったと聞いて「え、ええ!」ってなりましたもんね。あっという間ですよほんとに。
そして本題に戻るんですが、あっという間という感覚にさせたのがミュージカルのような進行だったんです。1曲目から本編最後の曲までの第1部がもろそれで。曲間もほとんど無く、あったとしてもナレーションと吉澤さんの掛け合いだけ。だからMCもなく劇のように進行していったのが本題な訳です。まるで劇団四季。
吉澤嘉代子×弓木英梨乃=反則
あれは「洋梨」という曲でのこと。この曲は元々デュエットソングなんですね。原曲は たなかみさきさんとデュエットしてて。
それがこのLIVEでは弓木さんとコラボ。2人が好きな自分としては終始ニヤニヤ。座ってる前後左右は女性で真剣に観入ってるのに自分は終始ニヤニヤ。パッと見変態やけどニヤニヤ。
弓木さんは異論反論なくかわいいじゃないですか。まぁそこは置いといて。吉澤さんが魅せる「THE 女の子」という笑顔。女性の笑顔はもちろん好きなんですけど、その中でもたまに垣間見える女の子・少女に戻った時の笑顔はあるじゃないですか。あるじゃないですか。(念押し) その笑顔が自分は好きなんすよ。
で、吉澤さんはそのような笑顔がこのLIVEでは多くて、特にこの曲の時は異常なくらい笑っていて。その笑顔で自分は撃ち抜かれてイチコロでした。それが7回か8回あって、まぁナナコロ~ハチコロですわね。腕を組んで歌ったりステージの端を行ったり来たりをしてお茶目に動いたり。もう至福の時間ですわ…。
かよこ「ふえーん」
えりの「アンタも駄目だったのネ」
かよこ「ふんっ あんな男、アンタにくれてやるワ」
えりの「ワタシだっていらないわよ あんたにくれてやるワ」
かよこ「うるさい!」
えりの「おだまり!」
ふたり「キー!!!」
ここの掛け合い。かわいいの他でもない。掛け合いは2人だけでなくて他人を巻き込んで。ここが一番の「えっ」ポイント。キーボードの伊澤さんを指して「あんな男、あなたにくれてやる」って吉澤さんが言ってみたり。それに反論して弓木さんが「あんな男いらない」と言ったり。謎の被害者の伊澤さん。
このセリフを伊澤さんを指したことによって笑いながらいう2人が尊くて、混ぜるな危険並の危なさがありましたね。だから反則だなぁって。
そうそう。完全な余談になるんですけど、自分はBase Ball Bearが好きでして。弓木さんがサポートギターを務めてた期間があったんです。観に行ったツアー「光源」のLIVEで弓木さんとベースの関根さんがツインボーカルを務めた楽曲「恋する感覚」という曲を演奏したんですね。
そこで初めて弓木さんの声を聴いたんです。アニメに出てきそうな声で、それがまたたまらんたまらん。その当時はあの見た目と声のかわいさと激しいギタープレイのギャップに惹かれたんです。「洋梨」を聴いた時にそれを思い出しましたね。だからこの2人の共演は反則だと長々書いてて思いました。めでたしめでたし。
アンコール明けで自分大爆発
アンコール明けのMCで話をする吉澤さん。歌う時の姿とは違ってMCに慣れてないのが分かりましたね。話す時の仕草、そこに垣間見える照れと恥ずかしさ。多分なんですけど、吉澤さんの心の中の吉澤さん(リトル嘉代子)が「恥ずかしい」を歌ってたと思うんすよ。
で、それを何となく観て感じたりしたんですね。そしたら心の中のオールドマン(リトルオールドマン)が「恥ずかしいうわあああああああああああ」ってなって心の中で大爆発。
そう言えば、「恥ずかしい」の曲の最後はエラい叫んでますもんね。もろそれです。そんだけ。
弓木英梨乃呼び方問題
そのMCでいきなり言われた弓木さんのイントネーション問題。「ゆみきえりの(↑)」と名前全体を上げ調子で言われる事が多い弓木さん。
(これを言われて頭の中に小出祐介が登場して「changes」のギターソロを弾くとこまでは想像できた)
でも弓木さん自身は「ゆみきえりの(↓)」と全体的に下げて言ってると。で、吉澤さんは「ゆみきちゃん(↑)」と上げて言ってると話してまして。文字にして分かるこの複雑さ。最終的には「今まで通りの呼び方で良いよ!」との事で終わった。いやそんだけかって思ったけど...
なんだこのやり取り!!
尊いいいいいいいいい!!!!
という2度目の自分大爆発で終わりました。
最後に。
吉澤嘉代子というアーティストでもありシンガーソングライターでもある彼女は間違いなく表現者。ミュージカルのようなLIVEの進行はそれを物語ってましたね。話す時のぎこちない感じと打って変わり、歌う時はノビノビと歌うのが印象的でした。それが最後の「ミューズ」の弾き語りで表現されて自分は吸い込まれましたし。
そんな天真爛漫かつ永遠の美少女に恋しました。
そう、入場してから開演までの時間から全てが始まったんです。それが「MajiでKoiする5分前」という話。そんなLIVE。終わり。